ライブ、ドラム録り対応マイク・プリの選定
ずっと懸案だったこと。
PTLEでTDMらしいことをしたくてしょうがない(笑)
Millenia、API、GRACE、SSL、RMEあたりは予算的に無理で、思い切ると破産してしまうのでのっけから却下として考えてみました
1.
ProTools LE、DIGI003でアナログ同時録音が可能な16chをフルに使うため、1U 8ch仕様を2台用意すると想定
2.
出来れば、8chのプリ全てに独立した48V
・BEHRINGER ADA8000はボタン一つで8ch全部に供給されてしまうので却下。ADとしてではなく、DAとしてならアリだと思いますが。
・PreSonus DigiMax FS は、1-4、5-6で供給。それでもちょっと融通聞かなすぎ。
3.
アナログ、ADAT 2系統の出力を持っており、それぞれが同時に出力可能(パラ)であること
・ADAT出力しかないMOTU 8preは却下
・D-SUB 25pin、ユーロブロックの2系統でパラは出来るけど両方アナログなYAMAHA MLA8/7も却下
4.
評価(商業スタジオへの導入実績)、金額的に高級、もしくは中堅の単体マイク・プリを世に送り出した実績のあるメーカーが放つ製品
BEHRINGERはここでも却下、PreSonus、Focusrite、Mackieあたり
5.
運搬時はきついけど、それなりに重くて熱を持つもの
これらを踏まえると、Mackie ONYX 800Rが最適と思われていました。
"思われていました"というのは、この800R、オフィシャルにはちゃんと現行製品として載っているんですが、どこ行っても新品がない。
先日のInterBEEで、国内代理店の音響特機さんのブースへ行き、Mackie担当の営業さんにその旨聞いてみました。すると、「残念ながら事実上ディスコンです」とのこと。ミキサーのVLZ3登場以降生産ラインを切り替えている関係で、部品調達が難しくなったとか。
800Rがないなら...
ということで、最近このプリに目を付けています。
PreSonus Digimax D8
安い!!
2台揃えても800R 1台分より安い!!
48Vが1ch単位じゃないところと、位相反転がない分は紛れもない妥協点です。価格が落ちるにはちゃんと理由があって、いろんな製品を比較するとすごくよく分かります。
でもよく考えてみると、コンデンサー・マイクはステレオで立てることが多いので、問題ないような気もします。
安い買い物じゃないので、本当にDigiMax D8がいいのか、慎重に考えています。
ある日の会社帰りに某楽器店でこのD8が安いことを知り店員さんといろいろ話をしていたところ、PreSonus(というより代理店のエレハモ?)は最近、DigiMax D8 と FireStudio を抱き合わせて、"多チャンネル録り対応"として売っているらしいのですが、どうやら16chフルに録るには、それなりのマシンスペックが必要とのこと。
スタジオで外録のアシスタントでお世話になっていた時、普通に24ch録れていたのに...でもそれはTDMの話。今更ながら、DSPという技術の有難味を痛感しています。
無音ではなく、ちゃんとした音声ソースを8chのアナログとADAT全てに入力してテスト走行して、ばっちり録れるか検証する必要があるみたい。
FireWireの転送速度もそうですが、マシンスペックに依存する部分は大きい。低レイテンシーモニタリングはもちろんオフるし、プラグインも挿さない環境でどこまで行けるか、自宅の001と003を直結させて試してみようと思います。(環境があって良かったと一安心)
結果はまたレポートします。
InterBEE 2009 レポート 一話完結
「あんなものや、こんなもの、いろいろありました。」的なレポートもをツラツラ書いてみるのもイイですが、最初っから一番感動したことを書いてみます。
(もう閉幕から1週間経っていることはさておいて)
それはなんといっても、Brian Zolner(ブライアン・ゾルナー)氏をお見かけしたこと。
誰かって、往年の名機リバーブ、"480L"を世に送り出したLexicon社を退社し、Bricasti Designを立ち上げたお方です。
英語を話せないことがこんなに苦だったことはないと言うくらい、話したかったー...
その時の写真。
Bricasti DesignはM7という重厚感たっぷりなリバーブ1本で勝負しているっぽい?です。宇多田ヒカル、Doubleなどを手がけるGo Hotoda氏も絶賛するリバーブマシン。プラグイン全盛の現在に一石を投じるハードウェアになってくれること期待大です。
先日のAES2009で、M7専用のリモコン"M10"と、LEDディスプレイなしのM7を発表したそうです。M10でのリモートでしかM7を操作しないのであれば、LEDディスプレイがないバージョンのM7が欲しいですね。正に480L的に使えるということになりそうです。
写真の一番下にあるタスカムのCDプレイヤーからM7へCDソースがインプットされ、試作機なのかその上のミキサーでモニターできるようになっていました。まーキメの細かいご丁寧な質感。もちろん欲しいです(笑)
InterBEE全体では、やっぱり年を重ねることに小規模化している感が否めない印象でした。
SSLはDuality SEをAESで発表していたのに、展示していませんでした。確か4年前はXL9000Kが展示されていて、InterBEE閉幕後はそのまま当時改装中のSound innスタジオに運ばれるという大事業だったようです。
そうはいっても、なんだかんだで楽しめました。
(もう閉幕から1週間経っていることはさておいて)
それはなんといっても、Brian Zolner(ブライアン・ゾルナー)氏をお見かけしたこと。
誰かって、往年の名機リバーブ、"480L"を世に送り出したLexicon社を退社し、Bricasti Designを立ち上げたお方です。
英語を話せないことがこんなに苦だったことはないと言うくらい、話したかったー...
その時の写真。

