9月8日(日)に実施された
第4回 実力診断 中学2年
サピックスオープン 国語「論説文」で
『レジリエンス入門』が使用されました。
『レジリエンス入門』がサピックスの
模試で使われるのは、今回で3回目になります。
引用箇所は、127~136ページ
完璧主義と最善主義に関する部分です。
『レジリエンス入門』は
過去、何度も模試や入試に使用されましたが
この箇所からの出題が多いような気がします。
問1~問6 配点は40点。
著者の私もチャレンジしましたが、
30点しか取れませんでした……。
さすがSAPIX
中学2年でこの難度。
レベルが高すぎます。
思えば大学生時代、サピックスに通う
小学生の家庭教師をしていたのですが
サピックスの難問には本当に苦しめられました。
そのサピックスの問題に
私の文章が採用されるなんて
人生って、本当に不思議なものですね。
大学に通う電車内では
「シカクいアタマをマルくする」という
日能研の額面広告をよく見かけました。
その日能研の試験にも採用されるとは……。
高校時代は現国で留年しそうになりました。
そんな私が入試や模試の論説文に
採用されるような文章を書くようになるなんて
当時の私が知ったら、失神するほど驚くでしょう。
2020年のセンター試験の第1問でも
「レジリエンス」という概念について
説明をしている文章が出題されましたが、
今回のサピックスオープンでも
「レジリエンス」という言葉を知っているか否かで
大きな差がついてしまう問題になっています。
確実に「レジリエンス」という言葉は
受験における1つのキーワードになっています。
今後は、国語だけでなく、
小論文や英語でも出題されるはずです。
受験生にとって、
「レジリエンス」という言葉は
予備知識として知っておいて
決して損はないと言えるでしょう。
拙書『レジリエンス入門』は、
SAPIXや日能研の模試だけでなく
中学、高校、大学でも
実際の入試問題として使用されています。
国語の論説文対策だけでなく、
英語長文読解や小論文対策としても、
受験生や保護者の皆様
受験指導をされている先生方にも
ぜひ読んでいただきたい一冊です。
『10代の「めんどい」が楽になる本』も含め
過去の模試や入試で使用されたものはこちらです。