WAVES Plug-in 大量追加しました!
円高の昨今、節制している場合じゃありません(笑)
今月はWAVES祭りなのです。
国内代理店価格では通常の45% OFF
昨年12月は確か50% OFFだったと思いますが、それに匹敵する割引額。
ただそうはいっても、今回導入した2品を揃えるとなると、\200,000(もちNative版)は軽く越えてしまう訳で、市場的には安いんだけど、財布には優しくないという状態。
そこで、個人輸入をしてみようということに。
国内代理店価格は、当然ながら諸々の経費が加算されているので、現地より高い。
その諸経費を差し引かれて(というかこれが標準価格)ただでさえ安いのに、audioMIDI.comなら何とその価格から55% OFFというたたき売り状態!
そして最近の円高。
「ポチッ」とした時の円相場は\83前後。6日の夜のこと。
audioMIDI.comトップから「MyAccount」にログインすると、発注の処理状況を確認出来ますが、待てど待てど「Status」が「Unsuccessed」のまま。
ちょっと時間掛かりすぎかな?と思い始めた10日の朝、拙い英文で「まだ掛かりそう?」と送ってみたところ、12日の朝に、「すまぬ! Display Boxの入荷が遅れてるよ! でも入荷予定の明日発送できると思う。」「先に製品シリアルを送るね!」というメール。
そう、最初から「Electric Derivary」を選んでいたら発注当日で終わっていたんでしょうが、敢えて送料を払ってでもパッケージが欲しくて注文していたので、その入荷遅れだったそうな。
先この対応に、「急いでいたので(全然急いでないけど/笑)助かりました。引き続き、パッケージの到着を待っています」とお礼のメールを。
その数時間後、「Unsuccessed」が「Completed」に。
あとは「Tracking」を見守りながら到着を待つことに。
輸送には、「UPS Worldwide ExpeditedSM」を選択。安かったので。
でもUPSって土日の配送はしていないらしいということを知り、いつ受け取るんだと。
結果的にこの問題は、国内の輸送をヤマト運輸が行っているそうで、16日(土)に配送しもらえました。
予想外の関税\3,700には少々戸惑いましたが、それを支払っても明らかに国内で買うより安いので良しとします。
今回の場合はパッケージが届いて取引完了ということになりますが、10日ちょっとで完結したことになります。
こんな様相で届きました。
Studio Classics Collection の中身。
どれもチュートリアル系のディスクで、しかも古いものだと2007年頃のものまで。
英語だろうし、さすがにノータッチ。
お次は、CLA Classic Compressors の中身。
製品紹介の小冊子と、同社の同じシグネイチャーモデルのデモ版ディスク。
それと、WAVES V7のフルインストールディスク。もちろん最新じゃないので使いません。
Chris Lord-Alge 氏のコメントとスタジオの風景が!
氏のスタジオに鎮座するコンソールは、SL4000Eだそうです。
確かこの卓って世に登場したのが80年代だった気が。
いつかはこんなスタジオを持ってみたい。
さて、どのくらいセーブ出来たか、ということについて。
数日後、オンラインでカード会社の引き落とし状況を見てみました。
audioMIDI.comでの決済合計:$1595.20
カードで決済すると、大体引き落とされた時のレート+¥2位が目安っぽいです。
iLok.comでやwavestoreでライセンスのトランスファーした時の事を考えるとこれはもうタイミング。損することもあれば得する事もあるわけで、ポチッとした瞬間のレートで決済されるわけではないということを念のため。
実際、ポチッとした時は¥83台をフラフラしていましたが、前途の「Unsuccessed」が「Completed」に切り替わった時点では確か¥81台でした。で、実際には¥83のレートで¥132,401で決済されました。
プラス、予想外ではありましたが関税の¥3,700を足して、総支払額¥136,101 也。
国内価格はといえば...
Studio Classics Collection: ¥159,390
CLA Classic Compressors: ¥52,668
