新開店の回転寿司
昨年末に閉店した回転寿司の店が、今年になって新しい名前で開店したので訪れてみた。宝塚市は回転寿司の激戦区なのに、敢えて新装開店したからには何か期待すべきものがあるに違いないと思ったからだ。入る前に見た看板には市場直送と記されているのにも惹かれた。
店内には3人の寿司職人がいたが、1人は女性なのに違和感をもった。今まで女性の寿司職人に巡り合った経験がなかったからである。取りあえず冷酒を一本頼み、値段表を見ると300ml入りが945円とある。高過ぎるので余程の銘酒かと思ったのだが、手許の届いたのは大手酒造の普通の品だった。
横山秀夫著「64」文芸春秋社刊
64(ろくよん)とは昭和64年にD県で起こり、未解決のままとなっている少女誘拐殺人事件を指す警察内部での符牒である。身代金を奪われ、少女は死体で見つかると言う最悪の事態となり、県警が捜査本部に多数の警官を配置したものの犯人の検挙に至らぬまま、あと一年で時効を迎えようとしている。
年頭から花粉症モドキ
気がつけば、今年ももう6日目だ。相変わらず日が文字通り飛ぶように過ぎて行く。
大晦日
あっと言う間に今年も大晦日。振り返ってみて、多少の起伏はあったものの、概ね好体調を維持できたので、まずまず良い年であった。
今年は何かにつけて、昨年急死した二人の友人に思いを馳せ哀しい気分になる時間が多かったように思われる。自分が高齢になるに従って、こんな思いをすることが多くなるのは当然なのだろう。96歳で他界した母の晩年の『長く生き過ぎたため、同級生もすべていなくなり、町内の親しかった人もみんないなくなった。寂しくてたまらない』と言う言葉が思い出される。
和田竜著「のぼうの城」小学館文庫
野村萬斎が主演して映画化されたベストセラー小説。
城代家老の嫡男ながら、生来の不器用さのために武芸はからきしだめで乗馬さえ出来ない。身体だけは人並外れて大きいが、表情は極端に乏しく歩き方ものそのそしている。そんな様子から領民たちに「のぼう様」と呼ばれる成田長親が主人公である。「のぼう」は「でくのぼう」の略で蔑称とも言うべきネーミングなのだが、当人は「のぼう様」と呼ばれても意に介する風は一切ない。彼の趣味は農作業なのだが、農民たちは彼が手伝うのを敬遠する。彼が植えた苗は全て植え直しが必要となり、彼が踏んだ麦は押し潰されて枯れてしまうためだ。
頃は16世紀末期、秀吉が天下統一を果たすため、関東の覇者北条家討伐に向かった。北条家の本拠の小田原城を攻め落とす前に、大小百以上の支城を潰す必要がある。支城の一つ武州忍城攻略に向かったのは石田三成率いる二万人、守るのは「のぼう様」を総大将とする5百人。開城を求めて訪れた三成の軍使に、「のぼう様」は『戦いまする』と宣言する。一挙にすり潰そうと襲いかかった三成軍は緒戦に敗退し、巨大な堤を築いての水攻めに転じる。忍城は水没寸前の状態となるが、「のぼう様」が命懸けの奇策で破堤に成功する・・・と言った筋書きである。
タンゴと異種音楽とのフュージョン10.日本製タンゴ
日本でタンゴのレコードが初めて発売されたのは昭和7年らしいが、それ以降愛好者が激増したようだ。それにつれて、古賀政男や服部良一ら有名作曲家もタンゴを発表するようになった。日本人作曲家の作品はコンチネンタルタンゴに近い。
動画は昭和10年代に歌われていた日本製タンゴ。リズムはタンゴだが、歌の中身は完全に歌謡曲そのものである。
タンゴと異種音楽とのフュージョン9.タンゴ+シャンソン
タンゴと異種音楽とのフュージョン7.タンゴ+ジプシー音楽
世界を流浪する少数民族のジプシー(ロマ)は、彼らの持つ固有の音楽と行く先々の世界各地の音楽とを融合させて来た。タンゴとのフュージョンも見事である。