栄えある?土木学会・技術賞を受賞した、ぺらっぺらの「張りぼて防波壁」だが・・新たな津波想定には50cm足りず、追加対策が必要となるため中部電力は、規制委の指摘を2年以上も無視?してきたが・・

浜岡原発の津波想定、防波壁を50センチ超える22.5メートル。 2019-05-25
【2012年時点の想定21・1メートルに対し、中部電力は22メートルの防波壁を建設。
その差90センチで事足りる?とした無神経さも理解できないが・・

東海地震・南海トラフ大地震に備える?ペラッペラの張りぼて防波壁は、
栄えある土木学会・技術賞を受賞していたが、更なる嵩上げに耐えられるかは疑問。

防波堤ではなく防波壁? 堤(つつみ)と呼ぶには甘利に貧弱、だから防波壁なのか?】

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しかし往生際が悪い中部電力は、「現時点では追加対策などを検討する段階ではない。まずは審査に真摯(しんし)に対応し、基準津波の高さをきちんと策定することに全力を尽くしたい」と、追加対策を更に先延ばしする意向のようだ。

ただでさえ心もとない「張りぼて防波壁」、従前の想定20.3メートルの津波にも、耐えられるかどうか疑わしいが・・

浜岡原発停止から10年(危険すぎて)動かせないまま1兆円超がドブに・・
【そもそも、東海地震の震央に位置する浜岡原発に、建設許可を出したこと自体が間違っていたのだが・・】


 NHKニュースWEB 2021年11月29日 14時22分
浜岡原発の津波想定見直し「防波壁」超える最大22.5mの可能性
【静岡県にある浜岡原子力発電所で想定される巨大地震による津波について、中部電力は、現在の「防波壁」の高さを超える最大22.5メートルに達する可能性があるとの想定をまとめました。

静岡県にある浜岡原発は、原子力規制委員会による再稼働の前提となる審査が進んでいて、中部電力はこれまで、マグニチュード8や9の地震が起きた場合に想定される最大の津波を高さ20.3メートルとしてきました。

中部電力はその後、より厳しい条件で検討した結果、巨大地震による津波の高さが最大22.5メートルに達する可能性があるとして、これまでの想定を見直し、次回の審査会合で規制委員会に報告することを決めたということです。

現在、浜岡原発には津波対策として高さ22メートルの防波壁が建設されていますが、新たな想定に基づく最大の津波が押し寄せた場合、防波壁の高さを上回ることになります。

これについて中部電力は、「現時点では追加対策などを検討する段階ではない。まずは審査に真摯(しんし)に対応し、基準津波の高さをきちんと策定することに全力を尽くしたい」とコメントしています。】