Bricasti DesignはM7という重厚感たっぷりなリバーブ1本で勝負しているっぽい?です。宇多田ヒカル、Doubleなどを手がけるGo Hotoda氏も絶賛するリバーブマシン。プラグイン全盛の現在に一石を投じるハードウェアになってくれること期待大です。


先日のAES2009で、M7専用のリモコン"M10"と、LEDディスプレイなしのM7を発表したそうです。M10でのリモートでしかM7を操作しないのであれば、LEDディスプレイがないバージョンのM7が欲しいですね。正に480L的に使えるということになりそうです。
写真の一番下にあるタスカムのCDプレイヤーからM7へCDソースがインプットされ、試作機なのかその上のミキサーでモニターできるようになっていました。まーキメの細かいご丁寧な質感。もちろん欲しいです(笑)
InterBEE全体では、やっぱり年を重ねることに小規模化している感が否めない印象でした。
SSLはDuality SEをAESで発表していたのに、展示していませんでした。確か4年前はXL9000Kが展示されていて、InterBEE閉幕後はそのまま当時改装中のSound innスタジオに運ばれるという大事業だったようです。
そうはいっても、なんだかんだで楽しめました。
McDSP Classic Pack Native を特価で!
売れっ子エンジニアの名を冠した新製品など、何かと持てはやされるWAVESもいいですですが、Plug-in時代の黎明期から堅実に"エンジニア標準"を貫く(個人的なイメージ)品質が好きです、とか言ったら大袈裟でしょうか。
McDSP製品がこの11月限定で最大45% OFFという破格な割引をしていたので、思わず手が出てしまいました。
しかも、某Webショップではただでさえお買い得なその価格から更に値引きをしていて、おかげさまで普段は12万円弱するところを、6万円でおつりが来るというえらいよい買い物をしました。
ここまで安ければ「エイッ!」とEmerald Pack でも良かったもんですが、予算的な葛藤に負けてしまったのと、OS9の頃に使ったことがあるものが今の環境に復活するだけで大満足ということで、Classic Pack にしました。
中を開けますと、何とも豪華ヾ(@°▽°@)ノ
Retro Packの宣伝冊子、Win/Macプラットフォーム用のインストールCD各1枚、緑iLok、その他諸々ユーザー登録系の案内、そしてメガネ...
メディアインテグレーションが代理店の製品は、必ずCD-Rにマニュアルが収められていますね。以前BFDを購入した際もそうでした。共通しているようです。
メガネ...
これって、同社製品の開発に関わっている「Collin McDowellに君もなれる!」的な意味が込められているんでしょうか?
極めつけはこのGreen iLokでしょう。
どーでもいい前々から気になっていたのが、オーサライズ情報だけが入っていて、でも誰の物でもないiLokでどうやって作るんだろうって(笑)
PACEに高いライセンス料払っているPlug-inベンダーはそれをする権利をちゃんと持っているんでしょう。自分は普段メインで使っているiLokにオーサライズ情報を移したかったのでiLok.comに付属iLokを一度は登録しましたが、「iLok.comそのものを意識しなくても、インストールして、付属のiLokを接続すればすぐ使えちゃうよ!」という快適さを追求してのこと何でしょうか。若干興奮気味だったために、iLok.comに登録する前に接続しただけで使えるのかどうかは試していませんが...
そんなGreen iLok、英語のユーザー登録ハガキの端っこにきっちりのり付けされています。ここから剥がして使うわけですが、McDSPがシステムに入っていることを特にアピールするつもりはなく、ドングルは少なめで行きたいので、このGreen iLokに入っているオーサライズ情報は普段使っているNomal iLokにMoveして速攻元ケースに戻して封印です。普段は3本のiLokをバスパワーの先バラ式(!?)USBハブにつなげています。ハガキにくっついたiLokを剥がすことなくオーサライズ情報を抜きました。
余談ですが、こんなUSBハブをiLok専用として使っています。箱形より便利o(〃^▽^〃)o
さてさて、インストール。
予想通りではありますが、Retro PackやらEmerald Packらのインストールディスクが個別に存在するわけではなくて、全バンドル共通で、買った製品に応じてインストールする仕組み。
ちゃんと認識。なんでしょう、この緑の安心感ヘ(゚∀゚*)ノ
ところで、
エムシーディーエスピー
マックディーエスピー
どっちなんだろう...
McDSP製品がこの11月限定で最大45% OFFという破格な割引をしていたので、思わず手が出てしまいました。
しかも、某Webショップではただでさえお買い得なその価格から更に値引きをしていて、おかげさまで普段は12万円弱するところを、6万円でおつりが来るというえらいよい買い物をしました。
ここまで安ければ「エイッ!」とEmerald Pack でも良かったもんですが、予算的な葛藤に負けてしまったのと、OS9の頃に使ったことがあるものが今の環境に復活するだけで大満足ということで、Classic Pack にしました。


