大人たちの過ぎゆく日々 -6ページ目

大人たちの過ぎゆく日々

身近な家庭菜園/現代小説

 「オンラインでも、するんですか?」

 

「僕は一人でやってますね」

 

「俺は、将棋はオンラインだね」

 

「へぇー将棋?・・じゃ相手が居るから出会うこともあるんでしょ」

 

「近くの人ならね」

 

「女性?」

 

「いや、男ですよ。でもオンラインでは対戦する女性の人も居るけどね」

 

「会うんですか?」

 

「え?会わないですよ。どんな人か分からないのに・・それに金と暇がないです」

 

そこへ「そんなことないよ」新井先生が口出しする。

 

「どういうこと?」

 

「お互い、お金無くても暇が無くても、"その気" があれば会えます。お金の切れ目が縁の切れ目じゃないわ。私は監督とは、そんな気持ちで会ってないから続くのよ」

 

金の切れ目が縁の切れ目とはよく聞く言葉だ。監督との付き合いは、かなり本気モードのように思えた。

 

切れ目を作るのは女性の方、長く交際を保つのも女性の気持ちからだろうと感じた。皆は新井先生の、その気ってなんだろうか気になったようだ。

 

集まりはラーメンの仕込みの為、解散となるが実際の飲み会は、ここからがスタートするらしく、各々が仲間と二次会に出かけるという。



新井先生は、いつもなら監督と二人だけで何処かに消えていくらしいが、今日は私達とファストフードに立ち寄る「先生、今日はありがとうございました、いろんな楽しい話聞かせてもらえました」

 

「いえいえ、あなたたちの方が断然、刺激的でしたよ、若いし・・」

 

「同じですよ。先生と同じアラフォー世代です。若くは無いです」

 

「私はね・・男臭い中って、わりと好きなのよね。女子会ってさ、集まっても目立たないし・・私は目立ちたがり屋」

 

「そういう意味では、私も今回チヤホヤされているようで刺激を受けました」


涼子も相槌を打った。

 

弘美が「ゲーセンの話ですけど、監督も若いですね」

 

「そうね、何事にも興味を示すのよね、そしてやってみる。一緒に着いて行く方が恥ずかしいくらいよ。でもね、彼は・・いや監督は、私が居ないと何も出来ないのよ」

 

「他にどんな興味を・・」

 

「ん・・いろいろ」と、言いながら遥か向こうを眺めていた。つづく

今年の種芋は、去年収穫した子芋を保存しておいたのを、春に芽出ししました〜


芽出し中〜6こ、3〜4月だろうか?なかなか芽が出なかったけど、気候が良くなると新芽を確認できました。


マルチもせずに空いた畑に植え付け〜順調に成長です。耕した畑の元肥が良かったのか?ぐんぐん成長(半日陰)


今年は毎日水やり🌱


石川早生か?土垂れ〜か?もはや分からない今現在😆



これは去年の収穫里芋。今年の種芋を↑選んで保管したのが最初の写真で、自給自足です。去年は苗は3こ(1こ失敗)なので、今年は倍増!ならいいけど〜

去年収穫した里芋〜真空パックに詰め込んで保存したら、今年の2月頃まで食べていた記憶あり。煮物がうまい。↓親芋だけはホクホクして粘りがないが、これまた美味しい。


 (35) 一生懸命、私たちを前向きにさせてくれる渡辺くんだけど、目撃してしまった女性が内緒ならば、全体の雰囲気は悪くなってしまう。弘美とすれば言うべき事ではないと感じている。

 

そんな考えの中で「滝口さん、お願いします」

 

「その前に、渡辺くんの現在は?」


渡辺くんを攻めた。

 

「え 俺? ・・分かりました」

 

「偶然にも私も43でして・・」


もう誰も反応しない。それでも「皆さんも知っているように、妻は同級生でもある旧姓矢川冬子です。そして息子が一人と、母と暮らしてます。

 

あと・・話したことのない事実が一つあります。実は・・歳の離れた妹が居ます。言ってみれば腹違いの子と言うのでしょうか・・」と、歯切れが悪いが笑顔も時たま見せて話してくる。

 

「会ったことあるの?」

 

「妹なので時々会ってますが、母は会ってくれません・・」

 

「・・」

 

「なので、兄である私のところに来てますね・・この間、立ち寄ってくれたので食事したけど元気そうでした」  



そう言い終えると「はい、では滝口さん、お願いしますよ」

 

滝口弘美は「今、渡辺くんの事、初めて聞いてビックリです。勘違いしていたかも?」

 

「勘違い?・・」

 

「あ、・・こっちの話です。じゃ、少し私の事も話します。私は結婚しているけど、今は離れて生活しています」すると周りも新たな流れになってザワついた。それは涼子も知らないし初めて聞いた弘美の告白だった。

 

弘美は続けて「子供は居ません」

 

すると「おおお!」何がおおお!なんだか、男どもの心理はよく理解出来ない。

 

「一つ聞いても良いですか?この中で、ゲーム好きな人居ますか?」ゲームに夢中なのかを聞いていた。

 

「はい」何人かが手を上げる。

 

先生までも手を上げていたので「え !  新井先生も?」

 

「監督が好きなので付き合いかな」

 

「監督と・・どこでゲームするんですか?」

 

「ゲーセンです」

 

監督までゲームすることで、弘美は大人もゲームに夢中になるのかと・・考えが変わった。つづく