はじめまして、佐藤真二です。



このたびは、私のブログに来て頂きありがとうございました。




このブログでは、

『逆流性食道炎を根本的に克服する』

ためには


▼何からスタートすればよいのか?
▼何に注意を払わなければならないのか?
▼逆流性食道炎の克服に向けて成功するための、ポイントは何か?
▼実際にプログラムを進めていく方法とは?



といった事を中心にお話ししていきたいと思います。



逆流性食道炎は、様々な調査データを見る限り、全国で
20~30万人の方々が発症しています。



また、胸やけを訴えている、逆流性食道炎予備軍は
なんと300万人以上と言われています。



しかし、病院に行って
内視鏡(胃カメラ)検査などの苦痛に耐えて
問診を受けても、
結局胃酸を薬で抑えたり中和するという対処療法策しかないのです。



以前は、私自身も、あなたと同様に悩んでいた時があり
次の様な症状で苦しんでいました。



★食事のたびに、胃もたれや胸やけを起こしてしまう

★突然、苦い水がこみ上げ「オェ」とえずく事が多くなった

★いつも炭酸飲料を飲み過ぎた時の様な、お腹の膨張感がある

★喉に違和感があり、いつもヒリヒリして気持ち悪い

★寝ている時、気持ち悪くて起きてしまい熟睡できない

★食事に誘われても、同じ物が食べられないので気が乗らない

★常に自分の病状が頭から離れず、物事を心から楽しめない



あなた自身も、近い様な症状を抱えて
いらっしゃるのではないでしょうか?



そんな、途方に暮れ続けた毎日でしたが
何年もの試行錯誤と専門家の
協力を受けて
体系的なプログラムを完成することに成功したのです。



『まずは1歩踏み出してみる=逆流性食道炎を改善するための近道』



ですので、あまりあせらずにスタートしていきましょう。



次回から一つずつ丁寧に、逆流性食道炎の克服についてお伝えしていきます。



きっとあなたのお役に立てる情報を
お伝えできると思いますので、期待して待っていて下さい。












こんにちは、佐藤真二です。



今日から、何回かに分けて逆流性食道炎の根本的な改善方法に
ついてお話ししていきたいと思います。



その前に、少し私の自己紹介も兼ねて過去をお話しますね。



私が胃の調子が悪いと思い始めたのは、
44歳の時で
今から8年も前の事です。



当時の私は、商社の食品部門責任者としてバリバリ働いていましたが
年を明けたあたりから胃の調子が悪く、ゲップもよく出る様になり
口の中も変な味がし始めたのでした。



そんなちょっとした異変から、3カ月が過ぎた時の事です。



胃腸薬を飲んだ直後は少し楽になるのですが、すぐにまた
元に戻ってしまい、一向に治る気配がなかったのです。



それどころかむしろ悪化の一途をたどり、日中にデスクワークをしていると
あの何とも表現できない、“苦い水”が突然込み上げる事も増えてきました。



さらに寝ている時も、喉がつかえて苦しくなって
起きたりするため、睡眠不足にもなってきたのです。



そこで私は、自分の症状が一体なんなのか知りたいと思い
家庭医学書やヘルスケア関連のサイトなどで必死に情報収集をしました。



その結果、どうやら私自身は「逆流性食道炎」という
病気になっていることが分かりました。



当時の生活は、今思い出しただけでも
絶対に戻りたくはない辛い状況でした・・・



毎日いわゆる典型的な仕事中心の生活をしており
1日12時間以上は最低働く、日々が続いていたのです。



そんな仕事漬けの中で楽しみだった、3度の食事や晩酌は医者から
細かく制限をかけられ、薬に加えて朝・昼は野菜中心の病院食の
様なメニュー、昼も前日の残り物で弁当、という感じに激変してしまいました。



「逆流性食道炎治療のためには、結局薬を飲み続けるしかないのか?」
と諦めそうになったこともありましたが、何度も違う病院に足を
運んで診てもらうということを続けました。











こんにちは、佐藤真二です。



今朝、メールソフトを立ち上げたらとっても驚きました。



昨日の私からのメールの最後に、



「逆流性食道炎の症状は、どの程度発生していますか?」
「あなたにとって、逆流性食道炎はどんなイライラを持たらせていますか?」
「あなたは逆食を改善して、どんなライフスタイルを築きたいでしょうか?」



