本来なら規制庁の検査官が行うべき検査を、被検者の九電自ら行い、
それを規制委が適切かどうか確認する??

 事前通告とか、度々問題視される他官庁の検査でも、そんな馴れ合い検査は聞いたことがない。
手心 加え放題の検査を、規制庁の検査官はただ傍観するのみ
結果、5月にはシナリオ通り概ね問題なし?との結論で再稼動??

 事故米不正転売事件の例のように、検査を受ける側と行う側が結託すれば
いとも簡単に「検査」をすり抜けられる。 まして、九電が自ら行う検査など・・

 事故米不正転売事件・wikipedia
【事故米穀は、食用の米として販売できないように、農政事務所は職員立会いの下で粉砕させたり、
倉庫等の検査などを行っていたが、結果的に不正を発見することは出来なかった。

 また、これらの検査を行う際、事前に三笠側に通告するなど、名ばかりの「検査」であったことも発覚している】

 安倍総理はじめ原子力ムラに、寄ってたかって骨抜きにされた、
自称”世界最高基準” 実態は周回遅れの安全基準

 しかも規制委は、「新規制基準を満たした原発でも事故は起きる」と、自ら認めている。

 そんな穴だらけの規制基準に合格したからといって、原発再稼動という危険な賭けが許されていいのか?
※ 原発事故と金融危機に共通するギャンブル性。

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 NHKニュースWEBより
川内原発 きょうから再稼働前の「使用前検査」
【川内原発1号機と2号機は去年、原子力規制委員会から全国の原発で初めて新しい規制基準に適合していると認められ、多くの安全対策の設備や機器が新設されています。再稼働には、これらの設備や機器が計画どおりに設置され、性能を備えているかを確認する使用前検査を受ける必要があり、九州電力はまず1号機の検査を申請していました。

 使用前検査では、九州電力が行う検査の結果を規制委員会が確認することになっていて、
初日の30日は、原子力規制庁の5人の検査官が検査方法が適切か聞き取りなど・・】一部抜粋