住民の被ばく不安を取り除き、帰還を促進するために実施した調査にも拘らず、
政府が期待した数値と程遠かったため?個人被曝線量を半年間も隠蔽した?? なんと陰湿な・・

 三年経って、原発事故直後の 克明な放射線量データが発見??されたケースもあり、
僅か半年間の隠蔽など驚くに当たらないが・・

 この調査を委託された日本原子力開発研究機構は、除染モデル事業で30数億円ピンハネ?!した、
原子力ムラを代表する札付きの悪徳組織。

 ただ、このニュースは、3月25日付・毎日新聞の記事
<福島原発事故:被ばく線量を公表せず 想定外の高い数値でとまったく同じ内容?のようだが・・

 半月以上前のニュースが今ごろ何故に?? ま、忘れやすい日本人には、原発に関する記事を
一本でも多く知らせる必要はあるが・・

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 朝日新聞デジタルより
個人被曝線量、半年公表せず 政府が福島3市村で調査
【原発事故で避難した住民の帰還政策を進める政府が、昨秋に福島県3市村で行った個人被曝(ひばく)線量の調査結果を半年間公表していなかったことが15日、わかった。

 政府は結果の説明をしないまま4月1日に初めて田村市の避難指示を解除したが、過半の調査地点で個人線量の推測値は平常時の被曝限度の年1ミリシーベルト(毎時0・23マイクロシーベルト)を超えていた。

 除染の長期目標は毎時0・23マイクロだが、達成できない所が多く、帰還を不安視する避難住民が多い。このため政府は空間線量とは別に、実際に個人が被曝する線量は低いとして、帰還する際の判断材料として線量計を配って個人線量の自己管理を提案。空間線量と個人線量の関係を調べるため、内閣府原子力被災者生活支援チームが昨年7月、放射線医学総合研究所と日本原子力研究開発機構に調査を依頼した。

 両機関は福島県田村市、川内村、飯舘村の民家や農地、学校など7種類の生活空間から計43カ所を選定。1カ所につき数十地点で空間線量と個人線量をそれぞれ測定した結果、個人の被曝線量は、空間線量の約7割の傾向にあることがわかった。】