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iPhone4Sの音声アシスタントSiri

こんにちは、マーシィです。

iPhone4Sの大きな新機能の一つに、音声アシスタントSi
riがあります。
これは音声で用件を伝えると、自動的に文法を解釈して、
応答するというものです。

単語単位での音声入力はこれまでもあり、例を挙げれば
iPhone用のGoogleアプリでは、読み上げた言葉を検索し
てくれます。

自然な言葉での命令に答えてくれるSiriはどのように使
うのでしょうか。

たとえば、「明日の午前中は雨ですか」と問いかけると、
GPSから判別した近辺の天気情報を読み出し、降水確率
が低ければ「雨ではありません」という風に答えます。

また「Aさんに、メールを送りたい」と伝えると、アド
レス帳からAさんのアドレスを取り出し、自動的にメー
ルのあて先にAさんのアドレスを入れます。その後用件
を音声で伝えれば、それを文章にして本文にセットしま
す。
「メールを送りますか?」と聞かれるので、「はい」と
答えれば、そのままメールは送信されます。

このようなやり取りが、街中の騒音の中でも十分可能な
ようです。

これらの機能は現在日本語では使用できませんが、2012
年には日本でもサービスが開始されるとのアナウンスが
ありました。

文法解析や単語データベースの組み合わせではあります
が、より敷居の低いコンピュータの入り口として、今後
普及していくのかもしれません。

クラウドストレージ

こんにちは、マーシィです。

クラウドの使用用途として、記憶領域に使うというもの
は、いくつかでてきています。

ファイルをクラウド上にアップロードして、他のPCやス
マートフォンから、明示的にダウンロードしなくても、
自動的にダウンロードされている、という同期の機能を
持ったものが出てきています。

iCloudもこういった記憶領域型のクラウドの一つです。

個人で今すぐにつかえるクラウドの記憶領域は

スカイドライブ

ドロップボックス

シュガーシンク

などがあります。
どれも無料で使い始めることができます。

パソコンを複数台使用している場合や、外出先でスマー
トフォンでファイルを閲覧したい、消えると困るファイ
ルをバックアップしておきたいという場合に、便利につ
かえると思います。

USBメモリにコピーする代わりにこれらのサービスを利
用して、外出先から共有エリアのファイルをダウンロー
ドするなども可能です。

気軽に使い始めると、これらのサービスの便利さから離
れられなくなるかもしれません。

クラウドのもたらしてくれるもの

こんにちは、マーシィです。

クラウドというものは、いったい何をユーザーにもたら
してくれるのでしょうか。

クラウドは個別のPCが持っていたものを、外部化すると
いう方向性で進化しています。

たとえば、GoogleMapを例としてみます。地図アプリをP
Cにインストールする場合、エリア全体(たとえば日本
全体)の地図のデータをハードディスクにインストール
するということが必要でした。これには数百メガバイト
からのハードディスク容量が必要です。

しかしGoogleMapは地図の情報はすべてサーバーにおい
て、WEBブラウザに地図を操作する部分だけを持たせて、
個別のアプリケーションをインストールする必要をなく
しました。

また、ルートマップを表示する場合、その地図データを
もとに、個別のPCで計算してルートを出していました。
そのためPCの性能によって、待ち時間が長くも短くもな
ります。

GoogleMapではGoogleのサーバーでルート計算をするの
で、最低限のブラウザが動く環境であれば、処理にかか
る時間はほとんど変わりません。

クラウドは、このように個別のPCが担当すべきであった
計算処理能力と、ハードディスクなどの記憶装置を、ネ
ットを介して分担するものになってきています。

これによりモバイル機器は特に恩恵を受けやすいです。
スマートフォンのような小さい機器でも、デスクトップ
PCと同等の処理能力と、記憶装置を持つことができ、小
さいバッテリでも長時間の稼動が可能となります。

