《オリジナルズ》season4
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*レビュー内のOr'sは→今作《The Originals》の省略。TVDは→スピンオフドラマOr'sが派生した本家作品《The Vampire Diaries》の省略→TVDレビュー *~*~*~*~*~*~*
───①からの続き──
ここに抜粋する台詞は正しくない場合があります
さて、そんな2ヶ月の間に2回視聴したにも関わらず、ザル頭で記憶ダダ漏れ状態での視聴になったseason4ですが、またまた泣いてしまうシーンが幾つもありました
先ずは、マルセルに捕まり地下に監禁されてるクラウスと、幻覚カミーユの会話
クラウス『こんな姿見せたくなかった。*俺に言ってくれたよな。娘を導く光になれると。だが周りは俺の死を望むヴァンパイアばかり、息子と呼んだ男に、ここにぶち込まれた。光ににはなれない。俺は生身の闇の存在だ』
この俺は生身の闇の存在って台詞、後に登場するOr's史上最強にして邪悪な存在であるホロウを前にしたら『クラウスなんて、全然闇じゃないよー。カミーユが言うように貴方は光なんだってー』って言いたくなる台詞
カミーユ「貴方が家族を救ったのよ。貴方が時間を稼いだから皆目覚めたのよ。リンクは切れた。感じているはずよ。目覚めた家族が貴方を放っておく訳ない」
クラウス『ここに来たらマルセルはイライジャを殺す』
カミーユ「だったら、貴方がここを出なきゃね」
──この会話の間、横たわりながら、指で地面をイジイジしてるクラウス──そんなクラウスの髪を優しく撫でるカミーユ──
↓下線の「マイケルもそうした」のは、season2でダヴィーナがマイケルを山小屋に匿っている所にクラウスとカミーユが向かった時の事を言っている
カミーユ「(パパテュンデの)ナイフを抜けば自由になれるわ。マイケルもそうした」
クラウス『その名前は聞きたくない』
カミーユ「あっそ。娘ならいい?ホープはこの外にいるのよ」
クラウス『この穴蔵に入ってからずっと考えてる。だが会えない』
カミーユ「会わないだけでしょ?この5年、貴方は家族を守る為、ここでじっとしてるしかなかった。どんなに苦痛や孤独を感じてもね。でももういいのよ。娘が待ってるのに出ようとしないなんてナイフが問題じゃないみたいね。私の説聞きたい?」
クラウス『止めても話すんだろ』
カミーユ「ホープに会うのが怖いのよ。大きくなったあの子に嫌われたら、モンスターだって思われるのが怖いの」
クラウス『娘が俺を見たら直ぐに腕の中に飛び込んで来るはずだ。俺の愛情を直ぐに感じるはずだ。ホープの為ならなんでもする』
カミーユ「父親はみんなそう言う。でも、どうするの?ホープが友達とケンカして傷ついたら?」
クラウス『傷つける奴は殺す』←流石クラウス😁
カミーユ「(ハァ/ため息)素敵ね。そんな事をしたらホープが父親を見習ってモンスターになるわよ。それが怖いの?ホープが暴力の連鎖にハマってしまうのが。それが恐ろしくてここを出る気にならないのね」
クラウス『いい加減にしてくれ。バカバカしい』
カミーユ「クラウス認めて。ホープを傷つけたくないからここにいるの?家族を救った英雄でいられるから。でも、現実では…」
クラウス(被せるように)『現実では、君は俺の腕の中で死んだろ!そんな女の戯れ言など聞くか!俺の幻想なら消せるはずだ…消えろー!』
──と目を瞑り、再び目を開けるとカミーユはいなくなっている─そして、自分の胸の中のナイフを探るクラウスは苦しくなりカミーユの名を呼ぶ──
クラウス『カミーユ!カミーユ!!』
──現れるカミーユ──
カミーユ「居るわよ。まだ認めないつもり?」
クラウス『助けてくれ』
カミーユ「ナイフは抜いてあげられない。だって私はここにはいないの。恐れに向き合うしかないのよ」
クラウス『いいさ、認めればいいんだろ(ホープにとっての自分は)マイケルや、マルセルが憎むようになった父親(自分)のように俺はなりたくない。いっそ、伝説になった方がいい。ホープは俺がいない方が幸せだ。満足か?それとも、もっと俺を追いつめたいか?』
──クラウスの肩を抱き寄せながら──
カミーユ「親は失敗を怖がるものよ。まぁ良い親はね。ホープには貴方が必要なの。」
クラウス『ヘイリーが守るさ』
カミーユ「勿論、それはそうだけど。父親がいないのは寂しいわ。私を見て…確かに歴史は繰り返すわ。気をつけないとそうなる。だからこそ愛する娘の為にそれを変えてみるのよ。自分の為にも」
──そこへ助けに現れるイライジャ、ヘイリー、フレイヤ──自力でナイフを抜こうとするが苦しくて止めそうになる。
カミーユ「貴方なら出来る。ホープが待ってるわ」と励ます。叫びながらナイフを取り出すクラウス──
カミーユが言うように、クラウスが、皆が目覚めた事を感じていたにも関わらず、体内のナイフを抜かず、監禁されてる場所から出ようとしなかったのはホープにどう思われてるか知るのが怖かったんだと思う。
それに、自分がどんなに頑張ってもマイケルから認めて貰えず、良き父、否✋普通の父親像すら解らないまま大人になってしまい、傷つけられるくらいなら、自分が先に傷つけたり、暴力で抑えつけたりしてきた人生だったから、5年前までの、話しかけても話し返す事のない赤ちゃんのホープになら親として接する事が出来ていたクラウスだけど…
5年経ち、会話が出来るようになっているホープ、自分の考えを主張出来る年齢になってるホープ、クラウスが言った事に対して異議を唱えられる年齢になってるホープ…
それらを想像すると、自分から会いに行けずにいたんだろうと思うと、本当に悲しく辛くなって泣かずにはいられなかった
カミーユが幻覚として現れた時に、結局は貴方が作り出した幻だから…みたいな事を言うんだけど~
って事は、それってカミーユの台詞ではあるけど、全て自分(クラウス)の深層心理が言わせてる台詞って事なんだよね?
たま~に、自分の中の天使👼と悪魔👿が会話するシーンってあるじゃないですか?
クラウスとカミーユの会話みたいになってるけど、実際は、天使クラウスと悪魔クラウスの会話って事なんだろうね~
私は断然、クラミーユの会話の方が好きだから、この演出で良かったですけどね❤️
地面を指でイジイジしながら横たわるクラウスの髪を優しく撫でるカミーユのシーンなんて(///∇///)💕( ´ 艸`)❤️ってなったし
それと、カミーユが言った
「だからこそ愛する娘の為にそれを変えてみるのよ。自分の為にも」だけど…
クラウスは、season3でも既に、以前の頭ごなしに暴力で解決したり、自分の意見と食い違う人に対しては言い伏せちゃうような事はせず、相手の話を聞いて相違がある場合は、会話で解決法を探そうとするようになってきてたよね
──③へ続く──