迷惑施設・原発は札束で頬を叩いて押し付けられても、〝核のごみ〟の最終処分場は別。

しかし、むつ市、六ヶ所村・・青森県は、事実上〝核のごみ最終処分場〟として、
日本各地の原発から使用済み核燃料を押し付けられている。

未公認 ”核のゴミ最終処分場” 青森県六ヶ所村

【公式には、六ヶ所村の原子力施設群は、日本各地の原発から使用済み核燃料を受け入れ、再び原発の燃料プルトニウムに再処理し、夢の高速増殖炉・もんじゅと共に、核燃サイクルの一翼を担うことになっているが・・

 しかし、夢の高速増殖炉も、核燃サイクル計画も、実現の可能性は限りなくゼロに近く破綻状態。

 そして六ヶ所村は、事実上”核のゴミ”使用済み核燃料の最終処分場に・・

 強固な岩盤の地中深くに”核のゴミ”の棺が備えられたオンカロと違い、活断層に囲まれた青森県六ヶ所村、いつ暴発が起こっても不思議ではない。

 その被害は福島原発事故の比ではなく、放射能に国土を奪われ流浪の民になる可能性も・・】

高浜町長「使用済み核燃料、敷地内保管も」=県外処分の約束だったが・・
【その危険さ故、どこも引き受けてくれない〝核のごみ〟という負の遺産。
しかし、電力会社では何故か?負債ではなく資産として計上されている。

日本では、最終処分場どころか中間処分場の目途さえ立っていない。

 口から出任せで? 青森県六ヶ所村には、幻の核燃サイクル実現を前提に、
〝核のごみ〟の仮置き場の役割を担っていただいているが・・】

ちなみに、経産省が公表した非科学的〝科学的特性マップ〟では、
東海地震の震央?静岡県中西部沿岸が「最適」??となっている。
「核ごみ」処分、静岡県中西部沿岸「最適」 経産省が地図公表

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 時事ドットコムより
むつ市集約の考えない=原発使用済み核燃料-世耕経産相
【世耕弘成経済産業相は9日の閣議後記者会見で、電力各社の原発から出る使用済み核燃料を青森県むつ市にある東京電力ホールディングスと日本原子力発電の中間貯蔵施設に集約させる方向で国が検討しているとの一部報道について「そういう考えはない」と否定した。

 関西電力が福井県にある3原発の使用済み核燃料を同施設に搬入し一時保管する方針を固めたと報じられたことに関しても、「関電がホームページで事実はないと公表していることに尽きる」と語った。】


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