皆様、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
この年末年始は、家族が入院していることもあって、ゆっくり休むということは全くできず、何かと忙しくしているうちに終わってしまいそうなのですが、そんな中でもしっかり時間を取って、ホロストフスキーのビデオを見て癒されておりました
昨年11月にロシアでTV放送されたのが、2010年12月に行われた"Hvorostovsky and Friends"。
この時のゲストは、シウリナとカストロノーヴォ夫妻。
当時も既にビデオが流出していて、こちらとこちらで記事にしていますが、今回のTV放送分もYTに上がっています。
いつもロシアのTVでのコンサート放送は、カットされて放送されることが多いので、今回も何曲かはカットされているかもしれませんが、ホロストフスキーが歌っていた曲目は以下の通りです。
1.ビゼー:「真珠とり」から二重唱「神殿の奥深く」
2.チャイコフスキー:「エフゲニー・オネーギン」から決闘前の二重唱
3.チャイコフスキー:「スペードの女王」より「あなたを愛しています」
4.ドニゼッティ:「ファヴォリータ」より「来たれ、レオノーラ」
5.ロッシーニ:「セビリアの理髪師」より二重唱"Dunque io son... tu non m'inganni?"
6.ロッシーニ:「セビリアの理髪師」より二重唱" All'idea di quel metallo"
7.ロッシーニ:「セビリアの理髪師」より三重唱"Ah! qual colpo inaspettato"
共演者に合わせたのか、彼にしては珍しいプログラム。
どれもコンサートではよく歌っていますが、「真珠とり」も「ファヴォリータ」も「セビリアの理髪師」も、彼の得意なレパートリーとは言えませんから
でも、普段シリアスで怖い役柄が多い彼なので、「セビリア~」のフィガロのような役はすごく楽しそうに歌っていて、見ているこちらも何度も笑ってしまいました
おふざけは好きな人ですし、シリアスなオペラでも、楽日には何かしらイタズラを仕掛けてくるらしいので、意外とコメディもいいと思うんですけどね。
イメージないのかなぁ?
ここでもロジーナのシウリナちゃんに、いらんことばっかりしてます
ま、ベルカントをやるには声質が違うかもしれませんけど
しかし、このコンサートのDimaカッコいいなぁ~
やっぱり髪はこれぐらいの長さがいいよぉ~。