またデスクトップPCでも、モバイル機器との連携や、個
別のアプリケーションのインストール、バージョンアッ
プといった作業を省けるため、これからのクラウドの発
展により、今まで以上の利便性をえられることになりま
す。

iCloudのスタート

こんにちは、マーシィです。

iCloudのサービスが、本日より開始されます。
これはiPhone、iPad、iPodTouchのユーザーが無料で利
用できるWEBサービスとなります。
これには最新のiOS5を導入することが必要です。

無料で5GBまでの保存領域が利用できるほか、メールや
カレンダーやアドレス帳、写真やファイルを各iPhoneや
PCで共有できます。

クラウドという言葉は聞くけれども、実際にどういうも
のなのかはわからない、という一般のユーザーに対し、
アップルはクラウドという言葉を前面に押し出したサー
ビスを提供することとなりました。

インターネットを利用して、たとえばGoogleのGmailな
どを利用している場合も、クラウドを利用していること
にはなりますが、クラウドとWEBの他のサービスはどう
違うのかなど、とらえどころのないイメージが先行して
いる部分もあります

このiCloudのサービスが多くのユーザーにとって使いや
すいものであれば、iPhone等の多くのユーザーにとって、
クラウドという言葉は、今まで以上の利便性を提供して
くれるものとして認知されることになるでしょう。

聞くところによると、AppleはこのiCloudのために自社
のデータセンターを大幅に増設したということです。

誰にとっても使いやすいサービスになれば、クラウドと
いうものが普及していくきっかけとなるのではないかと
期待しています。

iOS5

こんにちは、マーシィです。

iPhone用のOSであるiOSが日本時間で10月13日にアップ
デートされると予告されています。
これにより、iPhone3GS、iPhone4、iPad、iPad2そして、
第3世代以降のiPodTouchがアップデート適用となります。

200を超える新機能が謳われていますが、大きな変更点
としては通知センター、リマインダー、そしてPCFreeと
いうところでしょうか。

通知センターは現在ポップアップしてくるお知らせを一
まとめにして、時系列で表示してくれる機能です。
通知のされ方も、作業を邪魔することのないように通知
領域に表示されるだけになります。

リマインダーは、ToDoリストの機能が標準で搭載される
ものです。
するべき事のリストや買い物リストなどを、記録し、ま
た場所や時間を登録することによって、通知を受け取る
ことができるようになります。

PCフリーは、iPhoneを買ってきて最初にアクティブ化す
るためにPCに繋ぐ必要がなくなるものです。
買ってきて最初にiTunesの入ったPCと繋ぐ必要はありま
せん。
またiCloudをセットアップすれば、同期やバックアップ
などもiCloud越しに行われるようになるので、PCに繋が
なければならない場面はほとんどなくなるようです。

他にもたくさんの更新がありますが、よく使われるのは
以上の三点になるのではないかと思います。

スティーブ・ジョブズ氏と紙とパソコン3

こんにちは、マーシィです。

前回の続きです。

印刷業界から端を発したレーザープリンタの普及が紙の
文書を増大させることになりました。

そこに、再度表れるのがスティーブ・ジョブズ氏です。
彼が最後にかかわったプロダクトであるiPad。電子書籍
などが利用法として挙げられていますが、オフィスの電
子文書のリーダーとして、もちろんつかえます。

ビジネスの利用シーンとしては、現在プレゼンテーショ
ンに使われることが多いようですが、これからは電子文
書の共有という形で入り込んできそうです。

作成したビジネス文書をクラウドで共有して、iPadなど
のタブレットでそれを閲覧、自分用のメモなどを追記し
て、クラウドの自分用のフォルダに保存する。

ミーティングで人数分のドキュメントを印刷して、ホッ
チキス止めしておく、というようなことは過去のもの。

そういった形でようやく、ゼロックスが30年以上前に実
現を恐れていたペーパーレスオフィスが実現していくの
かもしれません。

スティーブ・ジョブズ氏と紙とパソコン2

こんにちは、マーシィです。

前回の続きです。

そういった恐れのないジョブズ氏は、マッキントッシュ
をリリースし、それまでキーボードしかなかったパーソ
ナルコンピュータの世界にマウスを持ち込みました。

これによりコンピュータで紙面をレイアウトできるDTP
(デスクトップパブリッシング)というものが、世界に
一気に広がりました。

DTPの登場はパーソナルコンピュータの登場以来の大き
な出来事の一つです。現在のオフィスアプリも、オフィ
ス文書に特化したDTPの一種であると考えれば、その影
響を受けた人の数は膨大なものになります。

