道路、堤防、公園・・遂に農地まで?? 放射性廃棄物の捨て場に・・
昨年5月、宮城県登米市では既に、汚染牧草・堆肥を農地に還元?する実証実験が・・

農地まで、東京電力製・放射性廃棄物の捨て場にしようとは?

国交省ご推奨の放射能入りエコセメントは、皆さんの身近かにも・・

原発事故 除染土の埋め立て実証実験=脱法的処分に向け茨城と栃木で実施へ

【33万立米も溜め込んだ〝除染土〟という名の放射性廃棄物。
原発事故由来の放射能は不滅!?千葉 柏市の県立5校で基準上回る放射線量

環境(破壊)省は、本来なら製造者・東京電力が始末すべき放射性廃棄物を、

東京電力に成り代わり、合法的処分では埒が明かないと脱法的処分を検討。

埋め立ての安全性?を確認するための人体実験を実施するという。

実際には、クロをシロと言い包めるための実証実験だが・・

環境省とは名ばかり、環境(破壊)省は原子力ムラのため 日夜、 
東京電力製・放射性廃棄物の脱法的処分に奔走している。】

環境省・国交省・原子力ムラ政権の悪巧み
放射能汚染土の処分に道路・堤防を利用?環境省、除染土の再利用?実証試験へ
くぼ地が、緑地公園と称する除染土処分場に? 環境(破壊)省が検討
除染土で農地再生?? 環境省、除染土減らしに苦肉の策


 BUZZAP!より
環境省「原発の汚染土、行き場がないからもう農地の造成にも再利用しちゃえ!」
【◆原発の汚染土、ついに農地にも

具体的にはくぼ地をならす作業に1年間継続して関わる場合、汚染土1kg当たり5000ベクレル以下、1年のうち半年なら8千ベクレル以下が基準となる模様。最終的に厚さ50cm以上の別の土で覆うとされています。

ここで大切なのは、国が「工事中の作業員や周辺住民の被ばく線量が年間1mSv以下」であれば被曝させても問題ないと考えているということ。原発事故後の世界に住む私たちは既に慣れきってしまっていますが、どれだけ異常なことか見てみましょう。

 ◆そもそもの現行基準が緊急事態のもの
BUZZAP!では以前、原発汚染土の再利用基準が1kgあたり8000ベクレルにまで緩和されたことを伝えました。これ自体事故前の80倍というあり得ない基準の緩和だったのですが、その用途も厳格に規定されていたはずがグダグダにされることが決まりました。

一方、原子力発電所の解体等によって発生する金属やコンクリートを、人々が日常生活を営む一般社会で建設資材などとしてリサイクルすることを想定して作られているのが「原子炉等規制法」であり、こちらの基準は1kgあたり100ベクレル。この違いは環境省自らが作成したこちらの資料から読み取ることができます。

 ◆緊急の基準が一般化されて拡大
つまりこの時、本来の放射性廃棄物のリサイクル基準は1kgあたり100ベクレルであるにも関わらず、環境省は福島第一原発事故の対策で作られ、焼却や埋め立て処分のための基準を記した「放射性物質汚染対処特措法」の基準である1kgあたり8000ベクレルをリサイクルのための数値として持ち出して来たということ。

理由としては行き場のない大量の汚染土をつつがなくリサイクルという形で処理するためであり、そのために事故前の80倍という放射線量の汚染土をもリサイクル可能として扱うことにしているのです。

このような、なし崩しでの汚染土の利用目的の拡大の果てにあるのが今回の農地造成への利用方針であることは言うまでもありません。そもそも農業ができるようにと除染を行ってきたはずなのに、その汚染土を農業にまで使うのであれば、いったいあれだけの規模で行われた除染は何だったのかという話になります。

なお、食用作物には使わないとしていますが、これまでリサイクル基準も使用目的も後付けで変更され続けている以上、さらなる利用目的の拡大をあり得ないと考えるのはあまりに楽観的すぎるでしょう。

遠くない将来、「福一の汚染土を再利用して作られた、安全で健康的な作物」が生産され、流通することになるのかもしれません。

(編集部注:引用元の共同通信の記事では汚染土のことを「除染土」という謎の造語で呼んでいますが、これはあくまで放射性廃棄物であり「除染済みの土」との誤解を招きかねないためBUZZAP!では今後とも汚染土と表記します)】一部抜粋