合計: ¥212,058
なんと、個人輸入した場合との差額...
¥75,957
たまたまセールだったという事情も考えると、最低でもこの倍近くの額をセーブできたということになります。
個人輸入バンザイ ヾ(@^▽^@)ノ
ただし当然のことながら、日本語にローカライズされたマニュアルは付属しませんし、アップグレード時のサポートも日本語では受けられません。
個人的にはマニュアルが必要なく、時々欲しい時があってもこれだけの額セーブできるなら我慢できるという判断です。それと、少しの英語のやりとり。この辺を何とか出来ない方にはオススメしません!
お決まりですが、挑戦されて、商品がが届かないなど何らかトラブルに巻き込まれても責任負いかねますので、あらかじめご了承願います。
SSL 4000 CollectionのE-Channel、G-Channelを操作してみると、変な話、専門学校の授業を習っていたときや、スタジオでエンジニアさんが帰った後にその日のセッティングを見て盗んでみたりと、目の前に卓があった当時の事を思い出します。実機の音とまるっきり同じではなくても、こういった プラグインが少し無理をすれば一般市民の手の届く価格で流通しているというのはありがたいこと。
反面、競争相手も増える訳だから、フロ・アマ問わず油断できない時代であるとも言えます。
CLAもすごい。
著名エンジニアが所有する実機や、その本人の技術までもプラグイン化してしまう技術と何よりその発想がすごいなと。
目下Rec中の音源も、録り終えていざこれらのプラグインを使い始めるのではなくて、ラフの段階から少しずつ慣らし運転です。EQもCompもかれこれいろんなバリエーションが揃ってくる中、適材適所の見極めを自ら難しくしてしまっています。これには若干の期待と不安が...
「いい物揃ってるのに、音は大したことないね」
なんて言われないようにしますとも! (-""-;)
多分... (^-^;)
今月はWAVES祭りなのです。
国内代理店価格では通常の45% OFF
昨年12月は確か50% OFFだったと思いますが、それに匹敵する割引額。
ただそうはいっても、今回導入した2品を揃えるとなると、\200,000(もちNative版)は軽く越えてしまう訳で、市場的には安いんだけど、財布には優しくないという状態。
そこで、個人輸入をしてみようということに。
国内代理店価格は、当然ながら諸々の経費が加算されているので、現地より高い。
その諸経費を差し引かれて(というかこれが標準価格)ただでさえ安いのに、audioMIDI.comなら何とその価格から55% OFFというたたき売り状態!
そして最近の円高。
「ポチッ」とした時の円相場は\83前後。6日の夜のこと。
audioMIDI.comトップから「MyAccount」にログインすると、発注の処理状況を確認出来ますが、待てど待てど「Status」が「Unsuccessed」のまま。
ちょっと時間掛かりすぎかな?と思い始めた10日の朝、拙い英文で「まだ掛かりそう?」と送ってみたところ、12日の朝に、「すまぬ! Display Boxの入荷が遅れてるよ! でも入荷予定の明日発送できると思う。」「先に製品シリアルを送るね!」というメール。
そう、最初から「Electric Derivary」を選んでいたら発注当日で終わっていたんでしょうが、敢えて送料を払ってでもパッケージが欲しくて注文していたので、その入荷遅れだったそうな。
先この対応に、「急いでいたので(全然急いでないけど/笑)助かりました。引き続き、パッケージの到着を待っています」とお礼のメールを。
その数時間後、「Unsuccessed」が「Completed」に。
あとは「Tracking」を見守りながら到着を待つことに。
輸送には、「UPS Worldwide ExpeditedSM」を選択。安かったので。
でもUPSって土日の配送はしていないらしいということを知り、いつ受け取るんだと。
結果的にこの問題は、国内の輸送をヤマト運輸が行っているそうで、16日(土)に配送しもらえました。
予想外の関税\3,700には少々戸惑いましたが、それを支払っても明らかに国内で買うより安いので良しとします。
今回の場合はパッケージが届いて取引完了ということになりますが、10日ちょっとで完結したことになります。
こんな様相で届きました。


