政府・東電・原子力ムラは「海洋放出しかない」と言うが・・
福島汚染水「海洋放出しかない」との原子力ムラの主張は、ホント?ウソ?
福島原発の毒入り処理水、(薄めて)海洋放出に17年 専門家が試算

まず、処理水という前提が大ウソ。トリチウム以外は処理したと言いたいようだが、
ポンコツALPSは、基準値の最大2万倍放射性物質を取り逃がしている。

東京電力HP 処理水ポータルサイト


一方、海洋投棄に反対する側も、(時間切れで「苦渋の決断」を強いられるのを承知で?)馬鹿の一つ覚えのように、長期保管という非現実的主張を繰り返すだけ。
福島原発汚染水の海洋放出「反対」 全漁連 「もはや風評被害ではない」「地上で保管を続けるべき」
原子力ムラ人に、原発汚染水「海洋投棄反対」を「悪しきポピュリズム」 と言わせない為に・・

双方とも最初から、手に負えない「放射能汚染水は薄めて海に捨てる」?という、
安易な解決策?でお茶を濁すつもりだった?と、しか私には見えない。
東電流の汚染水対策?? 汚染水漏れ口を2年超放置し海へ垂れ流し!?
福島原発タンク撤去方針、その心は・・汚染水問題完全解決??汚染地下水ストレート投棄で・・

原田・前環境相は、原発()処理水・海洋投棄での「風評被害は政府が責任を持つ」??と仰ったが、では「実害は誰が責任を持つ」というのか?

原発()処理水の保管場所に限りがあるから「海に捨てるしかない」?というなら、
放射性物質と水分を分離(蒸留)すればいい。そうすれば有害物質の容量は激減、
問題の大半は解決する。
太平洋は東電のゴミ箱じゃない–しかし、保管スペースにも限りが–でも、汚染水から 水を取ったら・・

最後に残る、トリチウム水と普通の水の分離も、凝固点の差異を利用すれば、
+3・28℃で凍るトリチウム水と、0℃で凍る普通の水を分離するのは超簡単。
トリチウムは除去できない、だから海洋投棄というが・・超簡単、一瞬で分離できる方法が

元々 放射能汚染水の浄化に、ポンコツALPSで濾過という手法には無理があった。
目の細かい濾過膜では処理に時間が掛かり過ぎ、目の粗い濾過膜では取り残しが・・

しかし、どんなに目の細かい濾過膜でも、放射性物質を完全には除去できない。

濾過という手法を採る限り、今の原子力ムラの技術で、全ての放射能汚染水を基準値以下に浄化することは不可能だろう。

しかし、放射能汚染水を煮詰め水分を飛ばせば、放射性物質だけが残る。

蒸留という手法を採り、トリチウム混合水蒸気を液体に還元、後は、トリチウム水と普通の水を分離すれば、問題は完全に解決する。

甘利にあっけない解決法に、力が抜けるだろうが・・

 福島民報より
原発処理水放出妥当と韓国に伝達 規制委員長、会談で懸念示され
【原子力規制委員会の更田豊志委員長は25日の定例記者会見で、韓国原子力安全委員会トップと18日に会談した際、東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質を含んだ処理水への懸念を伝えられ、更田氏からは「制限値以下に希釈して海洋放出すべきだ」という従来の見解を示したと明らかにした。日本政府としては処分方法をまだ決めていないことも伝えたという。

 更田氏によると、オーストリアで開かれた国際原子力機関(IAEA)年次総会に合わせて会談。韓国側から処理水の扱いについて懸念が示された。海洋放出に関する従来の見解も問われ、更田氏は「その通りだ」と応じたという。】

 NHK政治マガジンより
原発処理水「漁業関係者の気持ち尊重し解決策を」農相
【江藤農林水産大臣は25日、就任後初めて福島県を訪れ、内堀知事と会談したあと、いわき市の小名浜魚市場を視察しました。

視察のあと江藤大臣は記者団に、「しっかりご意見を聞いた。答えを出さなければならない場面が近いことも事実かもしれないが、ここでなりわいを持ち、生きている方々の気持ちを尊重しながら、解決策をなんとか見いだしたい」と述べました。】一部抜粋

