東海地震の震央に位置し、危険すぎて動かせない浜岡原発の維持費に1兆円超!?愚かとしか言いようがない。

そもそも、東海地震の震央に位置する浜岡原発に、建設許可を出したこと自体が間違っていたのだが・・

それにしても、こんなペラッペラな張りぼて防潮堤で、20メートル級の巨大津波を防げごうとは?呆れてものが言えない。

2012年時点の想定21・1メートルに対し、中部電力は22メートルの防波壁を建設。その差90センチで事足りる?とした無神経さも理解できないが・・

浜岡原発の津波想定、防波壁を50センチ超える22.5メートル。
【東海地震・南海トラフ大地震に備える?ペラッペラの張りぼて防波壁は、
栄えある土木学会・技術賞を受賞していたが、更なる嵩上げに耐えられるかは疑問。

防波堤ではなく防波壁? 堤(つつみ)と呼ぶには甘利に貧弱、だから防波壁なのか?

福島原発事故、国立競技場、東京五輪エンブレム等で、「専門家ほど信用ならない!」と、
証明されてはいたが・・】

驚愕の事実! 浜岡原発・張りぼて防波堤に、土木学会賞(技術賞)の栄誉??
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【1500億円をどぶに捨てた中部電力にも呆れるが、
工法等が如何に画期的だったとしても、防波堤として機能しない張りぼて防波堤に技術賞を与えるとは?ブラックジョークとしてなら一級品だが・・

浜岡原発に南海トラフ大地震に備える防波堤完成!だが、いかにも薄い!!


<原発のない国へ > 浜岡原発 停止要請8年 あの時歴史は動いた!
【原子力ムラの圧力を怖れ秘密裏に・・総理も経産大臣も抗えぬ彼らの政治力を跳ね返し・・菅総理、海江田大臣には感謝しかない。「良くぞ浜岡を止めてくれた」 と・・

菅総理、海江田大臣コンビはその後も、ストレステストなどで、原発の再稼動阻止に奮闘。 結果、菅総理は総理の座を石もて追われたが・・

もし、「馬淵陣営、決選投票 野田氏に投票」 とNHKが意図的?誤報を打たなければ・・

海江田氏が総理となり、その後の野田総理に拠る自民党的悪政も行われず、
安倍自民党の政権復帰も、前原・小池・細野に拠る民進党乗っ取り事件も起こらなかった??】


 東京新聞 2021年5月14日 06時00分
浜岡原発停止から10年 動かないまま維持に1兆円超
【2011年の東京電力福島第一原発事故を受け、政府の要請で停止した中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の維持に、中電が支出した費用が10年間で総額1兆円を超えたことが分かった。津波対策費や維持管理のための修繕費などがかさんだ。14日で停止から10年となるが、再稼働の見通しは立っていない。



 11~19年度分は、中電の有価証券報告書から本紙が集計した。20年度の同報告書はまだ公表されていないため、中電に費用を聞いた。同年度は総額のみ明らかにされ、内訳は非公表。積算すると、10年間で計1兆391億円に上った。
 原発は停止中も核燃料を冷やし続けるため、制御用電気系統などのシステムの修繕が必要になる。また、下請け業者は各種点検業務などを行っており、これらの費用もかかる。
 中電は、地震や津波対策として、約2000億円を投じて海抜22メートルの防潮堤を建設したほか、非常用電源の追加や各種機器の耐震性向上などに取り組んだ。これらの支出は長年かけて分割し、毎年度、減価償却費として計上する。10年間に支出した減価償却費は、1800億円超に上った。】

 2011年5月、菅総理の浜岡原発停止要請に従うよう 、〝『フクシマ』ショック、東電が潰れる・・中部電力の生き残る道。〟と題して、ご忠告申し上げたが・・
中部電力・水野明久社長殿
【原発の運転継続で得られるリターンと、事故により発生するリスクを比較して、
      ①許容限度内の安全対策を行い、原発を運転継続させる。
      
      *安全対策が整うまで、一時的に運転停止する。
     
      ②原発の運転継続を断念し運転停止させる。
     
      ③リスク回避のため、政府に原発施設を委譲する。

現実的にはこのような選択肢があると思われる。

自社を倒産のリスクに晒し、リスクを無視して破滅を招くか、経営者としての軽重が問われるところだ。

浜岡原発は、『フクシマ』 と違い大都市にも近く、しかも東海地震、駿河湾地震の震央部に位置し、活断層の真上に建造されている。
ひとたび地震が、東海地震、駿河湾地震が起これば、大惨事を引き起こすことは間違いない。

もし、せっかくの菅総理からの助け舟に乗らずに事故をおこせば、水野明久社長は、歴史に残る愚か者として後世に語り継がれるでことしょう。】