てっちゃんのブログ -91ページ目

ベストマシンの選択




 僕が敬愛して止まないnamesanと、「1台で全てをカヴァーするマシンは?」と話した事がある。モーターサイクリストは同じバイク乗りでもそれぞれ趣味と用途によって選ぶマシンが千差万別。通勤メインの人もいれば、サーキット走行が好きな人もいる。林道奥地まで入り込むライダーもいれば、僕の知り合いでイジるのが好きでピッカピカに磨いてそれほど乗らない者もいる。

 





 免許取得のきっかけは、TVで見たWGP!知り合いがWGPマシン譲りのRothmansカラーのNSRで颯爽と乗り着けて来たのがそれ。でも自分にはそんな才能は無いし、危険だし。無理して転倒もした。ご贔屓にして下さるバイクショップで『ツーリング』の楽しみを教えてもらってから、僕のバイクの使い方は、休日にツーリング!に出掛ける事。長く走る為に余裕のある大型二輪にステップアップしたのもそのため。もし次にマシンを買い替えるなら(買い替える事が出来るなら)、何がいいだろう?百万回は頭の中で購入シュミレーションはしている(爆)

 




 長距離移動が快適に出来るようにある程度のトルクが欲しいから、排気量は1リッターはあった方がいいかな?ウィンドプロテクションがしっかりしているカウルが付いている方がいいし…荷物が積めるパニアケース付モデルも捨てがたい…でも峠に行ったら、そこそこ飛ばせるだけの軽量マシンがいい!やっぱり最高出力も重視しなきゃ!虫のいい事ばっかり頭に浮かんでは消える。毎日、株価の如く、欲しいマシンランキングは大きく変動している。

 

 現在乗っているCBR600Fも今年で9年目になる。快調だし、不具合も無い。でも僕の物欲はそこはかとなく続いて…僕の好みを兼ね備えていて、1台で全てをカヴァーするマシンを作ってくれないかなぁ~、ホンダさん^^カワサキさん^^ねぇ~、namesan!



連休の高速道路


 仕事柄、長い休暇は正月三が日、ゴールデンウィーク、くらいなものだ。お盆のツーリングは有名無実でなかなか取れない『有給休暇』を貯めて、対応している。何も休みが取れない事を愚痴るつもりはないが、どうしてもツーリングに出かける時は、混雑期になってしまう。

 だから、泊まりツーリングの時は高速道路を使う事になる。長期で休みが取れないし、遠くまで距離を稼ぐには高速道路で「時間をお金で買う」しかない。ワインディングロードが一番好きだけど、この高速道路を走るのもいい。まだ夜が明けきれていない横横道路のインターチェンジのゲートを潜り、パーキングエリアで待ち合わせ。缶珈琲を片手にお気に入りのピース・ライトに火を点ける。これからの旅の行程を想い描きながら、メンバーを待つ。次第に東の空が白んでくる…この瞬間がなんとも言えず好きだ。

 



 だが、摩天楼の谷間、首都高速から各高速道路に入るまでは『地獄』で、何十Kmも『一本橋』をやっているようなすり抜けが待っている。水温計の針の上昇とともに、イライラ感も上がっていく。よくもまぁ~、こんなに自動車を拵えたもんだ、と思うほど、クルマクルマクルマ…の列。目的地の新緑や紅葉を思い、ひたすら我慢!

 渋滞が収まってくると景色もずいぶん長閑になる。クルマの数も減り、マシンを右に左に、方向指示器を点して、海中を泳ぐイルカの様にクルマをパスしていくのは何とも言えず気持ちいい!

 



 ツーリングが終盤になり、首都圏に戻ってくる時は行きの逆で。○○料金所より30km渋滞中!なんていう電光掲示板が目に飛び込んできて、もう終わりか~!って思いながら渋滞の渦に飛び込んでいく…。でもこれもそれほど嫌いじゃない。ツーリングという楽しみを味わって、また明日から働く。そのコントラストがあるからこそ、またツーリングに出かけてしまう。


 僕にとって高速道路は『ツーリング』という非日常的な時間と、『仕事』という現実を渡している架け橋のような感じがしてならない。。





地図

ツーリングに頻繁に出かけるようになってから、地図を見る事が多くなった。中学や高校の社会科の授業中に地図帳を開いていると、先生の話はウワノソラ。日本の、世界の地図を眺めていると、行った事も無いのに、ここはどうなっているのだろう?自分勝手な風景が頭の中に浮かぶ。今から考えると真面目に授業をして下さった先生には申し訳無いが、退屈しのぎにはもってこい!だった。もし無人島に漂流して、1冊だけ本を読めたら…迷わず地図を選ぶ。それほど、地図には想像を膨らませ、しかも旅情を掻き立てる力がある。





 今は『カーナビ』なるものがあって、大気圏の向こうから、現在位置を正確に教えてくれ、この先が渋滞しているかまで、分かる。絶対道に迷わず、最短距離で目的地に到着!その上、温泉とか美味しい食べ物も検索出来ちゃう。びっくり!ただでさえ、4輪車は快適なのに、カーナビが教えてくれたルート上をトレースしているなら…なんかATSに守られている列車の運転手の気分。 




 バイクで旅に出る事が多い僕は、ライダーの定番になっている『ツーリングマップル』を愛用している。本当は机いっぱいに広げるような大きな地図を眺めたいが、旅先では大き過ぎる。このツーリングマップルが丁度いいサイズ!この地図をガソリンタンクに磁石で貼り付けて、道を探す。分岐点でどっちの道かな?、近くに温泉はある?など…ガソリンタンクの上の小さな地図をメンバーみんなが頭を寄せ合って、見る!探す!たまにヘルメットとヘルメットがコツン!と。


その度に「あ~、皆と旅に出ているんだなぁ~」と見知らぬ道端でメンバーに悟られないように、一人で陶酔しているのである。。





新しいマシンが欲しいー!

