輪違屋糸里
石川サンから借りていました小説を読み終わりました。
浅田次郎著「輪違屋糸里」(全2巻)でございます。
「壬生義士伝」に続き、新撰組ネタの話で、幕末好きの私と致しましては
とても興味を持っていた一冊です。
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少し変わった新撰組ものでございます。時代的には、壬生浪士組が
結成されたあたりから、芹沢一派が粛清されるまでが描かれています。
本の題名から、この「糸里」が主人公の物語と思い読み始めたのですが
どうもそんな感じでもありません。最後は、芹沢鴨が斬られ話が
終わるのですが、芹沢鴨が主人公でもありません。斬った側の土方歳三も
違います。結局、読み終えた今も、誰が主人公だったのかわからずって
感じです。ていうか、主人公のいない小説だったという気がしています。
新撰組を描いた話では、新撰組の悲哀がよく題材とされていますが、
この小説では、「新撰組の悲哀は彼らの人生だけではなく、彼らを取り巻く
人達の間にもあった」という事がこの小説の題材であったように感じます。
そうであったとしたら、この物語の主人公は、この時代と京の町だったように
思えます。「糸里」は、その中の一人という事でしょう。
この小説の中に、「菱屋のお梅」という女性がでてきます。芹沢鴨と恋仲になり
最後は、芹沢鴨と一緒に斬られて死んでしまいます。誰がかわいそうかって
この女性が一番の悲哀です。小説の題は「菱屋お梅」の方がしっくりくる
感じです。ちなみに「糸里」は島原の天神です。天神って言葉も、この本を読み
初めて知ったのですが、島原で太夫になる前の身分のようです。
芹沢鴨が嫌いな人は多いと思いますが、この本読むと結構好きに
なってしまいます。
今日は早起きして、朝7時くらいから自転車
に乗ってきました![]()
天気予報を見ると快晴
となっていましたので、昨夜のうちに空気いれたり
オイル塗ったりとメンテをしましたデス。糸島方面を16kmほどですが、
むっちゃ久しぶりだったせいもあり、結構疲れましたデス。
メガネかけないといけないのでサングラスできないのがツライです。
てか、間抜けな感じです![]()
またまたコンタクトレンズストップ命令
早朝より眼科に行って参りました。診断結果はアレルギー性の結膜炎との事。
またまた「コンタクトレンズの使用ストップ命令」を貰ってしまいました。
この前行った眼科の先生が、むちゃくちゃ怖かったので、今日は違う眼科に
行ったのですが、こちらの先生にもこっぴどく怒られてしまいました
言われたことは前の先生とほとんど同じで、「あんた失明しますよっ
」
「コンタクトレンズつける資格はないね!
」って感じです。
何故か先生に謝りまくってしまった私です。
「あんたの眼の事だから別に誤って貰わなくてもいいけどね」って言われて
しまいましたデス![]()
コンタクトレンズを着用しはじめて丁度20年ほどです。今まで特に問題も
なく使用できていたため、少し侮っていたのかもです。しかし、今回ばかりは
まじ反省しております。今後は3ヶ月に一度は確実に検診受けるように
しようと心に誓いました。
今使用しているレンズが、購入後3年ほどたちますので、同時に新しいレンズを
購入したのですが、最初、眼科の先生に「あんたには売れないっ」って
断られてしまいました^^;
「治るまで着用しませんから・・」「3ヶ月に一回必ず検診に来ますから・・」
とお願いし、なんとか売って貰う事ができました。先生、約束は守ります。
購入したコンタクトレンズは、メニコンの「メニコンZ」です。酸素透過性が
とても優れているようです。眼に優しいレンズでございます。
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明日は「母の日」ですね。みなさん、お母上様に何かプレゼントなどされました
でしょうか?私は、母の誕生日は忘れてしまうことがあるのですが、
「母の日」だけは、おそらく20年ほど続けて何かプレゼントをしております。
昨年は、少し奮発してデジカメを買ってあげたのですが、母なりに使いこなして
いる様子で、自分で撮影した写真をブログにアップしたりなどしております。
良いプレゼントになったみたいです。そして今年は、ゴールデンウィークの
帰省時に、帽子を買ってプレゼントしてきました。本人の希望でございます。
