タンゴと異種音楽とのフュージョン4.タンゴ+フラメンコ
どちらもダンスの伴奏音楽として発展して来たと言う経緯のせいか、タンゴとフラメンコは相性が良い。スペインへはキューバのハバナを経てタンゴが古くから伝わっていたらしい。現在では.タンゴはフラメンコのジャンルの一つとして定着している。
タンゴと異種音楽とのフュージョン2.タンゴ+ファド
唄声を聴く限りではタンゴとファドは似ているようにも感じる。しかし、タンゴは貧しい移民達の心の捌け口としてのダンス用音楽として発達して来た。一方、ファドはポルトガル民族がもっとも大切に思うサウダージを歌で表現するために歌い継がれて来た。やはり全く異質な音楽なのだろう。そのためかどうか分からないが、タンゴをファドに取り込もうとする試みは少ないようだ。動画に示すのはクリスティーナ・ブランコが唄うファド・タンゴ。
初冬の六甲登山
好天に恵まれた今日、有馬から六甲山最高峰まで魚屋道経由で登り、一軒茶屋で休息。熱燗の白鹿で体を温めてから、もと来た道を辿って有馬に戻った。12月の平日とあって、ハイカーの数は少なく、往路は約20人に出会ったが、復路は延べ5人に追い抜かれただけであった。山頂付近は紅葉も散りはて、はや冬枯れの様相となり、アリマグミも殆どが既に落果してしまっていた。
タンゴと異種音楽とのフュージョン1.タンゴ+ジャズ
タンゴを聴きだしたのは17、8歳の頃。そのリズム感と哀調に魅せられた。それから約60年、今も好きな音楽は?と問われたら躊躇うことなくタンゴと答える。パソコンに向かう時に、BGMにしているのはネット音楽放送ACCUJAZZのタンゴチャンネルである。カルロス・ディ・サルリ、オスワルド・プグリエイセ、ホアン・ダリエンソ、フロリンド・サッソーネ、フランシスコ・カナロらの懐かしい演奏に触れると心が和み、先行きへの不安も忘れる事が出来る。
19世紀半ばにアルゼンチンの下町で生まれたとされるタンゴが世界的に知られるようになったのは、1925年のフランシスコ・カナロ楽団のパリ公演が大成功を収めて以降のように思われる。その頃からタンゴはコンティネンタル・タンゴとしてヨーロッパの音楽ジャンルの一つとして定着した。
タンゴの長い歴史の中で、他国の異種音楽とのフュージョンも各種試みられて来た。
ジャズではタンゴの名曲が幾つも編曲されて演奏されて来た。「エル・チョクロ」が「キス・オブ・ファイヤ」と名を変えてジャズのスタンダード・ナンバーとなったのは誰もが知るところである。
動画に示すのは、サックスによるタンゴ・ジャズ[マレーナ」の演奏。
「ゴタン・プロジェクト」のタンゴ(続)
「ゴタン・プロジェクト」はアルゼンチン人、フランス人及びスイス人のトリオで構成されている。なお、バンドの名称は1982年に数人の米国のクラシック音楽家達が発表して人気を博したタンゴのアルバム「タンゴ・プロジェクト」をもじったものらしい。
「ゴタン・プロジェクト」は2001年から2011年にかけて6枚のアルバムを出している。またその間、日本アルゼンチン、米国、イスラエル、レバノン等世界各地で公演している。
動画は、2006年に発表された「Lunatico(変わり者)」。
「ゴタン・プロジェクト」のタンゴ
タンゴの歴史は、伝統的タンゴ(クラシック・タンゴ)の時代とアストル・ピアソラ以降のモダン・タンゴの時代とに二分される。しかし現在もクラシック・タンゴのファンが多い事は、ネット音楽放送ACCUJAZZのタンゴ部門でカルロス・ディサルリ、ホアン・ダリエンソ、オスワルド・プグリエーセなどのかつて名オルガニスタの演奏やかつての名歌手カルロス・ガルデルの歌唱が頻度高く流されている事からも分かる。
一方、ピアソラ以降も新しいタンゴを創り出そうと言う試みが続けられて来た。その中で注目されるのはフランスに本拠を置く音楽集団「ゴタン・プロジェクト」の活動である。1999年に設立されてから続けているタンゴと電子音楽を融合させたモダン・タンゴが、アルジェンチンも含めた世界各地で高く評価されている。動画の代表曲「Amor Porteño」でそのユニークさが分かる。なお、題名を直訳すると「ブエノス・アイレスの愛」となる。
井山本因坊5冠に
昨日行われた王座戦第3局で井山本因坊が張栩王座を降し、新王座となった。これで本因坊、天元、十段、碁聖、王座の5冠となり、いよいよ日本の囲碁界は井山時代となった。7大タイトルで残すのは名人と棋聖だが、年明けから始まる七番勝負で張栩棋聖に井山が挑戦する。今の勢いからみて井山が棋聖を奪取して6冠となる可能性は高いように思われる。
今期の囲碁名人戦
最終局の第7局までもつれこんだ第38期名人戦は、今日山下名人の初防衛で結着した。
お定まりの名人の攻めと羽根挑戦者の守りに終始した最終局は、攻め続けた名人の中押し勝ちで終わった。TVでの武宮九段の解説では、挑戦者に疑問手があり、それ以降名人の流れとなったそうだ。
二人の棋風をボクシングに例えると、ハードパンチを繰り出すのが名人で、それに耐えながらカウンターパンチで一挙逆転を狙うのが挑戦者と言う構図であった。観戦者の多くは攻める名人をカッコよく感じ、守る挑戦者がミジメッタらしく見えたに違いない。これまで山下名人のファンを自認する人には何人も会っているが、羽根挑戦者のファンには出会った事がない。