もし、直下型地震が原発を襲えば・・想像するだに恐ろしい地獄絵。

震源が玄海原発直下なら北九州全域が、伊方なら瀬戸内海が、大飯・高浜・・原発銀座なら、京都・大阪・関西圏の水がめ琵琶湖が・・

地震調査委員会の平田直委員長
「(日本には大地震が起こる)確率が0%の地域はなく、どこでも大地震が起こる恐れがある」
「30年確率0・99%」の函館で震度6弱。熊本は7・6%だったが・・

放射能を閉じ込める〝原子炉〟という檻が破られたなら・・どんな惨劇が起きるのか?
私たちは福島原発事故で、骨身にしみて学んだ筈だが・・

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 日刊ゲンダイより
大阪北部地震で注目…活断層“直撃リスク”のある「17原発」

【17日の震度5弱(M4.6)の群馬・渋川の地震に続いて、18日は震度6弱(M6.1)の地震が大阪北部を揺らした。ともに、内陸部の活断層で発生する直下型地震だが、日本列島には、なんと2000以上の活断層が走っている。東西で起きた連日の直下型地震は、一刻も早い脱原発を促しているようだ。ところが、九電は16日、玄海原発4号機を再稼働。新潟県の花角知事は、選挙中の姿勢を一転させ、柏崎刈羽原発の再稼働容認の姿勢に転じている。

日刊ゲンダイが、全国の原発と断層帯を調べたところ、原発近くに大きな断層帯が走っていたり、敷地内にも断層が確認されていることが分かった(別表)。

佐賀県・玄海原発の周辺には、川久保断層など8本も断層帯があるが、九電の「敷地内には活断層がない」という主張がまかり通り、今年3月に3号機、先週16日には4号機が再稼働した。

 花角新知事が、任期中の再稼働を示唆した柏崎刈羽原発の敷地内には23本もの断層があり、一部は6、7号機の真下を通る。東電は「20万年前以降は動いておらず活動性はない」と言い張るが、立命館大教授の高橋学氏(災害リスクマネジメント)が、あきれてこう言う。

「そんなの詭弁ですよ。断層になっている以上、いつ動いてもおかしくありません。現在、日本列島は、太平洋プレートが北米プレートを、フィリピン海プレートがユーラシアプレートを押していて活発化しています。マグマだまりを押し出すので、火山の噴火が頻発していますが、内陸部の断層のズレも引き起こします。これが直下型地震です。今後も各地で頻繁に起こることは間違いありません」

 高橋教授によると、2000本以上の活断層というが、無名の断層も含めれば、実際には数万本以上はあるという。すべての断層がいつズレてもおかしくない。それなのに、原発再稼働に邁進とは愚の骨頂である。】一部抜粋