まあ、これから暑くなってきますので、活躍する場面も増えるかもですね。
67歳の母でございます。 かぶっている帽子が「母の日」のプレゼントで
ございます。
GW明けの1週間
金曜日です。GW明けの一週間が終わりました。やはりいつになく疲れたっス。
今日の午後からは正直全く頭が動いておりませんでした^^;
目の調子が悪いこともあるかもですが・・・(言い訳^^;)
今週から新人の黒田君(もう2年目か!)が、ボクらの仕事に参加しました。
経験のない詳細設計からのスタートで、不安そうな表情でやっていましたが、
まあ今週は予定をしっかりこなしたって感じです。なかなか頑張っていた
ように思えます。技術的には、当然これからですが、物事を理論的に考えて
いく力があるようで、吸収の早いタイプかもしれません。今週は単純な
バッチ処理が中心でしたが、来週からはそれなりのロジックがある
プログラムの設計です。SQLも難しくなってきます。よりしっかりと考え
詳細設計できる力を身につけていって欲しいですね。
話かわりますが、昨日、会社の机を整理していた時に、懐かしいものを
見つけました。私が入社間もない頃に書いていたマンスリーレポートと
年間レポートです。多分捨てきれずに残していたのだと思います。
10数年前の自分が書いたレポートを久しぶりに読み、この仕事に多くの
希望を持っていたあの頃の自分を思い出しました。自分で読んでいて
少し恥ずかしくもありましたが・・・。ブログにそのままレポートの内容を書いて
私が新人時代に考えていた事を紹介しようかとも思いましたが、やはり
恥ずかしいのでやめておきます。
自分自身驚いた事を1つだけ書きます。それは、レポートを書いた新人時代も
このブログを書いている今も、SEという仕事にとって大切だと思っている事が
かわっていなかった事です。もちろん、さすがに私も10数年経てば少しは
成長しておりますので、大切と思うことが増えてはいますが、その中でも
最重要と感じる事の1つは、どうも新人時代から変わっていないようです。
そういった意味では、この10数年間、同じ考えの下に仕事をやってこれたの
かもしれませんね。
入社した頃は、自分が40歳になる日がくるとは夢にも思っていませんでしたが
その40歳まであと数日です。こんな事でいいんだろうか?
情報処理技術者試験制度変更?
情報処理技術者試験の大規模な見直し案が検討されているようですね。
経済産業省に検討委員会が設置され、数度の検討が行われその概略が
かたまってきた様子です。
以下は、経済産業省のHPにある報告書
「高度IT人材の育成をめざして」からの抜粋でございます。
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■共通キャリア・スキルフレームワークとの整合化を図る。
■2008年度秋期試験から実施することを目標とする。
基本構成
エントリ試験:
職業人として情報技術に携わる者に最低限必要な基礎知識を問い、
情報工学系のみならず他の理工系や文系履修者も含めて、
職業人として1年生が共通に備えておくべき基本的な知識を測る。
合格者は、キャリアフレームワークのレベル1相当とする。
在学中からの受験を促進し、就職活動におけるパスポート機能も果たす。
現行初級システムアドミニストレータ試験を発展的に解消する。
CBT(ComputerBased Testing)方式により実施する。
現行の合否制に加えて点数制を導入することを検討する。
基礎試験:
高度IT人材をめざす者が成長するために必要な基本的知識・技能を問い、
実践的知識を身に付けた情報工学既習者が合格する水準のものとする。
合格者は、キャリアフレームワークのレベル2相当とする。
現行基本情報技術者試験を改組する。
ミドル試験:
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能を問い、高度IT人材としての
方向性を確立した者を対象とする。
合格者は、キャリアフレームワークのレベル3相当とする。
現行ソフトウェア開発技術者試験を改組する。
試験区分については、同一区分によりカバーしようとする対象範囲が広がり
過ぎた場合等、必要に応じ、区分の見直しを行う。
高度試験:
高度IT人材に必要な情報技術及び業務に関する高度かつ専門的な
知識・技能を問う。
合格者は、キャリアフレームワークのレベル4を獲得する候補とし、
レベル4判定に際しては、試験の結果に加えて実務経験の実績を確認する。
