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マイクロプロセッサ誕生40年

こんにちは、マーシィです。

IntelがマイクロプロセッサIntel4004を発表してから40
年になります。
マイクロプロセッサは、今はどんなコンピュータ、モバ
イル機器、ゲーム機などにも搭載され、その計算能力の
中心となっています。
Intel入ってるというCMでも宣伝されているCoreシリー
ズもこのマイクロプロセッサに当たります。

4004は4bitのコンピュータでした。
これはプログラミング可能な電卓に使用される目的で開
発されました。

いま多くの方が使用されているコンピュータは64bitで、
一度に扱える計算の量や、使用できるメモリの量も桁違
いです。

いま使われているようなコンピュータと同等の性能を持
ったコンピュータは40年前には想像すらできない領域で
した。
マイクロプロセッサの性能進化は、この40年で驚くべき
ものになりました。

これからはさらに省電力かつ計算能力の高いプロセッサ
がリリースされ、モバイル機器の性能を押し上げていく
ことになるでしょう。

40年前の電卓よりも小さいサイズで、高度な能力を持つ
現在のスマートフォンを想像できなかったように、つぎ
の40年で、私たちの知るコンピュータとはまた違った形
に進化していくことでしょう。

コンピュータ利用者の世代交代

こんにちは、マーシィです。

タブレット型のコンピュータは紙を置き換えるものとし
て、これから普及の段階に入ります。
私たちの世代では、コンピュータは紙の機能を増幅する
ものとして、用いられてきました。

コンピュータが無い頃、必要な資料や書類はバインダー
などにまとめ、索引などを用いてきました。
これらをコンピュータで置き換える上で、フォルダとい
う概念が生まれ、必要なファイルをフォルダにまとめよ
う、という形で、わかりやすく用いられてきました。
このように、私たちがコンピュータを事務機器として使
う上で、比較対象として紙というものが重要な要素でし
た。

これから生まれてくる世代にとって、コンピュータを使
う上で、紙という前置きは不要なものになっていきます。
iPadなどはその操作の直感性から、言葉のしゃべれない
幼児でもその操作を理解することができます。
最初からコンピュータというものがある世代が生まれて
きているのです。

これからの子供たちは、情報を共有し、やり取りをする
上で、コンピュータの特性だけをうまく利用して、使っ
ていくことが当たり前のようになります。
紙を前提として、理解を促すためのやり方は、じょじょ
に利用されなくなっていくでしょう。

まだ新しいとっつきにくいもの、とされているような物
でも、10、20年後になればスタンダードなっていきます。
今起こっている変化の流れのなかに、身をおくという意
味でも、それらのものを積極的に取り入れておくことは、
大事になるのではないでしょうか。

FLASHのこれから

こんにちは、マーシィです。

FLASHのモバイル版の開発終了によって、FLASHというプ
ラットフォームは縮小してしまうのでしょうか。

FLASHはもともとMacromedia社が作ったマルチメディア
再生用のプラットフォームでした。
広く普及し始めたのは、Web上での動画再生の利便性が
高かったということもあり、Youtubeなどが推進役とな
っていました。

Macromedia社はAdobeに買収され、FLASHはAdobeの一製
品として組み込まれることになりました。

FLASHはコンピュータや携帯電話などを含むモバイル機
器の上で動く、仮想的なコンピュータです。
この仮想的なコンピュータをインストールされた機器の
間では、ハードウェアの差などを越えて、同じプログラ
ムが実行できます。
これはJAVAとも同じ思想で作られています。

PCは今のところほとんどが同じ機器構成でしたが、携帯
電話は機種ごとにプロセッサの種類やOSなども違います
ので、FLASHによってどの携帯電話でも同じプログラム
が動作するということは、アドバンテージでした。

いまはHTMLとjavascriptを組み合わせたプログラムが多
く流通するようになり、HTML5は世界標準の規格ですが、
FLASHは独自の規格ですので、FLASHはこれに押された形
になります。
Adobeはモバイル版のFLASHの開発を終了し、HTML5向け
の開発に資源を割り当てる発表をしました。
その一方で、現行のデスクトップ版FLASHについては開
発を続け、モバイル向けのアプリ開発用として、FLASH
は継続していくと表明しています。

