青森を なし崩しで、事実上の最終処分場にすることは許されない。
青森県を最終処分場にしない、ということは、ずっと言い続けてきましたし。そういった方向性が少しでもあったらば徹底的にやります。」と、青森県・三村申吾知事。

使用済み核燃料の中間?貯蔵施設「適合」ー地元むつ市、事実上の最終処分場化を懸念
【使用済み燃料を再処理するまでの間、一時的に保管する、中間?貯蔵施設の筈だが、その保管期間はなんと最長50年。

50年後の日本では、今は現役の原発もすべてが引退している。
つまり、最長50年保管した使用済み燃料は、行き場のない〝核のゴミ〟として、むつ市の 中間?貯蔵施設に居座ることとなる運命?なのだ。】

未公認 ”核のゴミ最終処分場” 青森県六ヶ所村
【地震国日本には、”核のゴミ”の最終処分場の適地は存在しない。

しかし非公認ながら、地震国日本の青森県六ヶ所村に”核のゴミ”の最終処分場が??

 公式には、六ヶ所村の原子力施設群は、日本各地の原発から使用済み核燃料を受け入れ、再び原発の燃料プルトニウムに再処理し、夢の高速増殖炉・もんじゅと共に、核燃サイクルの一翼を担うことになっているが・・

 しかし、夢の高速増殖炉も、核燃サイクル計画も、実現の可能性は限りなくゼロに近く破綻状態。

 そして六ヶ所村は、事実上”核のゴミ”使用済み核燃料の最終処分場に・・】

「核のゴミ」むつ市施設共用化で、関電に「助け船」ーしかし、むつ市長は面会すら拒否

「核のゴミ」最終処分場、地震大国・日本のどこを探しても適地はない。

寿都町長「核のごみ」最終処分場に応募検討ー最大20億円の交付金欲しさに・・


 MBSニュース 2020/12/18 18:15
関電の原発再稼働にも影響…電事連「中間貯蔵施設の共同利用検討」を青森県知事に説明

【関西電力など電力各社でつくる電気事業連合会は、青森県むつ市にある使用済み核燃料の中間貯蔵施設について、各社での共同利用に向けて検討に入りたいという考えを青森県の三村申吾知事に説明しました。関西電力の原発の再稼働にも大きな影響を与えそうです。

 12月18日、青森県の三村知事を訪ねたのは、関西電力や東京電力など大手電力各社でつくる電気事業連合会の幹部らです。原子力発電所から出る使用済み核燃料を一時保管する青森県むつ市の中間貯蔵施設は、現在、東京電力と日本原子力発電の2社のみが使用することになっていますが、電気事業連合会は『原発を持つ電力各社との共同利用に向けて検討に入りたい』という考えを知事に伝えました。これに対し、三村知事は次のように述べました。

 (青森県 三村申吾知事)
 「青森県にとって全くの新しい話でございます。本日は聞き置くだけにさせていただきます。国が前面に立って、地元に対してしっかりとした説明が必要だと考えます。」

 また、中間貯蔵施設からの使用済み核燃料の搬出先が明確でないことについて、三村知事は…。

 (青森県 三村申吾知事)
 「青森県を最終処分場にしない、絶対にごみ溜めにしないということは、ずっと言い続けてきましたし。そういった方向性が少しでもあったらば徹底的にやります。」

 使用済み核燃料をめぐっては、高浜原発や美浜原発などの運転開始40年を超える原発再稼働の前提条件として、関西電力が福井県知事から年内に“県外の中間貯蔵候補地”を示すよう求められていて、電気事業連合会の動きもこれを汲んだものとみられます。】