トイレのないマンション』と揶揄されながら、漫然と原発の甘い汁を吸ってきた原子力ムラ。

これは原発の電力を享受してきた世代の大きな責任だ」との梶山大臣の発言には違和感を覚える。

トイレのないマンション』のままの見切り発車を止められなかった私たちにも、責任の一端は確かにあるが、
残念なことに、地震大国日本には、原子力ムラ政府が「科学的敵地マップ」で示すような建設敵地は一か所も存在しない。
核のごみ捨て場*候補地相当数?? 国、非科学的根拠で地方に押し付け??

〝核のゴミ〟処分地=沿岸海底下が「科学的有望地」??

非科学的見地に基ずく、今回の騒動が、科学的見地に基ずく、核のゴミ処分法の再検討と、これ以上無責任に核のゴミを増やさないための議論 に結び付けば良いのだが・・

「原発のトイレ」:無策の日本と準備万端のフィンランド

未公認 ”核のゴミ最終処分場” 青森県六ヶ所村

原発廃棄物、地下で10万年隔離:莫大な保管費用、次世代に丸投げ?
【近づくだけで即死・・猛毒=核のごみを、10万年間も安全?に保管する費用は・・
想像を絶する莫大な保管費用を無責任にも
原発の恩恵を一切受けない次世代に丸投げ?? 人として許されるのだろうか?

 未来のみなさん、ごめんなさい。
なにもお返し出来ませんが、10万年間ご迷惑おかけします

 
 日本最大?の宗教団体・創価学会と一心同体の公明党は、
安倍・原子力ムラ政権とともに、原発再稼動に熱心のようだが・・】



 ANNnewsCH 2020/08/26
北海道・寿都町“核のゴミ”巡る対応で波紋広がる(2020年8月26日)



 北海道新聞 08/26 22:27 更新
寿都町長、10月以降に判断 町議や経済団体と意見聴取 「手応え結構厳しい」
【寿都】後志管内寿都町の片岡春雄町長は26日、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた文献調査の応募検討について、全町議9人と町内の経済5団体の代表と町役場で意見交換会を開いた。北海道新聞が出席者に個別取材したところ、賛否は拮抗(きっこう)しており、片岡町長は「手応えは結構厳しい」と述べ、9月中を目指していた応募の最終判断を10月以降に先送りする考えを明らかにした。

 経済団体は寿都町漁協、寿都商工会などで意見交換会は約2時間半、非公開で行われた。片岡町長によると、調査受け入れにより20億円が交付されることを踏まえて応募に前向きな意見が出た一方、「新型コロナウイルス感染拡大でどの自治体も財政は厳しい。交付金に頼るのではなく、自立する議論も必要だ」などの反対意見が出た。】

 Yahoo!ニュース・北海道新聞 8/26(水) 11:02配信
「北海道寿都を呼び水に」の思惑 梶山経産相、不安払拭に躍起 核ごみ発言
【原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定について、国は全国の複数の市町村が文献調査に応募した中から絞り込むことを目指している。後志管内寿都町が文献調査への応募を検討していることを巡り、梶山弘志経済産業相が25日の閣議後会見で知事の同意なく先の調査に進まないことを断言したのは、地域住民らの不安を払拭(ふっ しょく)する狙い。寿都町の調査への応募断念を回避し、「モデル地区」として呼び水にしたい考えだ。

 「『トイレのないマンション』という状況をどうにかして解消したい。これは原発の電力を享受してきた世代の大きな責任だ」。梶山氏は会見で、処分場がないまま原発を使うことを批判する例えを引いて、核のごみ問題が国民的課題であることを訴えた。

 核のごみを最終処分するため、国は2000年に関連法を作り、候補地の公募を始めた。07年に高知県東洋町が応募したが、住民らの反発を受けて撤回。以来、新たな応募はなかった。

 ただ、知事だけではなく周辺町村長らも強く反発し、早くも道内で分断が生じている。梶山氏は会見で、反対派の理解を得るため経産省職員を派遣し説明させる考えを示したが、あくまで要望があればという立場。「国が寿都町を狙い撃ちにしていると思われたくない」(経産省幹部)と静観している。

 こうした状況について、原子力政策に詳しい福島大の清水修二名誉教授(財政学)は「現状では手を挙げた自治体が袋だたきに遭い、地域が分断され、応募を取り下げてもしこりだけが残ることになる。それを避けるために国は、他の自治体にも申し入れ、複数同時に文献調査をして、応募自治体が孤立しないようにするべきだ」としている。】一部抜粋