和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ -2ページ目

64bit時代のメモリ量

こんにちは、マーシィです。

64bitのCPUを搭載したPCは、ずいぶん前から出荷されて
います。
Pentium4の時代に64bitの技術が搭載されて、Core2Duo
でかなりの台数が出荷され、現役のPCとして活躍してい
ることになります。

64bitのCPUの力を発揮するには、64bitOSの搭載はもち
ろんですが、メモリ搭載量も重要となります。
いまメモリモジュールがかなり値下がりを続けていて、
最安値では8GBのメモリモジュールが2枚で1万円を切る
までになってきています。
PCのマザーボードによって増設上限が決められています
が、対応しているとすると16GBや32GBの搭載も現実的に
なろうとしています。

メモリをそこまで搭載して、使い切るのはいままでは主
にサーバー機にデータベースを搭載している場合などが
ほとんどでしたが、一般のアプリケーションでも多くの
メモリを使用するつくりになってきているものが増えて
います。

ハードディスクはメモリにくれべれば、読み出し速度は
遅いのですが、容量が大きいため、逐一メモリからハー
ドディスクに退避するような形でメモリを節約するつく
りのものがほとんどでした。
その制約がどんどん取り払われ、アプリケーションが高
速処理のためにデータをメモリで扱うようになってきて
います。

16bitから32bitへの入れ替え時期にメモリ搭載量16MBぐ
らいであったものが、1000倍の容量を持つようになりま
した。
メモリ16GB以上の時代に64bitのアプリケーションは開
花していくものと思われます。

12月のWindowsアップデート

こんにちは、マーシィです。

12月のWindowsアップデートが公開されました。
今回のアップデートにはマルウェアDuquで利用された脆
弱性のパッチも含まれています。

今回重要性の高い「緊急」が三件、それに次ぐ「重要」
が十件となっています。

Duquは標的型攻撃の標的になった場合しか被害を受けな
いものでしたが、アップデートの公開によって、脆弱性
のリバースエンジニアリングが行われ、より広範囲に広
がる可能性が考えられます。

この攻撃を受けないためには早めのアップデートが重要
となります。
時間を見て、アップデートの適用を行ってください。

スマートフォンのバッテリの持ち

こんにちは、マーシィです。

スマートフォンのバッテリの持ちが悪いということで、
普通の携帯電話から変更した人で違和感を感じる人も少
なくはないようです。

スマートフォンがそのディスプレイサイズを大きくして
いる理由の一つに、バッテリのための面積を稼いでいる
という意味合いもあると思われます。
スマートフォンは、小さなパソコンと同じようなもので、
実際使用されているOSもiPhoneならMacOSXと同等のもの
ですし、AndroidであればLinuxです。
それで何が変わるかというと、複数のプログラムを同時
に立ち上げできるということです。マルチタスクという
ことばもPCそのままです。

このため、操作していない間でも、複数のアプリが見え
ないところで動作していて、思わぬバッテリ消費の原因
となります。
これに通知などの仕組みが加わり、さらにバッテリ消費
が増えています。

バッテリが持たない、という問題は解決するのはかなり
難しく、どちらかというとユーザーがこのバッテリ充電
感覚に慣れていくことが先のことになりそうです。
荷物が一つ増えてしまいますが、eneloop mobile boost
erのようなUSB給電できるポータブル大容量バッテリを
持ち歩いて、普段以上によく使ってしまったときは、適
宜利用するのも一つの方法です。

電子メールを置き換えるもの

こんにちは、マーシィです。

電子メールを利用したコミュニケーションは、紙の手紙
を置き換えるものとして、PCの存在意義の一つとなって
います。
電子メールの利点は複数の受信者にいっせいに送信でき
ること、ファイルを添付することができること、などが
あります。
欠点としては、迷惑メールの量が年々増えていることや、
送信者や重要度によるメールの仕分けを手動でしなけれ
ばならないことです。

電子メールを置き換えるものとして、ソーシャルネット
ワークの利用などが模索されています。
企業向けSNSにChatterやMicrosoftOffice365などがあり
ます。
返事がすぐに欲しい場合や、何度か返信を交わす必要な
どがある場合、インスタントメッセージを利用すると効
率が上がります。

