スティーブ・ジョブズ氏と紙とパソコン1 | 和歌山のシステム開発のことなら株式会社システムキューブ

スティーブ・ジョブズ氏と紙とパソコン1

こんにちは、マーシィです。

故人スティーブ・ジョブズは、何もないゼロの地点から、
グラフィック操作インターフェイスの原点マッキントッ
シュを生み出したわけではありません。

マッキントッシュはゼロックスのパロアルト研究所で試
作されていた、Altoというコンピュータの操作をコピー
したものでした。
XEROX Alto
Altoはマウスや、グラフィックで表示されたディスプレ
イ、LAN、レーザープリンタなどを1973年の時点ですで
に備えていました。

Altoは十年先行していたにもかかわらず、商品化にはい
たりませんでした。

それには複写機メーカーとしてのゼロックスが、コンピ
ュータの普及によって、オフィスから紙の使用が無くな
ってしまうのではないかという恐れを抱いていたからで
す。
文書の電子化が進めば、コピー機は無用となり、廃業す
ることになるのではないかということです。

つづきます