これからはWEB向けのFLASHの需要は減っていくことにな
りそうですが、モバイル向けアプリのマーケットはこれ
から大きくなっていきますので、その開発環境へフォー
カスを移していきたいという考えだろうと思われます。

GoogleMusicが米国で開始

こんにちは、マーシィです。

Googleが独自の音楽サービスGoogleMusicをアメリカで
正式に開始しました。
これは自分の音楽ライブラリをGoogleの持つサーバーに
コピーして、Androidなどの携帯端末からの再生を可能
にする、音楽ロッカーサービスと、iTunesStoreのよう
な音楽販売ストアを持っています。

これらは権利の問題で、日本では現在利用することはで
きませんが、このサービスがアメリカでうまくいけば、
日本での開始もあるかもしれません。

GoogleMusicが独特なのは、Google+での音楽共有機能や、
誰でも販売を始められるというところです。

Google+の自分のサークルに対して、購入した音楽を共
有できるようです。共有といってもダウンロードされる
わけではなく、ストリーミングで配信されます。

また誰でも販売を始められるのは、他にはない特徴とい
えます。アーティストは自分のページを作って、そこに
販売用のリンクをおき、独自の楽曲を配信することがで
きます。
音楽レーベルと契約していなくとも、楽曲の配信が可能
になり、Google+との連携で口コミ的な広がりを期待す
ることもできます。

日本では版権所有者の力が強く、こういったサービスは
容易には開始できないという事情がありますが、このよ
うなサービスが広まると、もっと音楽に親しみやすくな
り、楽曲の売上も上がっていくと思います。

docomoとiPhone

こんにちは、マーシィです。

docomoは、iPhone獲得に向けて交渉を続けていることを
明らかにしました。
softbankからはじまり、auでこの秋から発売が開始され
たiPhoneですが、docomoの電波が強いエリアの人は、do
como版のiPhoneを待ち望んでいるかもしれません。

docomoは独自のエコシステムであるiModeを持っていま
す。これはiMode端末のみがアクセスできる小さいWebの
ようなものであり、またアプリストアをかねています。

docomoはこのiModeによって、iアプリと呼ばれる携帯専
用のアプリケーションや着信音などを配布し、課金する
仕組みを独自に築きあげてきました。

iPhoneを導入するとなると、これらはすべてiTunesStor
eが置き換えることになってしまいます。
Androidのように、独自マーケットや、SPモードをプリ
インストールさせるというようなことも、Appleは嫌い
ますので、ここが大きな障壁となっていると見られてい
ます。
iPhoneを獲得する代わりに、iModeで築き上げた課金シ
ステムは手放さなければならなくなってしまいます。

iPhoneはこのような独自の課金システムのないところに、
Apple独自の課金システムをもって、市場を形成してき
ました。
それだけにdocomoのように独自のシステムを早期から持
っているところは、iPhoneを受け入れることに大きな抵
抗を示すのは仕方のないことです。

加入者増をとるか、独自システムを生き残らせるか、と
いう選択にはまだまだ時間がかかるのではないでしょう
か。

タイの洪水でハードディスク価格高騰

こんにちは、マーシィです。

タイ全土を覆う洪水が、ハードディスクの供給に大きな
影響を与えているようです。
ハードディスクの生産について、タイは全世界の供給の
4~5割を担っていましたが、これらの生産拠点が洪水に
よって、生産停止を余儀なくされています。

これによって、ハードディスクの市場価格が、大きく値
上がりする自体になっています。
また品不足にもなっており、ハードディスク故障などで、
代替のハードディスクが必要な場合も、すぐには手に入
らなくなるかもしれません。

コンピュータの新規出荷についても、減少する見込みと
なっています。

こういった影響は、来年の第一四半期、3月ごろまで持
続すると見られており、それまでは価格や在庫なども不
安定になりがちな状態が続くことになりそうです。

価格の不安定な時に無理にハードディスクを買うよりも、
まずは不要なファイルを消してハードディスクの容量を
確保し、安定的に供給され始めるのを待つほうが、よい
かもしれませんね。

