甘利口利き大臣は、タフな交渉だったと自画自賛されたが・・
大筋は、事前協議の段階で決まっていた? その後の交渉は、すべてサル芝居
※ TPP事前協議:米国側・自動車関税は撤廃猶予、日本側・輸入車上限は2・5倍
行司役まで務め…「TPP交渉」=「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない」?自民党

 ほら吹き?甘利前大臣が仰るには、日本の交渉参加で、巨像アメリカからアリのような
経済小国群の利益が守られ?非常に感謝されたそうですが・・

 巨像アメリカのタフな交渉相手として甘利前大臣が奮闘?その自慢話のあちらこちらに 
TPP交渉の欺瞞が見え隠れ。

   日本の法律が、巨像アメリカの都合の良いよう改悪させられる?
 国民皆保険も、遺伝子組み換え規制も、狂牛病検査も・・TPPの共通ルール違反??
自国にだけ都合のいい国内ルールをTPPの共通ルールに合わせて変更しなければならず、より透明で予見可能性の高い国へと変貌していくことを要請されます

 アメリカ側の関税撤廃は15年から25年後!?
和牛は15年後、最大のメリット?自動車の関税撤廃は25年後!
TPPにより輸出先の関税はほぼ100%なくなることも決まりました。世界ブランド和牛は輸出先で大好評ですが、アメリカへの無税輸出枠も即時数十倍に広がり、15年で関税も完全に撤廃されます

自動車分野の主な合意内容
【日本とアメリカの2国間協議では、現在、日本から輸出している自動車にかけられている
2.5%の関税を25年かけて段階的に撤廃】

TPP 関税撤廃 農林水産物の8割 重要品目 3割り守れず
衆参農水委員会決議のある日本の農産品重要5品目はコア部分の関税は撤廃せずに守り抜きました。近年、米国が他国とのFTA(通商協定)を結んでいる中では異例なことです

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 甘利明・公式ホームページ
国会リポート 第320号(2015年10月14日)
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