しばらくコロナの陰に隠れて鳴りを潜めていたインフルも、今シーズンは大流行でしたね。
 
同じ空間にいても、発症する人としない人がいるのは、「免疫」が関係しているということは聞いたことがあるかもしれません。
 
では、免疫ってなに?
免疫力って、上がったり下がったりするの?
 
ちょっと最近しっかり勉強したばかりなので、アウトプットさせてください。
 
 

 

 免疫とは

 

細菌やウイルスなどの外敵の侵入を防いだり、体内で発生した、害をもたらす細胞をやっつけたりする自己防衛機能のこと。

体内にはたくさんの免疫細胞が協力し合っていて、敵の侵入や有害化した細胞を常に監視し、撃退しています。

 

 

 

 免疫細胞の種類とはたらき

 

①自然免疫

 

外敵が侵入すると、もともと体内にいた細胞たちがまず戦いを挑みます。

この勇気ある細胞たちは、「敵を食べる」「敵の情報を仲間たちに伝える」という方法で食い止めようとがんばります。

 

 

②獲得免疫

 

生まれてからいろんな病気にかかることでその病気に対抗する力(抗体)をつけたり、ワクチンの接種をしたりすることで、後天的に高度な防御機能が味方につきます。

自然免疫から敵の情報を得た彼らは、防ぎきれなかった敵を確実にやっつけます。

また、敵の情報を記憶し、再び同じ敵が侵入しても即座に排除する力をつけます。

 

 

 

 免疫細胞が元気に働くために

 

免疫細胞たちは全身で監視・外敵の撃退活動をしていますが、たくさん生息する臓器があります。

それは、腸。

全身の免疫細胞の60~70%が小腸に集中していると言われます。

 

そのため、腸内環境が整っていると免疫細胞たちがしっかりと役割を果たしてくれるのです。

 

 

 

 

 腸内環境と免疫力の関係

 

腸の中には、1000種類、100兆個以上というとてもたくさんの腸内細菌が住んでいます。

腸内細菌は大きく分けると以下の3つに分けられます。

 

おねがい善玉菌(約20%)=わたしたちのからだにとってよい働きをする菌。乳酸菌・ビフィズス菌など

 

グラサン悪玉菌(約10%)=わたしたちのからだに有害な働きをする菌。大腸菌・ウェルシュ菌など

 

キョロキョロ日和見菌(約70%)=善玉菌と悪玉菌の勢力を見ながら優勢な方の味方をする菌。バクテロイデス菌など

 

善玉菌が増えれば腸内は健康、悪玉菌が増えれば腸内は乱れます。

乱れれば外敵の侵入や攻撃から守ってくれる免疫細胞の働きが弱まり、外敵にやっつけられてしまうかもしれません。

 

これが、「免疫力の低下」です。

 

全く同じ環境にいたのに感染症を発症する人と発症しない人がいるのは、免疫力の違いが一つの要因であると言えます。

 

発症しなかった人は善玉菌が優勢で日和見菌を味方につけ、腸内が整っていたため、免疫細胞たちが元気いっぱい働いてくれていた可能性があります。

 

これが「免疫力が高い」ということです。

 

 

 

 腸内環境を整え、免疫力を上げるために

 

 

善玉菌を増やすためには、善玉菌が喜ぶことをしてあげましょう。

 

 

①善玉菌の仲間や好物を食べる

 

〇発酵食品

 

乳酸菌やビフィズス菌が含まれているため、善玉菌の仲間を増やすことができる。

例)みそ、納豆、酢、ぬか漬け、キムチ、チーズ、ヨーグルトなど

 

〇食物繊維を多く含む食品

 

食物繊維は善玉菌の好物。悪玉菌や有害物質を体外へ排除する働きもある。

例)ごぼう、たけのこ、切干大根、さつまいも、ブロッコリー、里芋、きのこ、海藻類など

 

 

〇オリゴ糖を多く含む食品

 

オリゴ糖も善玉菌の好物。意識的にとって善玉菌を増やしましょう。

例)玉ねぎ、ごぼう、ねぎ、にんにく、アスパラガス、バナナ、大豆など

 

 

②自律神経の乱れを整える

 

〇睡眠不足の解消

 

睡眠不足になると自律神経が乱れ、腸の動きも乱れやすくなる。質の良い睡眠をしっかりとることが大事。

 

〇疲れやストレスの解消

 

自律神経の乱れの原因はからだと心の疲労もあります。

スマホの見過ぎによる眼精疲労や長時間労働、ストレスなどによる精神的な疲れを解消するよう心がけましょう。

 

 

③平熱を36.5℃くらいに

 

最近平熱が36℃を切る、いわゆる「低体温」の人が増えています。

免疫細胞が元気に働ける体温は36.5℃。

そこから1℃上がると免疫力が最大5~6倍上がり、逆に1℃下がると免疫力が30%落ちると言われています。

病気になって発熱するのは、体温が上がることで免疫細胞をより元気にして、病原菌と戦ってもらうためなのですね。

 

37℃以上になってしまうと他の症状もきつくなるので避けたいです。

従って免疫細胞が元気に働く36.5℃くらいを保てるからだにしておきたいものです。

 

〇適度な運動

 

適度に運動することで、血行が良くなり筋肉量が増え、熱をたくさん作り出します。

 

〇入浴

 

シャワーだけで済ませずゆっくり湯船につかることで深部から体温が上がります。リラックス効果も得られ良い睡眠がとれます。

 

〇朝食をとる

 

目覚めたときは体温が下がっている状態です。活動を始めると体温が上がりますが、活動するためのエネルギーを得るのには食事が不可欠。

食事をして胃腸が動くことでも体温が上がります。

朝食は必ずとりましょう。

 

右矢印朝食が食べられない選手は・・・・

 

 

 

 

免疫細胞にがんばってもらうためには、しっかり食べて、動いて、しっかり休むことが大事なのですね。

 

免疫力を上げて、病気に負けない!!からだをつくりましょう炎

 



 

 

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【プロフィール】加藤 扶美(ふみ)
【資格・経歴】
元小学校教諭(中学校・高校保健体育教員免許あり)
調理師(5年間飲食店勤務)
アスリートフードマイスター1級(静岡県で3人)
健康食アドバイザー
生活習慣病予防アドバイザー
ジュニア食育マイスター
アスリート料理アドバンスプランナー
身体に優しいアスリート料理認定講師
身体に優しいアスリート料理認定教室


【活動実績】
静岡県内強豪高校サッカーチーム栄養サポートスタッフ

静岡大学サッカー部チームサポート
静岡市・藤枝市・牧之原市等小中学校食育セミナー講師
J-STAR SPORTS FESTIVAL2019 「アスリートフード講座」講師
藤枝市生涯学習講座「時短・簡単バランス料理」講師
静岡市・藤枝市小学生サッカーチームセミナー講師

アスリートパーソナルサポート:
大学生フィギュアスケート(女子)
大学生・高校生器械体操(女子)
高校生やり投げ選手(女子)
高校生サッカー選手(男子)
二人のサッカー小僧たちを育てた母

 長男・二男とも静岡県内強豪校(二男は在学中)

 長男は関東大学リーグ一部蹴球部出身(日本代表選手、Jリーガー多数輩出)

【メディア】
SBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」出演
KMIX(FM静岡)「野菜をMOTTO presents おかえりマルシェ」出演