Studio Classics Collection の中身。
どれもチュートリアル系のディスクで、しかも古いものだと2007年頃のものまで。
英語だろうし、さすがにノータッチ。
お次は、CLA Classic Compressors の中身。
製品紹介の小冊子と、同社の同じシグネイチャーモデルのデモ版ディスク。
それと、WAVES V7のフルインストールディスク。もちろん最新じゃないので使いません。

Chris Lord-Alge 氏のコメントとスタジオの風景が!
氏のスタジオに鎮座するコンソールは、SL4000Eだそうです。
確かこの卓って世に登場したのが80年代だった気が。


いつかはこんなスタジオを持ってみたい。
さて、どのくらいセーブ出来たか、ということについて。
数日後、オンラインでカード会社の引き落とし状況を見てみました。
audioMIDI.comでの決済合計:$1595.20

カードで決済すると、大体引き落とされた時のレート+¥2位が目安っぽいです。
iLok.comでやwavestoreでライセンスのトランスファーした時の事を考えるとこれはもうタイミング。損することもあれば得する事もあるわけで、ポチッとした瞬間のレートで決済されるわけではないということを念のため。
実際、ポチッとした時は¥83台をフラフラしていましたが、前途の「Unsuccessed」が「Completed」に切り替わった時点では確か¥81台でした。で、実際には¥83のレートで¥132,401で決済されました。
プラス、予想外ではありましたが関税の¥3,700を足して、総支払額¥136,101 也。
国内価格はといえば...
Studio Classics Collection: ¥159,390
CLA Classic Compressors: ¥52,668
合計: ¥212,058
なんと、個人輸入した場合との差額...
¥75,957
たまたまセールだったという事情も考えると、最低でもこの倍近くの額をセーブできたということになります。
個人輸入バンザイ ヾ(@^▽^@)ノ
ただし当然のことながら、日本語にローカライズされたマニュアルは付属しませんし、アップグレード時のサポートも日本語では受けられません。
個人的にはマニュアルが必要なく、時々欲しい時があってもこれだけの額セーブできるなら我慢できるという判断です。それと、少しの英語のやりとり。この辺を何とか出来ない方にはオススメしません!
お決まりですが、挑戦されて、商品がが届かないなど何らかトラブルに巻き込まれても責任負いかねますので、あらかじめご了承願います。
SSL 4000 CollectionのE-Channel、G-Channelを操作してみると、変な話、専門学校の授業を習っていたときや、スタジオでエンジニアさんが帰った後にその日のセッティングを見て盗んでみたりと、目の前に卓があった当時の事を思い出します。実機の音とまるっきり同じではなくても、こういった プラグインが少し無理をすれば一般市民の手の届く価格で流通しているというのはありがたいこと。
反面、競争相手も増える訳だから、フロ・アマ問わず油断できない時代であるとも言えます。
CLAもすごい。
著名エンジニアが所有する実機や、その本人の技術までもプラグイン化してしまう技術と何よりその発想がすごいなと。
目下Rec中の音源も、録り終えていざこれらのプラグインを使い始めるのではなくて、ラフの段階から少しずつ慣らし運転です。EQもCompもかれこれいろんなバリエーションが揃ってくる中、適材適所の見極めを自ら難しくしてしまっています。これには若干の期待と不安が...
「いい物揃ってるのに、音は大したことないね」
なんて言われないようにしますとも! (-""-;)
多分... (^-^;)
Synthogy IvoryIIアップグレード完了
先日めでたく導入した無償アップグレード付きSynthogy Ivory1.7ですが、IIへのバージョンアップセットが届いたのでレポートです。
前回はIvoryの昔じゃ考えられない大容量なライブラリをすべて持ち歩くために、Seagate Momentus XTというSSHDへ換装した話に終始してしまいましたが、今回はまたしても1時間以上掛けてじっくりインストールしている間に、Ivoryのすごさ等々について感想をお伝えしようと思います。
こんな感じで、中身が何なのか分からないプチプチ封筒に入ったメール便で届きました。