第2世代Corei7の最上位モデル

こんにちは、マーシィです。

Intelから第2世代Core i7プロセッサの最上位モデルCor
e i7-3960X Extreme Editionが発表されました。

第2世代Core iシリーズは普及価格帯のものから登場し、
Core2Duo以前のPCを置き換えるものとしてラインナップ
が整備されてきました。

Intelの一般消費者向けCPUの最上位モデルは、第一世代
Core i7-990Xでしたが、これを置き換えるものとして、
3960Xは発売されることになります。

普及型のCore i7とは違い、このプロセッサはグラフィ
ック機能を内蔵していません。CPUコアは6となり、内蔵
L2キャッシュは15MBに増量されています。
サーバー向けのXEONプロセッサなどを除けば、Intelの
プロセッサのなかではもっとも演算能力の高いものとな
ります。

これらは高度な計算用途、あるいはハイエンドゲーム環
境など、あまり一般的な目的に用いられることはありま
せん。

これは次世代のIvyBridge世代のハイエンドプロセッサ
が出るまで、最上級のCore iシリーズプロセッサとして
選択されていくことになります。

スマートフォンのシェア争い

こんにちは、マーシィです。

コンピュータのシェア争いというのは、いかにユーザー
を囲い込んで、ほかのプラットフォームに移れないよう
にするかという争いでした。
それはコンピュータが生まれて間もない頃から、コンピ
ュータの機種ごとにプログラムの互換性がない、という
形で存在していました。

特殊な文字やあまり使わないような人名漢字をコード化
しているので、一度顧客データなどを入力してしまうと、
コンバートする際に文字が落ちてしまうので、他社製コ
ンピュータへ変換ができないというような形での囲い込
みもありました。

PCの時代になって、アプリケーションが動作するかとい
うことは、最も多く用いられてきた囲い込みの形です。
たとえば、Windowsがいま最もシェアが大きく、またそ
のシェアを維持し続けているのはWindows専用のアプリの
数の多さ故です。

スマートフォンのシェアをめぐる争いでも、スマートフ
ォン上で動くアプリが大きな鍵を握ってくることになる
でしょう。
iPhoneもAndroidもアプリストアを保有していますが、
これからユーザーを囲い込むための第二、第三の勢力が
出てくるかもしれません。

それだけスマートフォンの市場は大きく、将来性も高い
ので、これからの一億人以上のユーザーをどう獲得して
いけるかという争いでもあります。

Adobeがモバイル向けFLASHの開発終了へ

こんにちは、マーシィです。

昨日Adobe社がモバイルプラットフォーム向けのFLASHプ
レイヤーの開発を終了するという発表を行いました。
セキュリティーアップデートやメンテナンスは行うとし
ていますが、今後FLASHに実装される新機能は携帯型の
端末ではフォローされないことになります。

これにより、HTML5がよりいっそう重要性を増してくる
ことになるでしょう。
動的なWEBサイトはFLASHからHTML5に移行していくこと
は、ほぼ確実な流れとなったのではないでしょうか。

FLASHのよいところは、swfファイルさえ作れば、どのプ
ラットフォームでも動くというところにありました。
アニメーションやメニューなどは、FLASHを利用して作
られているページがかなりの数ある状況です。

それでもHTML5を利用する仕組みに、スタンダードが移
っていく流れをとどめる事ができないことで、Adobeも
方針転換を迫られた面があるのではないでしょうか。

FLASHは様々なアプリが動作する枠組みとしては残って
いきそうですが、WEBの世界では徐々にそのシェアを低
下させていくことになりそうです

Windows11月のアップデート

こんにちは、マーシィです。

2011年11月のWindowsアップデートが公開されました。

今回のアップデートに緊急に修正するべき脆弱性があり
ます。
これらの脆弱性を利用したマルウェアが出現する可能性
がありますので、必ずアップデートは適用しておきまし
ょう。

また先日書きましたマルウェアDuquについては、今回の
アップデートには含まれていません。
これはまた近々のうちにアップデートがリリースされる
と思われます。

アップデートがリリースされると、どのような脆弱性が
あったのか明らかになりますので、現在標的型に利用さ
れているこの脆弱性もウィルスのような形で、一般化さ
れる可能性が高まります。

アップデートの情報はこまめにチェックし、適用してい
くことが重要です。
アップデートをほったらかしにすると、不要なリスクを
負ってしまいますので、心配をしたくない人は自動でア
ップデートが適用されるように設定しておきましょう。