という様な質問を入れさせて頂いたのですが、何人もの方から
お返事をいただいたのです。



私自身は、「みんなお仕事等でお忙しいだろうな・・・」と
遠慮していた事もあって、軽く質問形式程度にとどめていたのです。



そんな中、ご返信をいただいた方ありがとうございます。
ご返信出来なかった方も、特に気にしないでくださいね^^



皆さんのペースで、このプログラムを進めていただいて大丈夫ですので。



さて、Iさんという方を少しご紹介します。



>佐藤さんへ
>こんにちは、Iです。
>メールありがとうございます。
>私は今自分自身を、逆流性食道炎ではないかと疑っています。

       ~途中省略~

>ここ1カ月ほど、ゲップと胃もたれに悩まされています。
>以前は、脂っこい焼き肉等を食べた夜の翌日に
>胃が重たかった程度なのですが、ここ最近はひどいんです。


>終日、みぞおちの辺りに違和感があり、
>正直、食事が楽しめません
>胃腸薬を飲んだ時はましになるのですが、
>また、日付が変わると元に戻るのです


>何とかしたいので、これからのメールに期待しています。



Iさん、大変な中ご返信ありがとうございました。



私はこれまで、100人以上の方と逆流性食道炎の事で相談を受けてきました。



その経験で言うと、Iさんは初期段階でご相談をいただく典型的な例です。



そして今日、「あなたにお伝えをしたい事は、この
初期段階で早く手を打ってほしい」、ということなのです。



というのも”逆流性食道炎”自体は、実は根本的な原因を
改善するという薬はなく、病院で処方されるのも
胃酸を抑えたり、中和するにすぎない効能なのです。



そして、放置をすると逆流性食道炎が引き起こす”悪影響”が
より事態を深刻化させていきます。



Iさんを例に上げさせていただきましたが、次の様な事が
あなたやご家族に発生していると、危険な信号ではないでしょうか。



それは、



★食事のたびに、胃もたれや胸やけを起こしてしまう

★脂っこい料理を見るだけで、気持ち悪くなる時がある

★突然、苦い水がこみ上げ「オェ」とえずく事が多くなった

★人前で思わずゲップをしてしまう事があり恥ずかしい

★いつも炭酸飲料を飲み過ぎた時の様な、お腹の膨張感がある

★最近胃のあたりを、さすることがクセになっている

★喉に違和感があり、いつもヒリヒリして気持ち悪い

★なぜかズキンズキンと背中が痛くなることがある

★病院に行くのが面倒なので、市販の胃腸薬でしのいでいる

★寝ている時、気持ち悪くて起きてしまい熟睡できない

★終日何かしらの不快症状があり、仕事や家事に集中できない

★食事に誘われても、同じ物が食べられないので気が乗らない

★胃酸が逆流するせいで、口臭が気になって仕方がない




という様な内容です。



あなたは、当てはまった項目はありましたでしょうか?



私は、逆流性食道炎で悩み出して1年を経った頃は今振り返ると
全て当てはまっていました。



でも、ご安心くださいね



あなたと私は、こうして偶然にもインターネットで
知りあえる事が出来たのですから。。



しかも、あなたに代わってかなりの回り道をしてきましたので
どうすれば成功して、失敗するかもほぼ解明できたと思っています。



では、次回からはいよいよ具体的にどう行動すれば良いのかを
これまで、何度も検証してきた中でベストな順序でご紹介していきますね。



内容は、『結局、逆流性食道炎ってどんな症状?』
を予定しています。 












こんにちは、佐藤真二です。



最近でこそ、逆流性食道炎という病名も少しは知られる
様になってきました。



しかし、私が発症した8年以上も前では、
単なる暴飲暴食による、胃もたれとしてしか認知されて
いなかった事もかなり多かったんですよ。



そんな、逆流性食道炎ですが、
ここで、その症状についてお話ししますね。



●主な自覚症状


逆流性食道炎の代表的な自覚症状は、



・胸やけ

・呑酸(どんさん:すっぱい胃液が口やのどまで込み上げてくる症状)

・つかえ感


この3つです。



他にも、胸痛、上腹部痛、のどの違和感、慢性のせき、
ぜんそくに似た症状、などいろいろな症状を訴える場合がありますが
頻度としては、かなり少なくなります。



あなたは、どんな自覚症状がありますか?



では、胸焼けについてさらに詳しく見て行きましょう。



●胸やけとは?


胸やけは、逆流性食道炎の代表的な症状で、多くの人が訴えるものです。



胸やけの症状は、他の病気で感じることはあまりないのですが、
逆流性食道炎では、ほとんどの人が感じるものなのです。



このため胸やけは逆流性食道炎を診断する上で、
とても重要な症状であると言えます。



胸やけは医学的には「前胸部が下から上へ向かって熱く焼けるような感覚」
ということになります。英語では「heart burn」と言い、欧米の英語を母国語
とする人たちにとってはみんなが共通して理解できる表現のようです。



しかしこの症状をあらためて日本語で説明しようとすると、
人それぞれの表現になり「胸がチリチリと熱い」
「胸がキューと締めつけられて痛い」「胸が重苦しい」
「胸のあたりにイヤな感じがする」などいろいろです。



●呑酸(どんさん)とは?


