いつも子育てお疲れ様です
発達凸凹な母子分離不安っ子の
柔軟な思考をおうちで育てる専門家
発達科学コミュニケーション
玉中ともみです
今回は、思考の癖についていくつか紹介します
お子さんに当てはまることがあれば「思考の癖」がついてしまっている状態です。
お子さんの思考の癖と付き合いながらの子育て、
きっと大変な思いをされているんではないでしょうか
「癖」と言われると
接し方や環境でついてしまったと考えられる方も多いのですが、
そうではありません
子どもの発達が凸凹で、思考に癖が出来てしまうのは
脳の発達の特性の問題です
「どうして…?」「なんで?」とママが自分を責めることは
終わりにしてくださいね
思考の癖とは?
ここで言う「思考の癖」とは…「認知の歪み」というものです
認知の歪みがある状態、
子育てをしているママはもちろん大変なのですが、
子ども自身も現実と理解の間に差が開いていることで苦しんでいます
チェックできるものとして
デビッド・D・バーンズの「10項目の認知の歪み」を使って解説していきます
①全か無か思考
これは、「白黒思考」などと言われています。
例えば!創作系の課題を行うときなどに
「できないからやらない!」といったことありませんか?
完璧主義思考にも似ています
このような場合、
「間違ったら嫌」や「失敗したら嫌」
という思いが強すぎることで、
外の社会で過ごす時間には膨大なエネルギーを使ってしまっています
テストでも100点かそれ以外しかないのです
100点以外はすべて失敗のような感覚になってしまいます。
ネガティブな感情が残りやすく、
せっかくママが褒めていても、成功の記憶は残りにくいのです。
②過度の一般化
一度失敗したことに関して、「また必ず失敗する」という思考です
小さな失敗で「二度としない!」などと言うような場面はありませんか
一度がすべてになってしまう思考を持っている場合、
小さな失敗や偶発的な失敗さえ
失敗体験として記憶に刻まれてしまうことが多くあります
ママもいろんな経験をしながら大人になっています
小さな失敗なんて日常茶飯事なのに
クヨクヨ落ち込んでいる子どもを見ると…イライラしてしまったり
つい「大丈夫」「そんなこと気にしないで」
なんて言ってしまいますが、
本人は脳の発達の特性上そういう思考になってしまうので、
「大丈夫」と思える考え方や
「そんなこと気にしない」方法が分からないのです
どうでしょうか?
今回は「思考の癖」を2つ紹介しましたが、
発達の特性として、この「思考の癖」があることは
理解がなければ、とっても生きづらいことなんです
一番近くで接するママが、
まずは一番の理解者になることをお勧めしています
近くで理解してくれている人がいることで、
更に、脳の発達の特性ですので、知識を持つことで発達を促すことが出来ます
柔軟な思考に育てていくことが出来ます
毎日の声かけ、子育て対応、接し方を
発達の特性に合わせたものに変えることで
脳の発達は加速します
発達凸凹な母子分離不安っ子の
柔軟な思考をおうちで育てていく専門家
発達科学コミュニケーション 玉中ともみ