欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪


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 アメリカの大学でプレーするトップ選手たちが、学校の垣根を超えて同じチームでプレーする機会を提供する場である大学サマーリーグ。その代表的な存在であるノースウッドリーグ(NWL)が、この度ヨーロッパで展開している「コレジエイト・ベースボール・リーグ・ヨーロッパ(CBLE)」とのアグリーメントをもとに、計6名のCBLE出身選手を受け入れることになりました。


 NWLのディック・ラダッツJr.代表は、今回の取り組みについて「これはNWLとして史上初めての取り組みであり、ヨーロッパの選手たちをサマーリーグの世界に迎え入れることができるのを楽しみにしているよ」との声明を発表。先般行われたNWLのフォールミーティングでは、参加する6選手を受け入れるチームを決定するためのドラフト会議が行われました。受け入れが決まった選手と所属球団は下記の通り(カッコ内はヨーロッパでの所属球団と出身国)。


・マルティン・アンドノフ投手(ブラゴエフグラード・バファローズ、ブルガリア)…マディソン・マラーズ

・ギリアン・ヴァンリス投手(UVV、オランダ)…セントクラウド・ロックス

・ディミトリー・シュティカー投手(ユース・オブ・モスクワ、ロシア)…ウィスコンシン・ラピッズ・ラフターズ

・マイケル・ライカーク捕手(ベルグシェンホーエク・オリオールズ、オランダ)…アレクサンドリア・ブルーアンカーズ

・アクセル・ポーズマンス捕手(ブラスチャート・ブレーブス、ベルギー)…グリーンベイ・ブルフロッグス

・ジュリアン・リップ内野手(UVV、オランダ)…ロチェスター・ホンカーズ


 CBLEの創設者でもあるヤン・マールテン・コップスGMは、今回の決定を心から嬉しく思っているよう。「我々はCBLEの続けてきた努力が、若いヨーロッパ人選手たちにとっての新しい扉を開くことにつながったことを本当に嬉しく思っている。我々がNWLとの間に構築しているユニークなパートナーシップは、CBLEがこれまで続けてきた「選手や指導者たちが己のスキルを磨き、自身をより高いレベルへと引き上げてくれる新しい人々との出会いを果たすためのプラットフォームづくり」のための努力が、きちんと正しい方向に向かっていることの表れだと思っているよ」というコメントを発表しています。


 CBLEはオランダ・オースターホートに本拠を置く、木製バットを使用するサマーリーグ。現在、ラ・ロッシェル・アドマイラルズ、オースターホート・ボンバーズ、ロンドン・キャバリアーズ、サンボイ・ファルコンズの4チームでリーグは構成されています。登録選手は普段はヨーロッパ各国のトップリーグや、アメリカの大学リーグに所属する面々。毎年5月には、登録選手を振り分けるためのドラフト会議がコーチたちによって行われます。


 他のサマーリーグと同様、CBLEは18歳から23歳までのプロを目指す選手たちに対して、ハイレベルな競技の場を提供できるようデザインされています。CBLEの各所属球団は、衆人環視の中でプレーすることはもちろん試合と試合の間のロードへの遠征、試合や練習で使用する設備などマイナーリーグとほぼ同じマナーでオペレーションが行われます。一方で、当然ながらプロリーグではないため選手たちに給与は支払われず、選手たちは独立リーグやA級以下の選手たちのようにホストファミリーとともに生活するのも特徴です。


 このCBLEとパートナーシップを締結したNWLは、大学サマーリーグの中では間違いなく群を抜いているリーダー的存在。今年で創設21年目を迎え、リーグ所属球団の数は他のどこよりも多い18。固定的なファンの数、スタジアムでのファンサービスの質もトップクラスとなっています。選手はもちろん、コーチ、審判、フロントスタッフとベースボールビジネスに携わるあらゆる人々にとって意義ある場所となっているこのNWLからは、これまでに120人もの大リーガーが誕生。その中には昨年のサイヤング賞投手であるマックス・シャーザー(タイガース)を筆頭に、クリス・セール(ホワイトソックス)、ジョーダン・ジマーマン(ナショナルズ)、カーティス・グランダーソン(メッツ)、アレン・クレイグ(レッドソックス)、ベン・ゾブリスト(レイズ)など錚々たる面々が含まれています。