呑酸とは「酸っぱいものが胸の上からのどの奥に込み上げてくる」
症状のことで、胸やけと同じように胃液の逆流からおこります。



のどの奥が焼けるようなとても不愉快な症状で、胸やけとは
区別されます。胸やけは逆流性食道炎以外の病気でもおこりますが、
呑酸は他の病気ではまず見られない症状なのです。



そのため逆流性食道炎の典型的な症状と言うことができ、
胸やけと呑酸の両方を訴える場合は逆流性食道炎の
可能性がとても高いと考えられます。



●つかえ感とは?


食べ物が胸のあたりでつかえて胃に入っていかないという
症状がみられることがありますが、これは正確には嚥下障害
(えんげしょうがい)と言い、何かしらの食道の病気が疑われる症状です。



逆流性食道炎では、食道に傷ができて炎症がおこっているので、
食道のはたらきがとても弱くなっています。
そして傷や炎症は、その臓器の機能を低下させます。



飲み込んだ食べ物を胃まで運ぶのが食道の仕事なのですが、
そのはたらきが弱くなり、食べ物を胃まで運びづらくて、
胸がつかえるような感じがするのです。



たとえ炎症が治まっても、その傷あとが縮んで食道が
せまくなってしまうことがあります。2㎝ほどの太さの
食道が数㎜以下になることも珍しくありません。



炎症が治まり、食道のはたらきが正常に戻っても、
食道のせまくなってしまったところを食べ物が通らず、つかえてしまいます。




以上が、逆流性食道炎の3大症状です。



かなり食べ過ぎた翌日は、誰でも胃が重たいという事がありますが、
これが常日頃から、



・胸やけ

・呑酸(どんさん:すっぱい胃液が口やのどまで込み上げてくる症状)

・つかえ感



といったいずれかの症状を感じられていたら、逆流性食道炎の
可能性はかなり高いと言えるでしょう。



次回は、『逆流性食道炎のメカニズムを知ると不安も軽減します』について書きます。 










こんにちは、佐藤真二です。



今日は、逆流性食道炎の仕組みについてご紹介したいと思います。



「そんな事言わずに、手っ取り早く効果のある方法を教えてよ!」



という事をお思いの方も、いらっしゃるかもしれませんが、
手っ取り早い方法(薬など)は、結構その場しのぎの対策というのが多いです。



ですので、あなたには根本的な改善方法を
ご理解いただきたいのでこういった内容からになります。



病気のメカニズム組みを知る事で、知らない事で色々膨れ上がりがちな
不安の塊が小さくなる場合もありますので、ぜひ最後までお読みください。



●逆流性食道炎が発症するための条件



逆流性食道炎は3つの条件が重なる事で引き起こされています。



まず、胃が元気で、胃液をたくさんつくれること。
胃が、強い酸性の胃液をつくれなければ、
逆流性食道炎になることはまずありません。



もうひとつは、胃液の逆流を防ぐはたらきに異常があること。



胃と食道のさかい目には、下部食道括約筋部
(かぶしょくどうかつやくきんぶ)と呼ばれる
ところがあり、胃液の逆流を防ぐはたらきをしています。



この部分は普段は強くしまっているのですが、
食べ物が通る時はゆるみ、つかえない仕組みになっています。



しかし下部食道括約筋部のしまりが弱くなり、
普段からゆるんでいると、胃の中のものが逆流
しやすくなってしまいます。



特に高齢の方は、下部食道括約筋部のしまりが
弱くなることがよくあります。



3つ目の条件は、食道から胃へ食べ物を運ぶ機能に障害があること。



食べ物が食道に入ると、食道の筋肉が動いて、
食べ物を胃へ運ぼうとします。
このはたらきを、ぜん動運動といいます。



ぜん動運動は、胃の中のものが逆流したときにもおこります。
逆流したものを胃に押し戻し、食道が胃液で傷つくことを防ぐのです。



また、だ液が出ることで、逆流した胃液を薄め、洗い流します。
ぜん動運動が弱まったり、だ液の分泌に異常があると、
逆流した胃液を押し戻したり、洗い流すことができなくなります。



すると、胃液は食道内に長くとどまり、食道を傷つけてしまうのです。



胃が胃液をたくさんつくれること、胃液の逆流を防ぐはたらきに
異常があること、食道から胃へ食べ物を運ぶ機能に障害があること、
この3つの条件がそろうと逆流性食道炎がおこるといえます。



このうち、胃液の逆流を防ぐはたらきの異常(下部食道括約筋部の障害)が、
逆流性食道炎をおこすいちばんの原因だと考えられています。



どうやら、単に胃酸を抑えたり中和するだけでは病状の
完治が難しいという事だけでもご理解いただけると嬉しいです。




次回は、『我慢すると大変です』をお送りします。