 このところ、仕事が忙しくて、趣味でパソコンを触る時間が持てなかったが、今日は自宅で以前に撮り貯めていた写真を整理していたところ…モーターショーの画像が出てきた。そんでもって、突然記事を。。。 



 先月の10日に東京モーターショーに行ってきた。モーターショーは晴海で開催されている頃から、なるべく行くようにしている。前日の呑み過ぎが祟って、出発は昼近く、首都高速を飛ばして、幕張に到着したのは、もう午後に…


 昔はクルマブースしか見なかったが、高校生になってモーターサイクルの楽しさを知ってからは、2輪をメインに見るようになった。以前から思っていたが、コンセプトモデルはこれからのモーターサイクルの方向性を示す意味でも重要だとは思うが、僕のような一般の素人ライダーからすると、もう少し現実的なモデルをもっとたくさん出して欲しいと思う。パワー至上主義、大型化、といった古き良き(?)傾向から、今は環境問題、自動化と方向が変わっていた。バイクの面白みでは、確かに無くなってきてはいるが、中には


「う~ん、これ、いいなぁ~!」


と思わせるモデルも。まだまだ捨てたもんじゃないですよ、HONDAもKawasakiも。


 個人的に特に気に入ったのは、HONDAの『CB1100F』!スクーターばっかり目立っているメーカーの戦略に「?」を投げかけていたが、あるじゃないですか、こういうモデルを作ろうとする気持ち!



 いいでしょ?このマシン。長いガソリンタンク。4気筒の良さをちゃんと表現している、流麗なエキゾーストパイプ。空冷エンジンの造形美。しっかりポリッシュされたサイドカヴァー。これ、製品化して欲しい!レーサーレプリカばっかり乗り継いできた僕、ネイキッドに魅力はあまり感じなかったけど、このCB1100Fを見た瞬間に惚れてしまった(*^-^*)



 次にKawasakiブースに移動する。実は今回のモーターショーのお目当てでもある、『1400GTR』を探す。大型二輪にステップアップしてから、ツーリング主体のモーターライフを送っているので、次のマシンはツアラーにしよう!と考えているところに、Kawasakiから出た最強ツアラーがこの1400GTRである。列の最後尾に並んで、兎に角跨ってみる(^^;






 でっ、デカイ…僕にはこの巨体を取りまわすのは、ちょっと無理かもしれない。。。長距離ツアラーだから、大きいのは分かっていたけど、実物に跨ってみて、初めてその大きさに驚いた。しかし、旅の道具としては文句無い造りになっている。電動スクリーン、小物入れ、ステアリングの高さ、そして何よりその大きなパニア!キャンプツーリングも好きだから、このパニアは絶対便利(^-^)。それにしてもその巨体。1400GTRから降りた瞬間に、再度自分には大き過ぎる、と実感した。悔しいけど。。


 いつもモーターショーは友人の「ともてん」に「加藤マン」を連れて行って、帰りに居酒屋で飲みながら、座談会!っていうのが定番だったが、今回は加藤マンが所用で来れなかったから、Kawasakiフリークの彼の為にカタログを貰いにお姉ちゃんのところに行く…





 華やかなライトを浴びている女性達。う~ん、確かに美人^^いい女だけど…この仕事も大変だろうなぁ~。何百ものレンズを向けられ、ストロボの閃光をずーっと受けて。疲れているんだろうけど、


「僕がカタログ下さ~い!」と言うと、


笑顔で渡してくれる。折角だから記念撮影をお願いして、ともてんと一緒にカメラに収まる。


外に出るともう日が沈んでいた。実はこの後、海浜幕張駅近くで、千葉県在住の旅の達人『ぺっちゃ』氏と焼き鳥屋に。僕は運転だから、ソフトドリンクのみ(><)。


まぁ、縁起物というか、とりあえずはモーターショーは必ず観に行っているのである♪




恒例の忘年会(^-^)

 昨日、僕のモーターサイクルの大先輩の方々の集まり、まぼちょく さんの忘年会に参加した!最近ツーリングには参加していないが、年末の押し迫ったこの時期の飲み会には必ず顔を出すようにしてる。


 そもそも、皆さんと知り合ったのもひょんな事から。当時僕は勤め始めた駆け出しの金融マン、正直言って仕事辞めたい、と思っていて、上司にも辞める事をそれとなく告げていて、ツマラナイ仕事が終わると、一人で居酒屋に直行!毎日呑んだ暮れ…の日々だった。


 その時、隣に居合わせたのが、まぼちょくさんのチームのリーダー。お酒を飲みながら、バイクの話をするようになってから、皆さんとツーリングに出かけるようにもなった。


 会社の連中との飲み会はどうしても仕事の延長線上になってしまうが、このまぼちょくさん達と呑んでいると楽しくて仕方が無い!みんな共通の『モーターサイクル』で盛り上がる!ついつい時計の針が回りすぎて、気が付くと、ハシゴ酒。帰り道は東の空が白んできて…




 今年も案の定、時刻は早朝5:00過ぎ…。でも楽しかった。来年は飲み会だけじゃなく、ツーリングにも参加したい!まぼちょく さんの皆さん、たのしい時間をありがとう♪