福島県知事、東電に「健康被害の心配ない」との広報要請か?

検証 東電テレビ会議 ②「健康被害ない」と広報を

 1.51からお聞きください。

 県の担当者は「要請を行った事実を現時点で確認できない」と言うが、東電のテレビ会議映像に
動かぬ?証拠が残っている以上、今度こそ言い逃れ出来ないだろう。

 SPEEDIデータについても、文科省からメールを受信していながら、“気づかずにデータを消去した”?と、
苦しい言い訳をしていたが、意図的に隠蔽していた疑いが更に濃厚になった。

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       文科省も福島県もSPEEDIデータ隠蔽!?県、メール受信気付かず?と言い訳
【米軍にはすぐにSPEEDIのデータを提供しながら、同胞の福島県民には、意図的?に知らせずに隠蔽し、
結果として住民の被ばく被害を拡大させた事は、どんな言い訳をしても、決して許されない大きな罪だ。

 その罪を、政府、文科省、福島県の関係者は、一生背負って生きていただきたい。】

  福島民報より
3号機爆発「健康被害心配ない」 県、東電に発表要請?
【 昨年3月に起きた東京電力福島第一原発3号機の水素爆発事故直後、福島県が東電に「風向きから健康被害の心配はない」という文言を報道発表文に盛り込むよう要請していたとする内容が、同社の公表した社内ビデオ会議映像に含まれていることが、9日までに分かった。

 映像によると、東電福島事務所を通じて「次のプレス文に、これから天気は崩れる予想だが、今、北西の風が吹いており、観測された放射線から健康に被害が出る心配はない」という文言を入れたいとの申し入れがあったという。しかし、社内で検討の結果、「風向きは変化するため断言するのは危険」との判断が働き見送られた。

 これに対し、県の荒竹宏之県生活環境部長は同日会見し、「事実関係を確認したが、知事が要請した事実はなく、県災害対策本部の職員が東電に要請した事実も現段階で確認していない」とした上で、「テレビ会議の発言の背景や経緯を詳細に調査し、報告するよう東電に申し入れる」と語った。】