姿かたちが判明しているチェルノブイリでさえ、デブリの取り出し完了は500年後?
比して、在処も姿も不明の福島原発のデブリを、無謀にも年後から取り出し??

福島原発「廃炉まで40年」?スリーマイル「最長145年」チェルノブイリ「今後100年手付かず」
チェルノブイリ 核燃料除去まで500年以上・・福島原発廃炉は〝最長40年〟??
【キエフ共同】旧ソ連ウクライナで1986年に起きたチェルノブイリ原発4号機の爆発事故から26日で32年を迎えた。原発の解体、廃炉の立案を行うチェルノブイリ原発のドミトリー・ステリマフ戦略計画部長(41)は共同通信に「原発の核燃料除去まで500年以上かける方策が現実的」との見通しを語った。】

1グラム程度を試験的に取り出した後、1日当たり数キロにまでに拡大するそうだが、

1日当たり10キロを取り出せたとしても、2号機のデブリ237トンだけで 約65年、
1~3号機を合わせた880トンでは 約241年も掛かってしまう。

もし、政府・原子力ムラの非現実的計画通り 40年で廃炉完了するためには、
即死レベルの超高線量デブリを、1日60キロのペースで搬出しなければならない。

それと平行して、近寄れば即死レベルのデブリを 金属容器に封入する工程、
デブリを「乾式」貯蔵する施設の建設も同時並行で、その前に建設場所の選定も・・

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政府・原子力ムラの脳天気な技術者たちは、
この実現不可能な計画を、どんな気持ちで検討したのだろうか?

福島第1原発 2号機からデブリ取り出し 世界に例のない 超危険で無謀な「気中工法」で・・



 Yahoo!ニュース・共同通信より
福島第1原発、デブリ搬出を検討 段階的に拡大、1日数キロへ
【福島第1原発2号機で2021年中に開始予定の溶融核燃料(デブリ)取り出しに関し、政府と東京電力が、まず1グラム程度を試験的に数回取り出した後、搬出量を1日当たり数キロにまで段階的に拡大し、数年間搬出を続ける工程を検討していることが2日、関係者への取材で分かった。

 デブリ搬出の量や期間に関する具体的な検討内容が明らかになるのは初めて。ただ、形状や堆積範囲など未解明な点も多く、全量搬出への作業は困難を極めそうだ。デブリは2号機だけで237トン、1~3号機では計880トンに上るとの推計もある。】

 河北新報より
福島第1原発 デブリ取り出し「2号機から」廃炉工程表に明記 31年まで全燃料搬出
【デブリ取り出しは、政府に廃炉の技術的提言をする原子力損害賠償・廃炉等支援機構が9月にまとめた廃炉戦略プランの内容を踏襲。2号機は作業現場の空間放射線量が1、3号機に比べて低く、2月の内部調査でデブリとみられる堆積物を動かせたことから初号機として適切と判断した。

 作業開始は21年。当初はアーム型アクセス装置でつかんだり吸い上げたりして少しずつ行い、徐々に規模を広げる。取り出し後のデブリは構内の保管設備に移し、乾燥させた状態で金属容器に封入する「乾式」で貯蔵する。

 廃炉完了は事故から30~40年後とする従来の目標を維持した。】一部抜粋