国内代理店のメディア・インテグレーションが運営する「MI ONLINE STORE」から発送された様子。
まず申し込み。無償アップグレードの申し込みを国内サポートのためのユーザー登録をすっ飛ばして行ったために、「まずユーザー登録からお願いします」のメールが届き、出直して登録しましたが、そんなやりとりを含めても今週頭に申し込んで週末には届いていたことになります。
MIさん、いい仕事してる。
中身にはアップグレードキットと、Pianoteqの案内が。
Ivoryのユーザーに同じピアノ音源のチラシ同梱されても、よっぽど満足していないかバリエーションが欲しいプロフェッショナルのお方しか振り向かないような...
続いて箱の中身。
前作1.7は6枚組で、インストールが完了すると40GBのライブラリでした。
これのほぼ倍である11枚組です。圧巻...
計算してみればお分かりの通り、そのディスクのどれもがデュアル・レイヤーのDVD-ROMです。
1.7より以前のバージョンではシングル・レイヤーのDVDだって聞いたことがあるようなないような。
単純計算で、今回の11枚より多い枚数で提供されていた時期もあるのかな?
次回作はおそらくHDD?
左が前回1.7をインストールし終えた後のライブラリ専用パーティションの状態。ここにはBFD2のライブラリも入っています。
そして右、IvoryIIへアップグレードして、更に巨大なライブラリに。
このパーティションに収めた「Ivory Library」フォルダは実に81GB !!
前作のインストールでハマったというか、予想外だったのは、スタンドアロンで動作させるにはAUフォーマットのインストールも必要ということ。
録ったり、MIDIを編集しながらでない限りProToolsを起動したくないので、あとからAUもインストールしました。
そんなに普段から実機の音を聴いていないし、メンテの行き届いたホールでマイク立ててサンプリングされているというから"本物の音"に間違いはなく、、実際音色自体は最高ですよ。
でも1.7を導入してからそんなに弾き込んだ訳でもなく、2週間足らずでアップグレードとなったので、その前後でどんだけ音が良くなったかって正直分からないというか、体感出来なかったという残念な感想ですが、操作性の部分は初めて起動した瞬間から「おっ!」と感心する箇所がいくつも。
ライブラリのサイズは80GB前後と倍になりましたが、これには旧バージョンのプリセットも含まれているようです。
1.x世代と全く同じではないにせよ、長年使っていた人にとっては「気に入っていたあのプリセット」が引き続き使えるし、自分のようなユーザーにとっては、幅広いバリエーションで楽しませてくれそう。
左は1.7、右はII。
Ivoryは使っている方ならお分かりかと思いますが、「Program」、「Effects」、「Session」という3種類の画面で構成されています。今回のアップグレードで、これら各設定画面へのアクセスがしやすくなりました。
ビジュアルもいい感じに。
それと重要なのが、パフォーマンスが確実に向上しているっぽいです。
1.7時にプリセットを読み込もうとすると、選択した直後に数秒レインボーカーソルになってましたが、アップグレードでその時間すらもなくなっていました。そんなにストレスと言うほどではありませんでしたが、何とも快適!
前のエントリで伝えたかったことに似ていますが、こうして、とにかく"お手軽"になったことで、本当の意味での"本物"について考えさせられます。
10月19日 追記
「プリセットの読み込み速くなったかも?」というのはフェイクでした。
すみません、iLokへアップグレード分のオーサライズ情報をデポジットするの忘れていて、インストールの後にSynth Padの音しか出ないことに1時間近くも悩んでしまいました。
裏を返しますと、オーサライズしなくてもSynth Padは出る(出てしまう? 仕様なの?)様です。
前回はIvoryの昔じゃ考えられない大容量なライブラリをすべて持ち歩くために、Seagate Momentus XTというSSHDへ換装した話に終始してしまいましたが、今回はまたしても1時間以上掛けてじっくりインストールしている間に、Ivoryのすごさ等々について感想をお伝えしようと思います。
こんな感じで、中身が何なのか分からないプチプチ封筒に入ったメール便で届きました。