OA化と紙の消費量
コンピュータがオフィスに入り込み、文書を見たまま編
集し、印刷できるようになると、紙の使用量は増大して
います。

とくに95年以降の紙の使用量が増大しているのは、マッ
キントッシュの操作性をほぼそのまま取り入れた、Win
dows95の登場が大きなイベントとなっていることは、
間違いないでしょう。

つづきます

スティーブ・ジョブズ氏と紙とパソコン1

こんにちは、マーシィです。

故人スティーブ・ジョブズは、何もないゼロの地点から、
グラフィック操作インターフェイスの原点マッキントッ
シュを生み出したわけではありません。

マッキントッシュはゼロックスのパロアルト研究所で試
作されていた、Altoというコンピュータの操作をコピー
したものでした。
XEROX Alto
Altoはマウスや、グラフィックで表示されたディスプレ
イ、LAN、レーザープリンタなどを1973年の時点ですで
に備えていました。

Altoは十年先行していたにもかかわらず、商品化にはい
たりませんでした。

それには複写機メーカーとしてのゼロックスが、コンピ
ュータの普及によって、オフィスから紙の使用が無くな
ってしまうのではないかという恐れを抱いていたからで
す。
文書の電子化が進めば、コピー機は無用となり、廃業す
ることになるのではないかということです。

つづきます

Steve Jobs, 1955 - 2011

こんにちは、マーシィです。
アップル社のスティーブ・ジョブズ会長兼取締役が本日
10月5日(米国時間)に亡くなりました。

このニュースは世界中を一瞬で駆け巡り、多くの著名人
からの哀悼の意が寄せられています。

彼の死はアップル製品のユーザーに限らず、何かを志し、
みずから動く者のシンボルとして、また、狭いガレージ
からアップルをここまでの企業に興したアメリカのアイ
コンとして、多くの人の心に何かを残したに違いありま
せん。

彼がいなくとも、パーソナルコンピュータは生まれてい
たでしょう。しかし、今私たちが思っているそれとは違
うものになっていたかもしれません。

彼のやりたかったことは、そのままソフトウェアや、ハ
ードウェアの形となって、いま私たちの身近にあります。

五十年、百年先のひとが、ここ三十年のコンピュータの
発展の歴史を見たとき、そこに必ず記されるのが、ステ
ィーブ・ジョブズ氏の名前になるのではないかと思いま
す。

ご冥福をお祈りいたします。

iPhone4S

こんにちは、マーシィです。

iPhone4Sが発表されました。
iPhone4からの変化としては、W-CDMAとCDMA2000の両対
応になったことが、最も大きい変化でしょう。

これにより、海外などへiPhoneを持っていくときに、つ
かえるキャリアの選択肢は一気に広まります。
また同型のモデルで、販路を複数持てるということは、
Android勢の追撃を受けるAppleにとっては、強みとなり
ます。

プロセッサのパワーアップとカメラ機能の強化、連続通
話時間の延長といった機能面の強化も行われています。

iPad2と同型のプロセッサを搭載することにより、高速
に大きいデータを取り扱うことができるようになります。
その結果の一つとして、内蔵カメラによるフルハイビジ
ョン動画の撮影と、編集が可能となりました。

今回のアップデートはiPhone3GSからiPhone4へのアップ
デートに比べると、幾分か地味な印象を与えるかもしれ
ません。

今回のアップデートは、iPad2とiPhone4SにA5という高
速なプロセッサを搭載することにより、iOSもさらに高
機能を搭載しやすくなるという今後への地盤固めの意味
合いも強くあると思われます。

新しいiPhoneと足並みをそろえる新しいiOSの登場によ
って、ユーザーの携帯電話での体験は、いっそう新しい
ものになっていくでしょう。