KT Studio Works -30ページ目

iPhoneで聴く


iPhoneで音楽は聴かない
だって"Phone"だから、電話としてしか使わない

主義でしたが、会社に一人で居るときのBGMとしてiPhod touch 2G より iPhone 3G で聴いた方が気持ちいいことに最近気づいてしまったのでした。

いい音ではないです。
当然ステレオじゃないし、あんな小さいスピーカーからなっているわけですから下は全然聴こえません。じゃあなんで気持ちがよいかというと、iPod touch 2Gで聴くのと比較してのことです。

確かに、iPod touch 2G にはiPhone 3G と違ってスピーカーグリルがなくて、一見するとどこからなっているのか分からない構造。「音出ます」の穴がある方が、音質的にそりゃ有利ですわな...

気づきませんでした。

快適な歌録りのために


また空けてしまいました。
・ブログをしばらく書かないこと
・髪を切ること
この間隔はいつも"あっという間"です。

さて、遅延補正機能がないProTools LEでVoダビングを快適に行う方法をここ最近模索していました。

録りながらにしてSendやコンプなどのインサートを行おうとすると、ご存じの通りBypassになってしまいます。じゃあってことで低レイテンシーモニタリングモードをオフにしたときの遅延の凄まじさったらないです。

バッファーサイズを変えてみたり、ラフミックス中に差し込んだプラグインをDisable(Bypassじゃなく、[Command] + [Option] + Click)したりすれば小さくはなってくれるものの音楽的に許せたもんだじゃない。

低レイテンシー...はどうしても外せない。でもVoにリバーブを返してあげたい、もちろん録り音はドライなままで。
そうなってくると自ずとMackie 1202 と、アウト系統の多いDIGI003の出番です。

本当はもっと歌い手の気持ちを分からないとイイ歌は録れないんだろうなーという自覚はあります。というのも、リバーブありとなしでは歌いやすさが全然違うってこと。常識の範囲では知ってましたが、それ以上に"当事者意識"って大事です。

前回はリバーブなしで、Mackie 1202のインサート端子をダイレクトアウト代わりにしてDIGI003まで送りました。今回からは、歌い手へのCueに自らの音も返す必要があるため、前回の回路は使えません。当初音質的には"?"でしたが、2系統あるAuxの回路の片方をリバーブ(といってもBOSSのコンパクトEFX)、もう片方を録りの回線としました。実際の録り音もクリアで、問題ないという判断です。
どうもAuxっていう回路がダイレクトアウトやバスに比べると"とりあえず"的な回路ってイメージが頭から離れなくて、何となく録り用の回線としての使用には躊躇していましたが、今回はいい勉強になりました。


スタジオにあるようなキューボックス兼マイク・プリアンプになる1202には、今回からDIGI003アウトを大いに活用してバラ出しをしなくてはいけないと言うことで、マルチケーブルをこのたびこしらえました。
そのレポートは近いうちに...

がんばりすぎ?

そんなことないと思ってやってきましたけどね。

誰でも良かったら"作業"
自分のものにしたら"仕事"

疲れるけど、結局やっていることは接客業。お客さんに喜んでもらえたら、"エンジニア"っていう堅い肩書きで生きる身としても、そりゃ冥利に尽きるというものです。

仕事に大きいとか小さいとか、区別するべきではないけれど、どんな仕事も手を抜かずやる!
それで"仕事"をしてきたって自負はあるんですが、モチベーション下がるような要素が周りにゴロゴロしていたら、これから先のことをいろいろ考えちゃいますよね。

どんなビジネスシーンにもつきものなんでしょうけど、そういうの断固許せない。
頑固で、いろんなことが気になる性格が、最近災いしています。