原発ありきで、世界の潮流に乗り遅れた日本。
小国・デンマークの「Vestas」は、風力発電タービンで世界シェアNo.1!売上高1.2兆円を誇る。一方 技術立国?日本は、日立が撤退し国産メーカーはゼロに・・
風力発電タービンで世界シェアNo.1!売上高1.2兆円を誇るデンマーク企業「Vestas」
原発御三家・日立、風力発電機生産から撤退へ。「運営・保守」は拡大というが・・

外務省作成の資料には、
日本では「コストが高い」から再生可能エネルギー導入が小規模にとどまり、
結果としてコストが下がらない悪循環。
各国では大規模導入と競争原理で規模の経済によりコストを下げている。
」と、
手厳しい指摘が・・
平成29年度エネルギー・鉱物資源に関する在外公館戦略会議洋上風力発電の世界動向と日本の選択

再エネ分野では、原発さまをお守りするため? 鎖国状態?で世界に取り残された日本。
日本には、洋上風力、潮力、地熱、太陽光 どの分野でも、トップを走る潜在能力がある筈。
今こそ、疫病神・原発さま信仰?を捨て、国をあげて無限に広がる再エネの海へ出航すべきでは?
未利用のエネルギーは無尽蔵。目に見えずとも、そこにエネルギーは存在する。

原発は不要、安全性でも採算性でも。イギリスでもトルコでも・・

原発事故に学んだ中国は"再エネ"で世界市場をリード、一方学ばない日本は・・
【福島原発事故を起こした日本は原発に拘り、陰湿な"再エネ"イジメ。

一方中国は「福島原発のような事故が起これば、国家破綻を起こしかねない」と、
"再エネ"に舵を切り、世界市場をリードするまでに・・

スウェーデンでは6円の風力発電、UAEの太陽光発電は3円、
再生可能エネルギーが「高くつく」というのは、ウソか誤解でしかない。】







大手電力、洋上風力に熱 低コスト・需要見据え積極投資 開発には地元の理解が鍵に

東電HD/洋上風力発電事業を強化/国内外で各200万~300万キロワット実施

東北電力、再エネ事業強化へ。風力など200万キロワット開発

「浮体式」洋上風力の導入拡大へ、NEDOが低コスト化技術の実証に着手

戸田建設が「RE100」に加盟、2050年までに再エネ比率100%へ

JXTG、洋上風力発電に意欲 石油最大手が再生可能エネ強化

 東京新聞より
<原発のない国へ 再生エネの岐路> (3)洋上風力 追い風を待つ

【福島第一原発事故の収束という難題を抱える東電は、再生可能エネルギーに軸足を移そうとしている。洋上風力だけで原発三基分の最大三百万キロワットを目指す。一月十八日には、洋上風力の先端企業アーステッド社(デンマーク)と手を組んだ。東電の小早川智明社長は記者会見で「銚子沖での実現に、より近づくと確信している」と意気込んだ。

 先進的な英国では一七年時点で、計七百万キロワット近くの洋上風力を導入済みだ。同様に海に囲まれている日本では足踏みが続き、まだ二万キロワットにとどまる。

 原発事故後に福島県沖で始まった実証試験では、三基のうち最大の風車(〇・七万キロワット)はほとんど動かなかった。原発も手掛ける三菱重工業の製造だが、機器の不具合が続発。特注の部品交換が頻繁に必要となり、採算が合わずに撤去が決まった。残り二基を造った日立製作所も、風車の製造からは撤退する意向だ。

 大手メーカーが出遅れている影響もあり、日本の洋上風力はまだ、追い風が吹いているとは言いがたい。沖合の海域を長期間使うための法整備も、昨秋の臨時国会でようやく実現した。

 民間の事業計画で環境への影響評価(アセスメント)手続きに入っているのは全国で十三カ所、計約五百四十万キロワットで、それでも英国に届かない。業界団体の日本風力発電協会(東京)の上田悦紀(よしのり)国際・広報部長は「現状ではアセスだけで四~五年かかる。手続きの効率化が必要だ」と訴える。

 工事の面でもハードルは高い。経済産業省資源エネルギー庁の担当者は、油田開発が盛んな欧州に比べ、国内では洋上での作業経験が豊富な事業者が少ない点を挙げる。最大級の〇・八万キロワット級風車では、柱の長さが九十メートル、羽根は一枚八十メートル、重さはそれぞれ四百トンもある。これらを海に出すための港も整っていない。

 風力発電協会は三〇年に一千万キロワット、五〇年に三千七百万キロワットの導入目標を掲げる。その規模は国内の全原発(約三千八百五十万キロワット)に匹敵する。国は洋上風力について目標値を示していない。上田部長は「投資を呼び込むためにも、意欲的な目標を示すべきだ」と話した。】一部抜粋