教員時代、子どもたちと一緒に給食を食べていて、とても気になることがありました。
それは
「ばっかり食べ」。
特に、おかずを先に食べきってしまい、ごはんだけが残るという子が多くいたように思います。
困った子どもたちは
「ごはんを生で食べられないから、ふりかけが欲しい」
と言うのです。
え?
ごはんは生ではないよ。火を通してあります。
ちなみにソフト麺でソースの量が足りないときや、パンでつけるもの(ジャムなど)が出ないとき
「生では食べられない」と言います・・・。
「生」の意味が分かってないんだね
そうなんです。ごはんやパン、麺そのものにしっかり味を付けないと、主食が進まないのです
じゃあ、おかずは何?
昔から日本は、主食・主菜・副菜(汁物)を均等に少しずつ食べ進めていく食べ方=三角食べを勧められてきました。
三角食べのメリット
〇「口内調味」ができる
ごはんとおかずを口の中で混ぜ合わせて食べることで、口の中で味付けの濃さを調整することができます。
口の中に残る汁やおかずの味でごはんを味付けし、そのたびに違ったおいしさを味わえ、味の深みや幅を広げられて味覚を養います。
〇消化を助け、脳を活性化させる
口内調味で味わいながら食べると、時間をかけしっかり噛むことになり、消化はよくなります。
よく噛むということは、脳への刺激が増して脳の働きもよくなります。
また、歯の健康にもつながります。
〇バランスよく栄養が摂れる
1種類のおかずだけを食べていて満腹になってくると、ほかのものが食べられないということがあります。
当然、残してしまったものから摂れるはずだった栄養素が摂れず、バランスが崩れます。
いろんなおかず、ごはんを少しずつ食べることで、まんべんなく栄養がとれることなるのです。
最近は「糖質オフ」や「ベジファースト」の観点から、三角食べは必ずしも良いものではないと言われるようになってきました。
もちろん、運動習慣がなく、生活習慣病の心配がある大人はそれも一理あると思います。
野菜や食物繊維の多い食品を先に食べることで、血糖値の急激な上昇を防いだり、ごはんや脂質の多いおかずの食べ過ぎを防いだりするメリットがあるからです。
でも、少なくとも成長期にある子どもや、日ごろ運動をしているアスリートには、三角食べを全力で勧めたい
先にも述べた通り、三角食べをすることによって、まんべんなく栄養素を摂取できます。
成長期の子どもやアスリートにとって、
・しっかりエネルギーを確保する
・その日の疲れをその日のうちにとる
・運動して傷ついた筋肉を補修する
ためには、いろいろな食材からバランスよく栄養素をとることが大事です。
ですから、「ばっかり食べ」を続けていることで残してしまう食材から栄養素がとれないということは、成長のチャンスやパフォーマンスアップのチャンスを自ら逃していることになるのですよ
もったいなっ
三角食べのやり方
っていっても、簡単ですよね。
主菜⇒ごはん⇒汁物⇒ごはん⇒副菜⇒ごはん・・・というように、おかずを食べたらごはんに戻ってみることです。
我が家の二男はやはり三角食べが苦手ですが、最近体脂肪率が気になりだし、たんぱく質の摂取量を調整しているため、特に主菜を食べたら必ずごはんに戻るように気を付けています(たぶん)。
こうして食べていると、出された量や内容が正しければ、すべてのものがちょうどよく食べ終わるはずです。
二男が三角食べを練習中であることをインスタに上げたら、二男のチームメイトから
こんなメッセージが届きました。
かわいい~~~~
みんな、パフォーマンスアップのために頑張っているんだよね~
こういう選手に出会うと、全力で応援したくなります。
「いつでも遊びにおいで。特訓します」と返信しました(笑)
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