福島県西郷村の家畜改良センターでは、農林水産省の意を受け 7年前の平成24年には既に、牧草地での処分を開始。

牧草地の処分場化を推し進めることが、家畜改良センターの本分とは とても思えないが・・
遂に農地まで処分場に? 環境省「原発の汚染土、行き場がないから農地にも再利用しちゃえ!」

 独立行政法人 家畜改良センター
牧草地の除染等を行うに当たっての農林水産省からのお知らせ
【放射性セシウム濃度8,000Bq/kg以下の牧草の処理の一つの選択肢として、
「すき込み」があります。
すき込み後に生産される牧草の放射性セシウム濃度は著しく減少すると考えられます。
農林水産省生産局畜産部飼料課 飼料生産技術指導班
利用できない牧草は生産したほ場に『すき込む』ことができます![PDFファイル:709.6KB]

宮城県畜産試験場では2年前から内緒で・・緩緩(ゆるゆる)の暫定基準では、
放射能汚染牧草を元あった牧草地に戻せば、8000ベクレルまで すき込みが許される?らしい。

 2019年09月13日付・河北新報より
宮城県畜産試験場、2年前から汚染牧草すき込み 「説明ない」住民反発し中断
【牧草の放射性セシウム濃度は11年時点で96~1390ベクレルで、17年にすき込んだ牧草は93~313ベクレルだったという。すき込みできる国の暫定許容値は400ベクレル以下。試験場のように、生産された農地に戻す場合は8000ベクレルまで可能となる。】

昨年の南三陸町町営牧草地での実証実験は中止されたが・・
2018-08-02・南三陸町「汚染牧草」すき込み試験・・牧草地を自ら汚してどうする?

  2018年9月29日付・毎日新聞より
東日本大震災福島第1原発事故 汚染牧草のすき込み中止 南三陸町 /宮城
【東京電力福島第1原発事故で生じた放射性物質に汚染された牧草について、南三陸町は今月に予定していたすき込みによる処理を中止した。周辺住民から環境への影響や風評被害に懸念の声が出たためで、処分方法や場所を白紙に戻し、再検討する。

 同町内の汚染廃棄物は牧草(290・7トン)と稲わら(0・1トン)で、すべ…】

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  Yahoo!ニュース・東日本放送より
原発事故の汚染牧草 「すき込み」処理の実験

【福島第一原発の事故で放射性物質に汚染された牧草を土に混ぜて処理する「すき込み」の実証実験が、宮城県南三陸町で行われています。
南三陸町では原発事故で汚染された牧草が290トンが保管されていて、事故から8年以上が経った今も、敷地での保管を余儀なくされている農家には大きな負担となっています。
先月28日から町内で行われている実証実験では、汚染牧草を農地の土壌に混ぜる「すき込み」による処理方法で問題が無いかを確認します。

すき込みで処理されるのは1キロあたり含まれる放射性物質が400ベクレル未満のもので、町内の汚染牧草の95パーセントを占めます。

南三陸町農林水産課の千葉啓課長は「やっと実証実験ができる。と安全性を確認して、できれば来年度以降、各農家の負担を減らし、この南三陸町から汚染牧草をなくしていきたい」と話しています。
町では安全性が確認されれば、来年度以降、400ベクレル未満の牧草について、すき込みによる処理を本格化したい考えです。】

放射能汚染牧草を、元あった牧草地への還元?せよと奨める文書