添付ファイルもネットワーク上で、編集共有するなどす
ると、バージョンが少しずつ変わるたびに電子メールで
すべて送信するという手間が省けます。

これらのコラボレーションツールを社外の人にもすぐに
使ってもらうのは、なかなか難しいものがあると思いま
すが、社内で積極的に活用すれば効率を上げていくこと
ができそうです。
脱電子メールという流れがこれからできていくのではな
いでしょうか。

スマートフォンの入力装置

こんにちは、マーシィです。

スマートフォンなどの入力には現在静電式タッチパネル
がおもに利用されています。
静電式のタッチパネルが主流になる前は感圧式のタッチ
パネルがおもに利用されていました。
多くの感圧式のタッチパネルではスタイラスペンが用い
られています。

静電式は複数のタッチなどを感知する現在主流のスマー
トフォンのマルチタッチに対応するために、主流となっ
てきています。

たしかにタッチによる操作性は心地よいものがあり、こ
れからのスマートフォンやタブレット型でどんどんシェ
アを占めていくこととなりそうです。
しかし、入力装置として、指を使うこともあり、高速で
高精度の操作は難しいのが欠点になります。
文章を書きたい場合などは、やはりキーボード付のノー
トブック型が有利なことはいろいろとあります。

これらの欠点を補っていきそうなのが、音声入力です。
これまではコンピュータ上に音声データベースをもって
いたために、あまり沢山の言葉に対応できず、うまく入
力されないことが多かった技術ですが、音声データなど
を一度クラウド上のデータベースで照合させることによ
って、これらの欠点を補うような仕組みができつつあり
ます。

利用者が増えると、それだけ音声のデータベースも多く
持つことができるようになり、より判別されやすい音声
入力のシステムが築かれていくことになります。
これからの進化が期待される分野です。

CarrierIQ

こんにちは、マーシィです。

現在iPhoneやAndroidなど主だったスマートフォンに、
にCarrierIQというサードパーティの情報収集ソフトウ
ェアが組み込まれていたということが話題となっていま
す。

このCarrierIQは様々なスマートフォンにあらかじめイ
ンストールされており、挙動としてはキー入力情報や、
スマートフォンの状態などを収集していたということが
明らかになっています。

おそらくはクラッシュレポートや、機器の状態診断のた
めに情報が用いられていると思われます。

そのようなソフトウェアを組み込まれてていることを、
あらかじめユーザーが承諾していない、また承諾してい
ないデータを無断で送信するということが問題視されて
いるようです。

Appleはコード上には存在するがすでに利用していなく、
早急に取り除く旨を発表しており、Androidの各社からも
同様な発表が行われることになりそうです。

AMDがIntelとの競争をあきらめる

こんにちは、マーシィです。

インテルのように、PC用のプロセッサを作っているメー
カーはいくつかあります。
その中にAMD社があり、Athlonというプロセッサを中心
に展開しています。
このAMDがインテルとの競争をあきらめるような発言を
おこなったようです。

パソコンを買う場合、CPUの種類をいくつかの中から選
ぶことになり、Core i5であるとか、Celeronであるとか、
いくつかの選択肢の中にAMD Athlonがありました。
AMDはインテルの8086互換アーキテクチャの中でも、最
初に1GHzを越えたCPUを発表したり、最初に64bit命令を
組み入れることができたり、その時代時代においては、
インテルを上回ることも多々ありました。

しかし、やはりIntelInsideのブランド戦略などでPC=In
telという流れができ、またサーバー向けやハイパフォ
ーマンスコンピューティングの流れの中でも、新規開発
能力の小ささから、徐々に遅れをとり始めていました。

これからは、ハイパフォーマンスなPC向けプロセッサか
ら、スマートフォンやタブレットなどのモバイル機器用
途に向けて、フォーカスを移していくという流れになり
そうです。

PC向けプロセッサの王者はインテルから揺らぐことは、
ほぼなさそうですが、現在ものすごい勢いで追いかけて
いくARMをはじめとしたモバイルプロセッサとの競争が
ますます多様、かつ激しくなっていくのではないでしょ
うか。

無線LANアクセスポイントと位置情報

こんにちは、マーシィです。

無線LANのアクセスポイントの情報が、スマートフォン
などの位置特定のために利用されるようになっています。

位置特定には、カーナビのようにGPS衛星を利用したも
のが主流ですが、スマートフォンなどの場合、GPS電波
の届かない屋内や、地下などでもおおよその位置を特定
できるように、無線LANのアクセスポイントの電波状況
が利用されることが多いようです。