 毎日新聞より
悩んだ「処理水海洋放出」 風評被害は政府が責任を持つ
【環境相に就任した昨年の秋、東京電力福島第一原発を視察した。高台から見渡すと処理水を保管するタンクが1000個近く並んでいる。知ってはいても実際に見ると大違いだった。

ずっと悩んでいた
 2022年夏ごろには満杯になるという。東京電力の担当者に「いつまでやるのか」と聞いてもはっきりした答えはかえってこない。その時から、この問題をどうすべきか、ずっと悩んでいた。

 環境相としての最後の記者会見で、希釈して海洋放出すべきだという趣旨の発言をして批判を受けた。しかし、1年近く考え、批判があることも覚悟しながらも、あえて発言したことを理解してほしい。

 この問題は経済産業省で議論しており、厳密に言えば環境省は所管外だ。しかし、私は環境担当であり、原子力防災担当であり、関係省庁としては大いに関係があるので、政治家として発言することはある。

 所管外ではあってもまったく私的な発言ではない。その意味では覚悟のうえの発言だ。もちろん政治家だから何を言ってもいいわけではない。科学的な裏付けがあることが非常に大事だ。

「安全」と言うだけではダメ
 環境相時代に10人近くの専門家から話を聞いた。多くの専門家は最終的には海洋放出しかないと思っているが、責任問題になるためにはっきり言えないでいると感じた。地層注入など他の案についても聞いたが、現実的ではなかった。

 処理水は十分安全なものに処理されている。国際的な基準でも安全なレベルだ。私が力づけられたのは原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員長が「制限値以下に希釈して海洋放出すべきだ」と発言していることだ。原子力規制委員会は原発の安全についてもっとも厳しい判断をする立場だ。その委員長の発言は重い。

 もちろん「安全だから」といってそれでよいというわけではない。安全であっても風評被害は起こる。漁業者や地域の皆さんの懸念は当然だし、関係者が慎重になるのもよくわかる。だから私も悩んだ。

小泉氏とは同じ気持ち
 全国漁業協同組合連合会(全漁連)に対しても地域の皆さんに対しても、私の発言で驚かせ、心配をさせ、悩ませたことについてはまず謝らなければならない。心からおわび申しあげたい。

 私の後任になった小泉進次郎環境相の発言についても、前任者がご心配をかけたという意味はその通りであって、私も同じ気持ちだ。私に代わって小泉氏が謝ってくださったと思っている。

 ただしおわびはおわびとして、海洋放出しかないという私の考えは変わらない。論理的に他に選択肢がないと思っているからだ。

政府が責任を明確に
 風評被害が起こるのは政府の対応が信頼されない時だ。不安を起こさないためには、政府は何があっても逃げず、どこまでも責任をとると事前にはっきり言うべきだ。経済的なことも含めて国がしっかり担保することが、不安を持つ人たちへの責任の取り方だと思う。いつの時点でもそうした政治の責任感がなければ、これほど重要で深刻なことは決断できない。

 国際原子力機関(IAEA)年次総会では韓国が処理水の海洋放出について懸念を示した。今、日韓関係はいろいろあるが、それとは別に隣国としての懸念は真摯(しんし)に受け止めなければならない。安全性や国際的な基準を守ることについて繰り返し説明するしかない。

松井氏の発言には勇気づけられた
 この問題の大変なところは、このまま放置しておけないということだ。いつかは誰かが決断しなければならなくなる。だれも触ろうとしない、一種のタブーになっている。

 私の発言によって関心が集まったことは決して悪いことではないと思っている。松井一郎大阪市長が処理水の放出を受け入れる可能性に言及したことには大変、勇気づけられた。

 自分のフェイスブックで陸奥宗光の「他策勿(な)かりしを信ぜむと欲す」という言葉を引用した。「他に方法は無かっただろうか? 全力で努力したが、結局他の方策は見つからなかった。あらゆる非難や批判は覚悟の上、この結論を選択した。責任はもちろん取る、いずれ歴史が評価してくれる……」という意味だ。

 海洋放出について発言した時にはこの言葉が頭にあった。これからも慎重にこの問題に関わっていきたい。】