お互いがお互いに依存し合う共生関係を続けてきた、電力会社と旧・保安院、
その流れを汲む原子力規制委員会。

共生関係は、原発立地自治体とも・・
「原発と共生」? 地元住民が大合唱??

検査は電力会社任せ、旧・保安院や規制委は書類を確認?し めくら判を押すだけ?
九電が検査?規制委は確認するだけ? 川内原発 きょうから「使用前検査」
【本来なら規制庁の検査官が行うべき検査を、被検者の九電自ら行い、
それを規制委が適切かどうか確認する??

 事前通告とか、度々問題視される他官庁の検査でも、そんな馴れ合い検査は聞いたことがない。
手心 加え放題の検査を、規制庁の検査官はただ傍観するのみ
結果、5月にはシナリオ通り概ね問題なし?との結論で再稼動??

 事故米不正転売事件の例のように、検査を受ける側と行う側が結託すれば
いとも簡単に「検査」をすり抜けられる。 まして、九電が自ら行う検査など・・】


福島原発事故から9年も経って、ようやく今年4月から「抜き打ち」検査できることにはなったが、
果たして、両者の馴れ合いが解消され、厳正な検査・審査が実施されるかは疑問。
原発新検査、抜き打ち、立ち入り自由に・・IAEA指摘受け、大飯で試験運用開始。
【原子力ムラの総本山・IAEAに、ナンチャッテ検査を駄目だしされ、
2020年4月から始める新検査制度の、お試し運用だそうだが・・】

原子力ムラ内には、今まででさえ、身内の筈の規制委の審査が「厳しすぎる」との不満があるようだが・・(実際には大甘な審査で多くの原発を合格させてきたが)
規制委改め推進委? 全原発の再稼動めざし 福島同型「沸騰型」審査にシフト 


 日本経済新聞より
原発検査の「緩み」防止 4月から「抜き打ち」に 検査官育成、質を左右
【原子力発電所の新しい検査制度が4月に始まる。国際原子力機関(IAEA)からの改善勧告を受けて、原子力規制委員会は日時と検査項目を事前に伝えるやり方から、検査官がいつでもどこでも入れる「フリーアクセス方式」に移行する。試運用では電力会社が長年放置したミスを発見するなど効果も出ている。原発の安全性向上につなげられるかが焦点だ。

「あれ、この配管は何だろう」。30年以上誰も気づかなかった原発での間違い…】