昨日の大雨、週末には遅れた梅雨入りとのこと。
この時期にもっとも相応しい花は紫陽花。
心惹かれます。しかし今年は既に
枯れ始めています。
これから花開く若者達。
令和４年度の学生・生徒の自殺が６６３人で
また増加傾向にあります。
コロナ以降、生への歯車が狂い始めている
のかも知れません。
２０代以下でも７９６人とのことです。
「イジメ」から逃れたたかった人もあるでしょう。
関連のある業務に就いている私は、心が痛みます。
紫陽花の葉に落ちた雨粒のように
はかなく地面へ消えて行きます。
なぜそんなに急ぐのでしょう・・・。
折角与えられた命なのに。
辛かった・・・。
悲しかった・・・。
寂しかった・・・。
悔しかった・・・。
誰も救いの手を差し伸べてくれなかった。
本人しか分からないこと。
何がこのようにさせるのでしょう。
何が背中を押すのでしょう。
何が先を急がせるのでしょう。
ＧＫなる組織を作っても防ぐことが出来ません。
未然に防ぐために活動なさる方も沢山おります。
でも、なぜ・・・。
情報が本当に必要な人にはなかなか届きません。
必要な本人が見つけることが出来ません。
批判しても仕方ありませんが、結果報告では
意味がありません。
私は若い人達の集合体にある教育現場で、
もっと「死」について語りあうべきと思います。
そして、追い詰められた時の回避方法と
「生きる」という意味についても。
学校教育では「イジメ」や「自殺」については
余り触れたくないテーマなのでしょうね。
既に１０年以上前になりますが、県の障害者
職業能力開発校で「生きる」というテーマで
講話を頼まれたことがあります。
その最中に知的障害を持たれた女性が、
突然泣き出しました。
話の中身に共感して自分を置き換えたのでしょうか。
有り難いほど純粋な人達です。
「死」を選ぶ人もまた余りにも善良過ぎます。
厚顔無恥な人種がはびこる社会では息苦しかった
のでしょう。
どうか天国で、あなたらしく輝ける
魂の居場所を見つけて下さい。
就職塾 加藤 敏明
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