★出版不況なのに続々参入!なぜ「ひとり出版社」が増えているのか?・・・・・不況と言われて久しい出版業界。出版社や書店の倒産・廃業が相次ぎ、特に書店は25年前と比べて約半分の1万店ほどにまで減っている。
一方で、一個人が運営する出版社が各地で増えている。その多くは兼業で、年に1~2冊といったゆるやかなペースで本を出し、書店などで流通させる。そうした、「ひとり出版社」を商う人は、筆者の知り合いにも何人かいる。印刷や宣伝など費用面で大きなリスクを負いながら、「本の売れない時代」に挑むのはなぜだろうか?京都市で「UEMON BOOKS(ウエモンブックス)」を運営する熊谷聡子さんを訪ねた。
注目するもう1つの販路が「文学フリマ」。一般社団法人文学フリマ事務局が運営する、書籍の即売会だ。発足して20年余りの歴史を持ち、東京・大阪といった大都市だけでなく地方都市でもたびたび開催。通常は1日限りのイベントで、出店ブースも机とパイプ椅子の簡素なものだが、多くの個人や小さな出版社の作品が一堂に会する。少部数を販売して、またたく間に完売するなど成功事例も多い。
ひとり出版社は、「大きく儲かる」というレベルに到達するのは難しい事業だ。それでも参入が絶えないのは、「自分の作品を生み出す」こだわりが理由の1つなのだろう。市場規模は減少しても、本という文化は決してなくなることはない。多くのひとり出版社の存在が、この文化を下支えしていくはずである。
~出典:@DIME~
※本がもたらす文化 読み継がれていきますように❣
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