こんにちは 碓井です!
前回までに紹介した我が家の猫さん達
8にゃん目の反抗期のシータまでは、私が猫活動をする以前に出会った猫さん達です。
動物病院に勤めて、保護猫さんやTNRに関わる以降に
我が家を選んでくれた猫さんのお話を今日はさせてくださいね。
私は自他共に認める愛猫家ですが
猫活動を始めてからは、実は我が家には1匹しか猫さんが増えていません。
もしも私の夫があの仕事をしていたら
多分、今頃50頭は増えていると思います
1にゃんしか増えていないですが、
出会いは本当に沢山ありました。
もちろん動物病院に勤めている時にも
夫や息子はドンドン保護してきますし
私自身も出会ってしまったり、急遽保護になる事もありました。
沢山の猫さんと出会った中で
その中でただ1にゃんだけ我が家を選んでくれた子がいます。
「それがわたちなのニャ♪現在9歳、太り気味の熟女ですニャ♪」
このブログによく登場してくれる子
ショーちゃんです。
ジブリ名で統一している我が家の猫さん達。
でも、この子だけはショーちゃん。全然ジブリ関係ないです。
「仲間外れですニャ・・」
「それには事情があるのですよ~(T T)]
この子は、置き去り猫さんでした。
おばあちゃんがこの子とこの子の母猫の2にゃんと暮らしていたのだけど
亡くなってしまって。
そのおうちを片付けた息子さんが
何とこの子と母猫を家の外に出して置き去りにしちゃいました・・。
ほんとクソ息子だな!!!
じゃなくて、息子さんもどうしていいかわからなかったのでしょうかね・・。
もういい歳したおっさんじゃなくて 大人の男性なのですけど。
そこからご近所の人がご飯をあげたりしてくれていたのですが
人馴れし過ぎている2にゃんは、外で暮らすのはあまりにも可哀想だと。
このお話を聞いたボラさんは保護したい気持ちがあるけど
ボラ仲間は全員もう保護猫でパンパンで誰も預かりも出来ない・・と。
こういう時に、だから碓井さん預かってよ♪ とお気楽に言って来られる人は
私がずっと親しくさせて頂いているボラさんの中には1人もおられませんでした。
なぜなら、ボランティアさんこそが
猫さんを預かる事の大変さを知っているから。
里親さんを見つける事の大変さを知っているから。
誰にも頼めない・・
だけど、このおっとりとした人馴れした大人しい2にゃんを
地域猫としておくのはあまりにも忍びない。
本当に悩んでおられました。
ですが、このお話を伺ってすぐに
私が活動している期間に何度となく助けて下さった
猫リパブリックさんからも、猫さんを引き受けてくれるお話がちょうど出てきて
(今はそういうルートないのでお問い合わせしないでくださいね)
早速友人に2カ月間だけ預かってもらえないかと打診をして
すぐにOK貰えたので、保護に踏み切りました。
2カ月という期間を設ける意味ですが
外に暮らしている猫さんの場合は、まずウイルスチェックをします。
今日、保護してウイルスチェックをして陰性でも
本当に感染していないか?を確定出来るのは2カ月ほどかかります。
ですので、保護猫さんは
保護してすぐと、2か月後とにウイルス検査をするのが一般的だと思います。
そこから里親さんを探す。里親さんのところにお引越しなどですね。
(仔猫さんや家猫さんの場合は例外があります)
*ウイルス検査というのは、猫エイズ、猫白血病の検査です
もちろん外猫さんの場合は、保護した現場によって
病気が蔓延している場合もありますので
何か感染する病気や虫がいないか、なども含めて
2か月ほどは隔離して様子を見るのも通常だと思います。
保護猫カフェさんの場合は、感染症は厳禁ですから
2か月後あたりにお願いしますという事で
早速この2にゃんを保護することにしました。
母猫さんの方は真っ白の長毛種
この子は短毛だけどオッドアイですし
しかも2にゃんとも大人しい。 これは!!
この子たちはネコリパさんに行ってもきっと人気出るはず!と
カフェに行けるまでの2か月間
預かりをしてくれる友人も見つかり
検査も済ませて・・と
すごくスムーズに進みました。
何も問題なく、この子たちの前途は明るいと思っていました。
そこから波乱の日々が始まります・・。
「あの頃は大変だったニャア~。」
「本当に波乱の日々でしたね。」
「っていうか今日の話って、私の良さがまだ出てませんニャ?」
「だよねえ・・前置き長すぎちゃって・・アナタの事まで届きませんでした」
この子の事は長くなるので話を分けます。(←ていうか説明多くて長くなってる)
ショーちゃんがなぜ我が家を選んでくれたのか?
続きはお楽しみに♪
ちなみに息子さんには、事情を説明して
こちらで責任を持ってお預かりするので
かかる医療費は負担して頂きました。
しばらく悩んでおられましたが、きちんと払って下さったので
息子さんなりに出来る事はしてくださったと思ってます。
それでも命への責任を果たすという事には遠いとは思うけど
人によって出来る事は違うから
ボランティアさんと私は労力を猫さんの為に使い
息子さんは医療費を負担下さった。
そして、猫リパさんは里親さんを探して下さった。
こんな風にわけあえる事もあるのを知ってください。
こういう余談が多いから話が長くなりますよね
てか余談ばっかりですよね・・。
でも最後まで読んで下さってありがとうございました!
さて、この子に何が起こったのでしょう~。
今日が皆さんにとって、猫さんにとって
そして私にとっても、素敵な1日になりますように♪
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