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ネイティブアプリとWebアプリ

こんにちは、マーシィです。

いまアプリケーションは、そのコンピュータから直接実
行できる形のネイティブアプリケーションと、コンピュ
ータの上に仮想的なコンピュータ環境を作ってそのうえ
で実行させるWebアプリやFLASHなどに二極化してきてい
ます。

もともとパソコンには直接実行できる形式のネイティブ
アプリケーションばかりでした。
ネイティブアプリケーションは、そのコンピュータのも
つすべての機能を使いきれることと、動作が軽快なこと
が特徴です。

Webアプリは、インストールせずにつかえるということ
と、サーバ側でほとんどの処理を行えることから、端末
の種類によらず実行できることが利点です。
その利便性から、ほとんどのアプリはWebアプリが主流
になっていくだろうと考えられていました。

昨今のモバイル機器をめぐる事情から、ネイティブアプ
リの重要性が、ふたたび脚光を浴びてきたように感じら
れます。
ブラウザ上で動くアプリは、作りこめばネイティブアプ
リと同等の使い心地が得られるまでに、進化してきまし
た。
しかしそれには、十分なメモリ容量と、CPU能力が必要
で、ネイティブアプリと比較すると、作りこんだWebア
プリのほうが、重くなってしまうこともしばしばありま
す。

モバイル機器は、バッテリ駆動である関係で、デスクト
ップと同等のCPU能力と、メモリを搭載することは、で
きません。
そのため軽快に動作するネイティブアプリが、モバイル
機器のアプリとして適しているようです。

FacebookやGoogle+などをブラウザで表示すると、かな
りのパワーが必要となり、モバイル機器では表示できな
いこともありますので、双方ともネイティブアプリのク
ライアントを出しています。


iPhoneのアプリなどでHTML+javascriptで開発できるよ
うにもなっていますし、Googleもブラウザ上でネイティ
ブアプリを動かす仕組みであるNativeClientをリリース
していますので、ネイティブアプリの境目はあいまいに
はなりつつもありますが、最適な形のアプリを選べるよ
うになっているともいえます。