国内代理店のメディア・インテグレーションが運営する「MI ONLINE STORE」から発送された様子。
まず申し込み。無償アップグレードの申し込みを国内サポートのためのユーザー登録をすっ飛ばして行ったために、「まずユーザー登録からお願いします」のメールが届き、出直して登録しましたが、そんなやりとりを含めても今週頭に申し込んで週末には届いていたことになります。
MIさん、いい仕事してる。

中身にはアップグレードキットと、Pianoteqの案内が。
Ivoryのユーザーに同じピアノ音源のチラシ同梱されても、よっぽど満足していないかバリエーションが欲しいプロフェッショナルのお方しか振り向かないような...

続いて箱の中身。
前作1.7は6枚組で、インストールが完了すると40GBのライブラリでした。
これのほぼ倍である11枚組です。圧巻...
計算してみればお分かりの通り、そのディスクのどれもがデュアル・レイヤーのDVD-ROMです。
1.7より以前のバージョンではシングル・レイヤーのDVDだって聞いたことがあるようなないような。
単純計算で、今回の11枚より多い枚数で提供されていた時期もあるのかな?
次回作はおそらくHDD?


左が前回1.7をインストールし終えた後のライブラリ専用パーティションの状態。ここにはBFD2のライブラリも入っています。
そして右、IvoryIIへアップグレードして、更に巨大なライブラリに。
このパーティションに収めた「Ivory Library」フォルダは実に81GB !!

前作のインストールでハマったというか、予想外だったのは、スタンドアロンで動作させるにはAUフォーマットのインストールも必要ということ。
録ったり、MIDIを編集しながらでない限りProToolsを起動したくないので、あとからAUもインストールしました。

そんなに普段から実機の音を聴いていないし、メンテの行き届いたホールでマイク立ててサンプリングされているというから"本物の音"に間違いはなく、、実際音色自体は最高ですよ。
でも1.7を導入してからそんなに弾き込んだ訳でもなく、2週間足らずでアップグレードとなったので、その前後でどんだけ音が良くなったかって正直分からないというか、体感出来なかったという残念な感想ですが、操作性の部分は初めて起動した瞬間から「おっ!」と感心する箇所がいくつも。

ライブラリのサイズは80GB前後と倍になりましたが、これには旧バージョンのプリセットも含まれているようです。
1.x世代と全く同じではないにせよ、長年使っていた人にとっては「気に入っていたあのプリセット」が引き続き使えるし、自分のようなユーザーにとっては、幅広いバリエーションで楽しませてくれそう。