中を開けますと、何とも豪華ヾ(@°▽°@)ノ
Retro Packの宣伝冊子、Win/Macプラットフォーム用のインストールCD各1枚、緑iLok、その他諸々ユーザー登録系の案内、そしてメガネ...
メディアインテグレーションが代理店の製品は、必ずCD-Rにマニュアルが収められていますね。以前BFDを購入した際もそうでした。共通しているようです。
メガネ...
これって、同社製品の開発に関わっている「Collin McDowellに君もなれる!」的な意味が込められているんでしょうか?

極めつけはこのGreen iLokでしょう。
どーでもいい前々から気になっていたのが、オーサライズ情報だけが入っていて、でも誰の物でもないiLokでどうやって作るんだろうって(笑)
PACEに高いライセンス料払っているPlug-inベンダーはそれをする権利をちゃんと持っているんでしょう。自分は普段メインで使っているiLokにオーサライズ情報を移したかったのでiLok.comに付属iLokを一度は登録しましたが、「iLok.comそのものを意識しなくても、インストールして、付属のiLokを接続すればすぐ使えちゃうよ!」という快適さを追求してのこと何でしょうか。若干興奮気味だったために、iLok.comに登録する前に接続しただけで使えるのかどうかは試していませんが...
そんなGreen iLok、英語のユーザー登録ハガキの端っこにきっちりのり付けされています。ここから剥がして使うわけですが、McDSPがシステムに入っていることを特にアピールするつもりはなく、ドングルは少なめで行きたいので、このGreen iLokに入っているオーサライズ情報は普段使っているNomal iLokにMoveして速攻元ケースに戻して封印です。普段は3本のiLokをバスパワーの先バラ式(!?)USBハブにつなげています。ハガキにくっついたiLokを剥がすことなくオーサライズ情報を抜きました。
余談ですが、こんなUSBハブをiLok専用として使っています。箱形より便利o(〃^▽^〃)o
ELECOM これハブ プラス。 U2H-TM410BWH
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エレコム (2008-11-27)
売り上げランキング: 40970
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さてさて、インストール。
予想通りではありますが、Retro PackやらEmerald Packらのインストールディスクが個別に存在するわけではなくて、全バンドル共通で、買った製品に応じてインストールする仕組み。


ちゃんと認識。なんでしょう、この緑の安心感ヘ(゚∀゚*)ノ
ところで、
エムシーディーエスピー
マックディーエスピー
どっちなんだろう...