敦賀原発の直下を貫く断層が活断層か否か?日本原電にとって死活問題。
敦賀原発「活断層」確定!? 日本原電、破綻に現実味

記録の書き換えは、敦賀原発の廃炉をどうしても食い止めたい日本原電が、会社ぐるみで?行ったと見るのが自然だが、
日本原電は、「現場の判断」で勝手に?行われ、書き換えを把握しながら「問題ない」と判断し、修正を指示しなかった?と、苦しい言い訳。

日本原電、敦賀原発の断層「生データ」無断で書き換え=規制委、審議見送り

「ごめんなさい、ずっと嘘をついてきました。 福島第一原発1号機 ほか原発一同」

ウソつきに原発任せる狂気。本当は再エネ技術で一番を目指すべきなのだが・・

「一体だれがウソをついているのか」河井元法相の買収事件で解決されていない謎

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 朝日新聞デジタル 2021年7月19日 21時30分
記録の書き換え「現場の判断」 敦賀2号機で原電が報告
【日本原子力発電の敦賀原発2号機(福井県)で、再稼働に向けた審査資料の地層の調査記録が書き換えられた問題で、原電は19日、原子力規制委員会に対し、「書き換えてはいけないという認識がなかった」などとする社内調査の結果を報告した。書き換えは現場の担当者らの判断で、経営層は説明を受けていなかったとしている。

【写真】過去の資料(右)では45.91~48.28メートル地点の地層について、「明赤灰色の未固結粘土状態」とあった観察記録が、昨年2月に提出された資料(左)では地層が固まった状態をうかがわせる「固結粘土状態」に書き換えられていた。

 同原発では、原子炉建屋直下を走る断層が審査の焦点になっている。動く可能性がある活断層と判断されれば廃炉になるため、原電は審査で活断層ではないと主張してきた。

 原電によると、2017年2月ごろ、社内の担当グループの責任者やメンバー数人と調査会社で、ボーリング調査の記述を別の調査結果に上書きする方針を決定。断層が動いた可能性を否定する記述に改めるなど、計80カ所を書き換えた。当時の上司2人や担当役員は事情を知らなかったという。「(担当者らは)修正して提出しても良いと考えていた」と説明した。

 昨年2月、規制委の指摘で書き換えが発覚。規制委は原電に経緯の説明や原因究明を求めるとともに、昨年末以降、都内の原電本店に立ち入り検査を計6回行うなどして調べている。】


 Infoseekニュース 毎日新聞 / 2021年7月19日 20時12分
原電幹部「資料書き換え知りながら修正指示せず」 敦賀原発巡り
【原子力規制委員会は19日、日本原子力発電が敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の安全審査の資料を無断で書き換えたことを受けて会合を開き、日本原電が社内調査の途中経過を説明した。日本原電の幹部が審査の途中で書き換えを把握しながら「問題ない」と判断し、修正を指示しなかったことを認めた。

 書き換えがあったのは、敷地内の地質データに関する記述。2020年2月の規制委の審査会合で発覚した。資料の書き換えや削除は計80カ所で確認されている。

 19日の会合で、日本原電側は、審査資料を作成する社員と、敷地内の掘削調査を委託した調査会社との17年2月の会議で、書き換えの方針を決めたと説明した。その意図について「資料を充実させる目的だった」と主張。当時の方針では、資料には掘り出した地層を肉眼で観察した結果を記載することにしていたが、明確に観察できない場合は、地層の薄片を顕微鏡で観察した結果を載せて書き換えることにしたという。

 さらに、書き換えの決定には担当者の上司に当たる幹部は関与しなかったと説明。この幹部が把握したのは、書き換えの方針が決まった約2年半後の19年8~10月ごろだった。この幹部は「書き換えは、新たな情報に基づく評価の更新であり、技術的に問題ない」と考え、改めるよう指示しなかったという。

 その上、社内の打ち合わせでは「(地質データに関して)ほとんど議論されることはなかった」と話した。審査資料の作成時に社内のチェック態勢も十分に機能していなかったという。

 これに対し、規制委側は「担当者の数が適正だったかなど分析が必要だ」と指摘した。日本原電は今後、書き換えに至った原因や背景について調査を続け、報告書を規制委に提出する。

 敦賀原発は2号機の直下に活断層の存在が指摘されており、安全審査の焦点になっている。】


 NHKニュースWEB 2021年7月19日 21時01分
敦賀原発2号機 データ削除上書き 日本原電“5年前から”
【福井県の敦賀原子力発電所2号機について、日本原子力発電が過去に提出したデータを一部削除して上書きし、最新の調査結果のみを記載した対応が、原子力規制委員会から不適切だと指摘されている問題で、日本原電は、資料作成を始めた5年前から上書きを繰り返していたことを明らかにしました。

上書きされたデータは、敦賀原発2号機の真下を通る断層に関する資料のうち、過去に示した観察結果の一部で、日本原電は19日、経緯を説明しました。

この中で「当時は文書と考え、修正して提示してもよいと認識していた」などと説明し、調査結果が新たに得られれば過去に示したデータを削除しても問題ないと判断し、資料作成を始めた平成28年以降、上書きを繰り返していたことを明らかにしました。

事務局の原子力規制庁からは「審査での日本原電の信頼性が上書きによって崩れた」「重要決定をしたという認識はあったのか」といった意見が相次ぎました。

日本原電の一連の対応は、来週、規制委員会の定例会合で議論される見通しです。

敦賀原発2号機をめぐっては、6年前、規制委員会の専門家会合で「原子炉の真下を通る断層が将来動く断層の可能性がある」と指摘され、日本原電が反論していますが、審議は平行線をたどっています。】