長年、超強力な放射線と高熱に晒され、原子炉がどれほどのダメージを受けるのか?
設計上「40年以上は保証出来ない」との説もあるが・・

何れにしても、危険な賭けをしてまで、老朽原発原を稼働させることはないのでは?

チェルノブイリ原発事故28年、ウクライナは賠償負担で財政危機、政情不安に
【ウクライナの政情不安は、チェルノブイリ原発事故に対する賠償負担が引き金だった。
旧ソ連を崩壊させたのも、アメリカの軍事力ではなく、原発事故だった!?

シェワルナゼ元外相は、「事故はソ連崩壊の直接の原因ではなかったが、一つの要因ではあった。」と語り、

 ゴルバチョフ元大統領は、「私の人生は、チェルノブイリの前と後に分かれる」と・・

 原発は、国家さえも破壊する、原爆を凌ぐ強力な大量破壊兵器だった。】

原発事故と金融危機に共通するギャンブル性。
【原子力産業でも金融産業でも、専門家たちは、新しいテクノロジーのおかげで大惨事のリスクはほぼゼロになっていると保証していた。事の成り行きは彼らが間違っていたことを実証した。

 リスクがあっただけでなく、それがもたらした影響があまりにも大きかったため、業界のリーダーたちが宣伝していたシステムの利点なるものは、なにもかもあっさり消し去られたのだ。

 驚くことに、日本の原発の安全指針には、『長時間の全交流電源喪失(SBO)について考慮する必要はない』と書かれている。このことについて、今も同じ考えか?と、問われた安全指針作成に関わった責任者は、今も変わらず妥当な指針だと語っていた。

 日本の国土・国民の命を賭けた、危険な賭けに負けながら、今尚、こんな戯言をいう、原子力村のような狂気?の集団を、野放しにして置けば、再び大きな過ちを犯し、大事故で日本を破滅させてしまうだろう。】


 新潟日報 2022/12/5 12:00

原発の運転期間60年超は“未踏の領域”、安全性で割れる見解
専門家「部品更新すれば可能」、「過酷事故のリスク増」
【政府が「原則40年、最長60年」と定められた原発の運転期間の延長に向け、動いている。原発は運転年数を重ねるほど放射線や熱の影響で機器や設備が劣化し、不具合のリスクが高まるといわれる。再稼働に向けた審査対応などで停止した期間を除くとする政府案では、60年を超える運転が可能になるが、当初40年を超える運転は「例外」とされ、国内の原発で60年は“未踏の領域”だ。長期運転での安全性に対する意見は専門家の...】