新規制規制基準で必須とされる緊急時対策所だが、高浜3.4号機が稼働中にも拘らず、
未だ完成せず、休止中の1.2号機建屋に仮住まい中。

同様に必須とされる「免震重要棟」も、現在 設計の見直し中??
それでも何故か? 高浜3.4号機は稼働中だが・・

例外だらけ、穴だらけの新規制規制基準って??
「40年ルール」の例外?<高浜1・2号機>11カ月の審査でスピード合格??



免震重要棟については、現存する免震装置では(厳しくなった地震に関する基準を満たせず??)耐震構造への変更を余儀なくされ・・
脳天気な原子力ムラが、大地震が想定される場所に、危険を無視し原発を建てた証左。 

原発直下に活断層・・“直撃リスク”のある「17原発」


活断層の真上に敦賀原発:確信犯?自民党と原子力ムラの罪
【現在の法律では、自民党や原子力ムラの暴挙を裁くことは出来ないだろうが、
敢えて罪状を上げるなら、「未必の故意による大量殺人未遂罪”」だろうか。

 知らぬが仏の敦賀市民、福井県民だが、元敦賀市長は「いま大金を貰えるなら100年後、50年後に生まれてくる子供が全部カタワモンでも仕方ない。」との暴言を吐いている。】

 フクナワ・過去記事より
2016年1月30日 高浜原発緊急対策所の完成遅れか 1〜4号共通、関電時期明示せず
【高浜3、4号機の緊急時対策所は現在、1、2号機に燃料を装荷しないことを前提に同建屋内に設置することで原子力規制委員会の安全審査に合格しており、今回の再稼働に影響はない。ただ、関電は昨年3月に1、2号機の40年超運転を目指し安全審査を申請。4基共通の緊急時対策所が完成しない限り、1、2号機は審査に合格しても再稼働できない。】一部抜粋

2016年5月14日 高浜原発、緊急時対策所完成遅れ 1年ずれ込み18年度に
【理由について関電は「地質調査で支持地盤が予想以上に深かったため」としている。この日県庁で開かれた県原子力安全専門委員会で、工程表を示した。

免震事務棟の完成時期も17年度末から18年度中に変更した。事故時の初動対応に必要な要員の待機場所や、資機材の保管などに使う施設で、基準地震動の引き上げにより、免震装置の再設計に時間がかかるという。】一部抜粋

2017年7月17日 原発免震棟広がらず 対策厳格化耐震性が不足
【東京電力福島第1原発事故の収束作業で、現場の対応拠点として重要な役割を果たした「免震重要棟」は、10年前の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発が想定を超える揺れに襲われ、初動対応に支障が出た教訓からつくられた。電力各社は第1原発事故後、再稼働を目指す原発で免震構造の事故対応拠点「緊急時対策所」の導入を試みたが、厳しくなった地震に関する基準を満たせず、耐震構造への変更を余儀なくされている。

▽「ぞっとする」

 「あれ(免震棟)がなかったら、と思うとぞっとする」。第1原発事故当時、東電の社長だった清水正孝氏は国会事故調査委員会の参考人聴取で、そう語っていた。】一部抜粋

 フクナワより
高浜原発敷地内の斜面に亀裂 関電、周辺岩盤除去で対策
【関西電力は1月8日、原子力規制委員会の審査会合で、高浜原発(福井県高浜町)の敷地内斜面のモルタル表面に複数の亀裂が発生したことに伴う工事計画変更認可申請の概要を説明した。斜面の安定性を確保しつつ、岩盤を削り取る対策工事を実施する。

 関電の説明によると、亀裂が発生した斜面は、重大事故時の対応拠点として新設する「緊急時対策所」の付近。山を削った部分にモルタルを吹き付けて保護していたが、西日本豪雨後の昨年7月9日、モルタルの一部に最長約7メートルの亀裂が11本確認された。詳しく調べたところ、ひび割れ周辺の岩盤の形状が奥行き約2~3メートルの範囲で変化していた。

 関電は、掘削で斜面が緩もうとする力が掛かることなどから細かいひび割れが発生し、そこに雨水が浸透したことでひび割れが広がったと推定した。形状が変化した部分は地震で崩壊しないことを確認したものの、岩盤を削り取るのが最適と判断し、昨年12月21日に規制委へ工事計画変更認可を申請していた。影響が及んだ斜面約1400平方メートルを約5メートルの深さで削り取るもので、既に着工している。】

高浜原発 緊急時対策所 完成7月に 斜面亀裂 「年度内」から遅れ
【関西電力は1月8日、原子力規制委員会の審査会合で、高浜原発(福井県高浜町)の 敷地内斜面のモルタル表面に複数の亀裂 ... 関電の説明によると、亀裂が発生した斜面 は、重大事故時の対応拠点として新設する「緊急時対策所」の付近。】

高浜3・4号における緊急時対策所とその条件

高浜発電所1~4号炉 新規制基準適合性 審査に係る申請の概要について