左は1.7、右はII。
Ivoryは使っている方ならお分かりかと思いますが、「Program」、「Effects」、「Session」という3種類の画面で構成されています。今回のアップグレードで、これら各設定画面へのアクセスがしやすくなりました。
ビジュアルもいい感じに。
それと重要なのが、パフォーマンスが確実に向上しているっぽいです。
1.7時にプリセットを読み込もうとすると、選択した直後に数秒レインボーカーソルになってましたが、アップグレードでその時間すらもなくなっていました。そんなにストレスと言うほどではありませんでしたが、何とも快適!
10月19日 追記
「プリセットの読み込み速くなったかも?」というのはフェイクでした。
すみません、iLokへアップグレード分のオーサライズ情報をデポジットするの忘れていて、インストールの後にSynth Padの音しか出ないことに1時間近くも悩んでしまいました。
裏を返しますと、オーサライズしなくてもSynth Padは出る(出てしまう? 仕様なの?)様です。
あきらめない夢は終わらない - 高見沢俊彦
もう一度、この本を手に取る時が来ているかも知れない。
どんなに平凡な毎日でも、ふとしたきっかけで落ち込んだり、元気づけられたりすることはよくあること。
祖父が亡くなって、1年が経ちました。
その1年前、葬儀のため多忙を極める中地元へ帰省しなくてはならなかった時、空いた穴を同僚が埋めてくれて助けられたことで、人間一人では何もできないと実感したのでした。
そういえば、音楽の世界で、ましてや裏舞台で食っていこうとしている自分の意志をはっきり否定した(してくれた?)のは唯一、祖父でした。
「社員になって、安定した収入を得て、不自由なく生活していかないと」
正しいけど、あまりに現実的なことを言われ、悔しくも、辛くもありました。
なのでそんな祖父には、当時スタジオでギャラなしの見習いやってるなんて到底言えませんでした。
孫想い故の忠告だったことは言うまでもないのですが、今も同じ生活をしていたら、祖父はどんな言葉をくれただろう...
専門学校を卒業して働き始めたスタジオを1ヶ月も経たないうちに辞めてしまって、しばらくアルバイトの生活を続けていたら、もう一度挑戦したいと思いはじめるように。そのときの自分の背中を押してくれたのは、同じ境遇にいた友人の存在と、この本の込められたたくさんの言葉がありました。
タイトルからして、元気でそうでしょ?(笑)
読み終わって何年も経つのに、押入れにしまわれることなく、何年も自宅の本棚にあります。
THE ALFEEのファンではありませんが(猛毒)、何となく心に栄養的なものが欲しいすべての人にお勧めしたい一冊。読書が苦手でも、せめてタイトルだけでも!
「これで最後にしよう」
と決めたスタジオでは、8ヶ月ほどお世話になりました。
最初の3ヶ月は10万円、お給料をいただけました。この期間がいわゆる"選考期間"
それ以降は、スタジオのマネージャーによる選考で、クビになるか、採用となるか。
結果、クビになりました。
自分と同じ時期に見習いとして門を叩いた2人を含め、「該当者なし」
今思えばいろんな経験が出来るという意味で恵まれたスタジオに出入りさせてもらったと振り返りますが、大体商業スタジオのハウス・エンジニアって、そのスタジオの中で殆どのスタジオ・ワークをこなして、エンジニアとして技術を買われるようになったら外部のスタジオに出向くこともあると思うのですが、それでも現場は"スタジオ"。それが自分の場合、テレビの収録やライブの録音などなど、他のスタジオでは学べない現場へよく連れ出してもらえました。"続き物"の現場が一段落したある日、既に選考期間の3ヶ月を少し過ぎていましたが、マネージャーに呼び出されて、不採用の旨を直接告げられました。
泣きましたねー、おもいっきり。SSLが鎮座するCRで。
人前で、声を荒らげてあんなに悔し泣きをするなんて、後にも先にもあの時が最後だと思います。
(今度人前で男泣きするときは、嬉しいときがいいなと。)
「この卓の前に座って、まだフェーダーを握るところまで来ていない」
1週間考えて、
「もう一度、チャンスください」
「出入りさせてください」
そこからが本当の意味で正念場だったと振り返ります。
端折りますが、いろんなことがありました...
「パンチインしてみ?」とチャンスをもらうも、押してたボタンはトーク・バックのスイッチだったこともあるし、冬場は暖かい場所を探して卓の下で寝ますが、ドラムの吸音に使うボロく薄い毛布が布団代わりなので、あさ体中が痛くて起きられなかったりとか。
でも不思議なもので、大変だったけど、辛くはなかった。
何年か越しにスタジオに出入り出来ているという実感の方が大きかったですな。
そんな生活が長く続かなかったのは、"ギャラなし"だったことが大きく、交通費すらも出ないので、バイトしながらでも赤字続き。やがては、これを理由にスタジオを後にすることとなりました。
本当なら、スタジオにとって自分という存在が必要不可欠だと先輩に認識してもらう必要があったんだと思うのですが、そのレベルまで行けませんでした。現に先輩達も、昔は当時の自分と全く同じ立場からエンジニアになっていったと聞きました。偉大です。
最初は怖かった先輩エンジニアさんが、「アイツがんばってる?」と認めてくれたのか、いろんなことを教えてくれるようになったり、自分をアシスタントに付けてくれるようになったり。他の見習いくんと比較されて、「仕事が一緒だと、楽だよ」って言ってくれたり、日を追うごとにスタジオの一員としての自覚が芽生え始めていましたが、必要不可欠な存在かと言えば、まだまだだったようです。
「また遊びに来いよ」
「お世話になりました」
いまこうして"フツー"の仕事をしていることに後ろめたさを感じているのかよくわかりませんが、最後の日以来、まだ顔を出せていません。
もう4年前の話。今顔を出したら、どんな顔で迎えてくれるだろうか...