現行高度試験を改組し、以下の7つの人材類型等を踏まえた試験区分とする。
なお、9つの人材類型のうち、マーケッタ、クリエータ、ビジネスサポータについては、
今後、共通キャリア・フレームワークの精緻化を図る中で、あらためて創設の
是非について検討を行う。
◇ ストラテジスト
企業の経営戦略(ビジネスモデル)、または企業活動における特定のプロセス
について、ITを活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・
提案する。また組込システム製品については、対象製品におけるソフトウェア
を活用した新たな価値実現の基本戦略を策定・提案する。
◇ システムアーキテクト
ストラテジストによるIT基本戦略の提案を受け、ソリューションを構成する
と共に、組込システム製品の開発に必要となる要件を定義し、それを実現する
ためのアーキテクチャを設計する。また、システム化要件を整理し、システム
開発を主体的に実施する。
◇ プロジェクトマネージャ
システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画の作成、必要と
なる要員や資源を確保し、予算、納期、要求品質について責任をもって
遂行する。
◇ テクニカルスペシャリスト
(ネットワーク、データベース、組込システム)
求められたシステムについて①ネットワーク、②データベース、又は
組込システム製品に関係する固有技術を活用し、最適なシステム基盤の構築や、
アプリケーション、組込システム製品の設計・構築・製造への支援を行う。
◇ ITサービスマネージャ
構築されたシステム及び製品について、安定稼働を確保し、
障害発生時においては被害の最小化を図ると共に、継続的な品質管理等、
安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う。
◇ セキュリティ
セキュリティが求められる情報システムの計画・設計・構築・運用において
セキュリティ機能を支援し、又はセキュアな開発プロジェクト環境を整備する。
◇ システム監査
被監査対象から独立した立場で、情報システムや組込システム製品を総合的に
点検・評価し、監査結果をトップマネジメント等に報告し、改善点を勧告する。
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私の持っているシステムアナリストは、上級システムアドミニストレータと
統合され、「ストラテジスト」となるようです。ちなみに、ストラテジストの
意味は、「投資戦略立案者」って感じです。IT技術者も、より経営戦略に
近づかなければならないって事でしょうね。
まだ企画段階で、最終決定はしていないようですが、おそらくこの方向性
なのでしょうね。となると、今年の秋期試験と来年の春期試験は、
受験を悩みますね。特に統合される、シスアナと上級シスアドは
かなり微妙な感じがしますね。
PMPの認定証が届きました
本日会社のほうにPMPの合格キットが届きました。合格日翌日にPMIより、
「合格証が私に届くまでに8週間ほどかかる」というふうなメールが来ていたの
ですが、約20日で届き少し驚きです。
早速会社で開封してみましたが、中には認定書とバッチ、CD、そして、
なんか英文で書いているw手紙が入っておりました。
とりあえず、これでPMP受験にまつわるすべてが完了です。
嬉しいというかホッとしましたです。
PMP認定書でございます。
こちらが、バッチでございます。いつつけるんだろうw
OracleMasterやMCPでもバッチとか貰った気がしますが、
どこに行ったか不明です^^; これはなくさないようにしなければ
しかし今回は、良い資格に挑戦しました。ホントそう思います。
合格できた事はもちろん嬉しいのですが、プロジェクトマネジメントについて
体系的に学べたことが何より良かったと感じています。
この仕事を続けていく以上、ボクにとって間違いなく大きな資産です。
まあ、カメラマンになるには全く関係ないのですがw
さて、次はどうしましょうか?
勢いで、情報処理技術者試験の「プロジェクトマネジャー」に挑戦するのも
良さそうです。本質的には同じはずですし、情処がPMBOKを非常に意識
しているという噂も聞いています。多分、今年が一番合格しやすいはず!
少し考えてみますです。


