2兆円の持ち出しでも無理筋だったトルコ原発輸出。
3兆円の赤字が確実視される原発輸出を、強行するのは狂気の沙汰。
取らぬ狸のトルコ原発輸出=費用、想定の倍4兆円超、2兆円の持ち出しか?

原子力ムラとは一線を画する伊藤忠は、まともな判断を下したが・・
伊藤忠 トルコ原発離脱、採算割れ懸念・・官民挙げての原発輸出に暗雲

同じく巨額損失が確実視させる日立英原発、
日立英原発、即時中止なら・・損失、たったの2700億円。

三菱トルコ原発は、いくら払えば撤退できるのだろうか?

“To be, or not to be : that is the question.” シェークスピアの戯曲・ハムレットではないが、
座して死を待つか? 沈みかけた泥舟・原発を捨てるか? それが問題だ。

生き残りたければ、泥舟・原発を捨てるしかないのは明白、しかし国策には逆らえない??

悩める「原子力御三家」の命運や如何に?
日立、東芝、三菱重工「原子力御三家」は原発を捨てられるか

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リスクの塊・原発輸出=採算悪化、事故時の賠償責任からも逃れられず・・

 毎日新聞より
トルコ原発、事業費倍増 調査「5兆円」 採算性不透明、政府支援頼みか

【三菱重工業は2日、トルコで進める新型原発建設計画を巡り、事業の実現性などを調べる事前調査の結果をトルコ政府に伝えたと明らかにした。安全対策費を含む総事業費は当初計画の2倍を超える5兆円規模に達する見通しとなった。費用高騰にトルコ政府は難色を示しており、今後の交渉は難航することが予想される。

 三菱重工などが進めているのは、トルコ北部の黒海沿岸シノップの原発建設計画。三菱重工とフラマトム(旧社名アレバ)の共同出資会社「アトメア」が開発した中型の加圧水型軽水炉4基を建設し、2023年の稼働を目指している。日本、トルコ両政府が13年、アトメアによる受注で事実上合意。事業化した場合、三菱重工など参画企業が建設費を負担し、発電による利益で回収する計画だ。

 今回の調査では、耐震対策費などの増加で当初2・1兆円程度と見積もられていた総事業費が5兆円規模に拡…】