唯一の有力容疑者福島原発事故の放射能を、早々に容疑者候補から外す行為は、
テレビドラマなら、真犯人である有力者の関係者を庇う上からの圧力と相場が決まっている。

 最大の被害者・福島県民を守るべき立場の福島県庁が、
加害者の東電・原子力ムラを庇うのは如何にも不自然だが・・

 事故発生後、首尾一貫して事故の矮小化に腐心してきた佐藤前知事の言動を見れば、
福島県庁が、敵方=東電・原子力ムラの一味であることは疑いないだろう。

※ 福島で甲状腺がん、新たに子供4人:動かぬ証拠?原発事故直後は「異常なし」
  甲状腺がん:検討もしていないのに、原発事故と因果関係なしで「見解一致」??
  福島子ども甲状腺がん33人、平常の50倍!県医大それでも被ばく影響否定??

【小児の全甲状腺がんに占める割合は極めて少ない割合で、小児甲状腺ガンの年間発生率は、
人口10万人あたり約 0.2名とある。1万人に1人でも、なんと50倍に!
通常の状態では小児が甲状腺ガンに罹ることは殆どない。本来なら大人の罹るガンだ。】

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       こっそり安定ヨウ素剤飲んでいた 県立医大医師たちの偽りの『安全宣言』
 
 読売新聞・yomidrより
甲状腺がん「福島原発事故の放射線影響考えにくい」
【東京電力福島第一原発事故の当時、18歳以下だった子供を対象に、福島県が実施している甲状腺検査を専門家が検証する評価部会が24日、福島市で開かれ、これまで見つかった甲状腺がんは「放射線の影響とは考えにくい」とする中間とりまとめ案を公表した。

 県によると、検査では昨年末までに1巡目の約29万7000人の結果が確定。疑い例も含めて110人が甲状腺がんと診断された。

 案では、第一原発事故による被ひ曝ばく線量はチェルノブイリ原発事故と比べ大幅に低く、影響を受けやすい乳幼児の発症が見られないことなどを被曝の影響と結論づけられない理由に挙げた。今後は「不安解消の意味も含め検査を勧めることが望ましい」としたが、死亡の恐れが低いがんが手術される可能性など不利益も説明すべきと指摘。被曝の影響をより明確に評価できる手法の検討も求めた。】