 CBLE経由ではありませんが、かつてはミハイ・バーリヤ投手もプレーしていたこのNWL。当時ではアメリカ大学リーグ唯一のルーマニア人プレーヤーとして、同リーグのオールスターにも出場し話題を呼んだ同投手は、ノースウェスタン大時代の2006-07年シーズンに12勝1敗1セーブ、防御率3.06を記録して同チームのエースに。後にはオランダやイタリアに舞台を移し、母国の代表チームのエースとしても国際大会で活躍しています。今回選ばれた6名にもバーリヤと同じく、いやかつての彼以上にこのリーグで結果を残して、さらに上の舞台へと進んでもらいたいところです。ハイレベルな戦いであることは間違いないだけに簡単ではないですが、頑張ってもらいたいですね。


ソース一覧

http://www.mister-baseball.com/6-european-baseball-players-selected-play-2015-northwoods-league/

http://www.baseball-reference.com/bullpen/Mihai_Burlea

https://www.youtube.com/watch?v=w_j31AJQvIA

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 いやー、昨日は久々にびっくりしましたね。えっ、何がって?大学野球ですよ、大学野球!!東京六大学秋季リーグで、なんと東大が我が早稲田から、それも斎藤、大石というプロ注目の2投手から白星を挙げちゃったんです。


 試合前までリーグ戦35連敗中だった東大ですが、2点リードされた3回に山越、高山の適時打で同点。そしてついに6回、春季リーグでチーム首位打者に輝いた2年生、舘の適時打で勝ち越しに成功。1点リードの8回にも2番手大石の暴投の間に追加点を挙げ、4-2という僅差で試合をものにしました。


 東大先発の1年生・鈴木は、緩急を生かした投球で148球、9回を投げ切り2失点。奪三振が1つもなく7四死球と、数字だけ見れば決して誉められたものではないとはいえ、「打たれるくらいならギリギリのところにボールを集めよう」と、際どいコースに投げ続けた結果。事実、甲子園出場経験者がずらりと並ぶ早稲田の打線が、130キロ前後の鈴木のボールにきりきり舞いさせられてました。


 東京六大学の中で、東大は他の5チームと比べ、明らかなハンデを負っています。それは、国公立大学のため、優秀な選手をスポーツ推薦でかき集められないこと。もちろん、日本で最難関の入試を課す大学なので、受験によるブランクという点も無視できません。その割には、中盤くらいまでは割と競ったゲームをしてくる侮れないチームだし、リーグ戦優勝するうえでは、確実に勝ち点(2勝以上)を挙げなければならない相手でもある。なので、プロ予備軍と言っても過言じゃないような早稲田や慶応、明治と言ったチームでも、東大相手にはムキになって本気で勝ちに来るわけ。ただでさえ実力で上回っている相手が、ガチで倒しに来るんだから、そう簡単には勝てないというのが実情なんですな。


 ただ、東大の選手たちだって、決して負けるためにリーグ戦に臨んでるわけじゃない。事実昨日の試合では、「そう簡単に負けてたまるか」という彼らの気迫を随所に感じました。ピンチを再三作られても、投手が最後のところで踏ん張り、バックもしっかり守り切って、打線がワンチャンスを生かすという、まさに「番狂わせを起こすためにはこうすべき」というお手本のような内容。去年のWBCでの、オランダ対ドミニカ戦を思い出させられた気がします。早稲田からしてみれば、初回の二死満塁などチャンスであと一本が出なかったことが、終盤の焦りの伏線となったんだろうな。


 それにしても、圧倒的格上の相手である早稲田に勝ち、斎藤佑樹の通算30勝を阻止した東大の御手洗監督と選手の皆さん、本当にお見事でした。おめでとうございます。俺は現役早大生ですが、この試合に関しては、途中から東大の応援に回ってました(笑) 今年は、チームとしてもかなり実力を伸ばしているとのこと。これからも、六大学を盛り上げられるよう頑張ってください。


 しかし、斎藤と大石大丈夫か?特に大石、昨日は最速150キロ右腕が140キロ前後しか出ず、制球も最悪の部類。ドラフト目前のこの時期の不調は、正直彼らにとっては痛手だと思うんだけどね…。年は彼らの方が1つ下とはいえ、同級生としてプロにはぜひ行ってほしいと思っているので、少々心配です。


※以下蛇足※

 ミスターベースボールのサイトが、昨日からどうやら見れなくなっている模様。ヨーロッパ方面の野球事情を知る上での重要な情報源なのに、どうすりゃいいんでしょうかね?

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