どんなに平凡な毎日でも、ふとしたきっかけで落ち込んだり、元気づけられたりすることはよくあること。
祖父が亡くなって、1年が経ちました。
その1年前、葬儀のため多忙を極める中地元へ帰省しなくてはならなかった時、空いた穴を同僚が埋めてくれて助けられたことで、人間一人では何もできないと実感したのでした。
そういえば、音楽の世界で、ましてや裏舞台で食っていこうとしている自分の意志をはっきり否定した(してくれた?)のは唯一、祖父でした。
「社員になって、安定した収入を得て、不自由なく生活していかないと」
正しいけど、あまりに現実的なことを言われ、悔しくも、辛くもありました。
なのでそんな祖父には、当時スタジオでギャラなしの見習いやってるなんて到底言えませんでした。
孫想い故の忠告だったことは言うまでもないのですが、今も同じ生活をしていたら、祖父はどんな言葉をくれただろう...
専門学校を卒業して働き始めたスタジオを1ヶ月も経たないうちに辞めてしまって、しばらくアルバイトの生活を続けていたら、もう一度挑戦したいと思いはじめるように。そのときの自分の背中を押してくれたのは、同じ境遇にいた友人の存在と、この本の込められたたくさんの言葉がありました。
タイトルからして、元気でそうでしょ?(笑)
読み終わって何年も経つのに、押入れにしまわれることなく、何年も自宅の本棚にあります。
THE ALFEEのファンではありませんが(猛毒)、何となく心に栄養的なものが欲しいすべての人にお勧めしたい一冊。読書が苦手でも、せめてタイトルだけでも!
「これで最後にしよう」
と決めたスタジオでは、8ヶ月ほどお世話になりました。
最初の3ヶ月は10万円、お給料をいただけました。この期間がいわゆる"選考期間"
それ以降は、スタジオのマネージャーによる選考で、クビになるか、採用となるか。
結果、クビになりました。
自分と同じ時期に見習いとして門を叩いた2人を含め、「該当者なし」
今思えばいろんな経験が出来るという意味で恵まれたスタジオに出入りさせてもらったと振り返りますが、大体商業スタジオのハウス・エンジニアって、そのスタジオの中で殆どのスタジオ・ワークをこなして、エンジニアとして技術を買われるようになったら外部のスタジオに出向くこともあると思うのですが、それでも現場は"スタジオ"。それが自分の場合、テレビの収録やライブの録音などなど、他のスタジオでは学べない現場へよく連れ出してもらえました。"続き物"の現場が一段落したある日、既に選考期間の3ヶ月を少し過ぎていましたが、マネージャーに呼び出されて、不採用の旨を直接告げられました。
泣きましたねー、おもいっきり。SSLが鎮座するCRで。
人前で、声を荒らげてあんなに悔し泣きをするなんて、後にも先にもあの時が最後だと思います。
(今度人前で男泣きするときは、嬉しいときがいいなと。)
「この卓の前に座って、まだフェーダーを握るところまで来ていない」
1週間考えて、
「もう一度、チャンスください」
「出入りさせてください」
そこからが本当の意味で正念場だったと振り返ります。
端折りますが、いろんなことがありました...
「パンチインしてみ?」とチャンスをもらうも、押してたボタンはトーク・バックのスイッチだったこともあるし、冬場は暖かい場所を探して卓の下で寝ますが、ドラムの吸音に使うボロく薄い毛布が布団代わりなので、あさ体中が痛くて起きられなかったりとか。
でも不思議なもので、大変だったけど、辛くはなかった。
何年か越しにスタジオに出入り出来ているという実感の方が大きかったですな。
そんな生活が長く続かなかったのは、"ギャラなし"だったことが大きく、交通費すらも出ないので、バイトしながらでも赤字続き。やがては、これを理由にスタジオを後にすることとなりました。
本当なら、スタジオにとって自分という存在が必要不可欠だと先輩に認識してもらう必要があったんだと思うのですが、そのレベルまで行けませんでした。現に先輩達も、昔は当時の自分と全く同じ立場からエンジニアになっていったと聞きました。偉大です。
最初は怖かった先輩エンジニアさんが、「アイツがんばってる?」と認めてくれたのか、いろんなことを教えてくれるようになったり、自分をアシスタントに付けてくれるようになったり。他の見習いくんと比較されて、「仕事が一緒だと、楽だよ」って言ってくれたり、日を追うごとにスタジオの一員としての自覚が芽生え始めていましたが、必要不可欠な存在かと言えば、まだまだだったようです。
「また遊びに来いよ」
「お世話になりました」
いまこうして"フツー"の仕事をしていることに後ろめたさを感じているのかよくわかりませんが、最後の日以来、まだ顔を出せていません。
もう4年前の話。今顔を出したら、どんな顔で迎えてくれるだろうか...