具体的には無線LANアクセスポイントのMACアドレスとい
う機器固有の情報を基にして、スマートフォンなどから
収集された位置情報がデータベース化されているようで
す。

これは便利な側面もありますが、無線LANにキーなどを
設定していてもいなくても、自動的にスマートフォンな
どから位置を特定して、位置情報のために使用されます
ので、アクセスポイントのESSIDなどにMACアドレスを利
用している場合など、ESSIDを公開するだけで住所まで
わかってしまうということにもなります。

すでにスマートフォンの普及により、無線LANアクセス
ポイントのデータベース化は進んでしまっているので、
ESSIDなどを機器の標準で使っている方は、とりあえず
MACアドレスがそのまま利用されていないかを、確認し
ておくといいでしょう。

GoogleWave終了

こんにちは、マーシィです。

Googleが自社で開発を行っていた、GoogleWaveを2012年
に終了するという発表を行いました。

GoogleWaveはまさにWebアプリの最先端として、鳴り物
入りで発表されました。
GoogleWaveは電子メールを置き換えるサービスであると
さえ言われました。
しかし多くの人に、存在を知られることなく、消えてい
くこととなりました。

GoogleWaveはドキュメントのリアルタイム同時編集がで
きるWikiに、インスタントメッセージの機能を追加した
ようなサービスです。
オンラインでの情報共有のこれからのあり方をGoogleが
自ら示すといった意味合いがあったのかもしれません。
それは確かに先進的で、いままでに見たことの無いよう
なものでした。

このサービスが失敗したのは、やはり現在のPCで実行す
るにはあまりにも重く、大きすぎるWebアプリだったと
いうことに尽きるかもしれません。
最新のPCをもってしても、編集を重ねていくうちに動作
が鈍くなり、少し古い型のPCでは満足に文書を開くこと
もままなりません。
ましてやスマートフォンなどのモバイル機器では実質動
作不能でした。メモリが足りなかったのです。

アプリケーション実行時の効率が、ネイティブアプリの
ほうが高く、Webベースでは複雑さを持たすことにも限
界があるという見本だったのかもしれません。

これがうまくいっていれば、ネイティブアプリとWebア
プリの逆転が起こっていたかもしれませんが、いまはま
だその時期ではなかった、と言えそうです。

ネイティブアプリとWebアプリ

こんにちは、マーシィです。

いまアプリケーションは、そのコンピュータから直接実
行できる形のネイティブアプリケーションと、コンピュ
ータの上に仮想的なコンピュータ環境を作ってそのうえ
で実行させるWebアプリやFLASHなどに二極化してきてい
ます。

もともとパソコンには直接実行できる形式のネイティブ
アプリケーションばかりでした。
ネイティブアプリケーションは、そのコンピュータのも
つすべての機能を使いきれることと、動作が軽快なこと
が特徴です。

Webアプリは、インストールせずにつかえるということ
と、サーバ側でほとんどの処理を行えることから、端末
の種類によらず実行できることが利点です。
その利便性から、ほとんどのアプリはWebアプリが主流
になっていくだろうと考えられていました。

昨今のモバイル機器をめぐる事情から、ネイティブアプ
リの重要性が、ふたたび脚光を浴びてきたように感じら
れます。
ブラウザ上で動くアプリは、作りこめばネイティブアプ
リと同等の使い心地が得られるまでに、進化してきまし
た。
しかしそれには、十分なメモリ容量と、CPU能力が必要
で、ネイティブアプリと比較すると、作りこんだWebア
プリのほうが、重くなってしまうこともしばしばありま
す。

モバイル機器は、バッテリ駆動である関係で、デスクト
ップと同等のCPU能力と、メモリを搭載することは、で
きません。
そのため軽快に動作するネイティブアプリが、モバイル
機器のアプリとして適しているようです。

FacebookやGoogle+などをブラウザで表示すると、かな
りのパワーが必要となり、モバイル機器では表示できな
いこともありますので、双方ともネイティブアプリのク
ライアントを出しています。


iPhoneのアプリなどでHTML+javascriptで開発できるよ
うにもなっていますし、Googleもブラウザ上でネイティ
ブアプリを動かす仕組みであるNativeClientをリリース
していますので、ネイティブアプリの境目はあいまいに
はなりつつもありますが、最適な形のアプリを選べるよ
うになっているともいえます。