Hvorostovsky and Friends Concertのネタ、まだ続きます♪
今回は、久しぶりにホロストフスキーのフィガロ(「セビリアの理髪師」から)が聴ける珍しいビデオをご紹介。
まず、シウリーナ扮するロジーナとの二重唱。
そして、カストロノーヴォ扮するアルマヴィーヴァ伯爵との二重唱。
最後は2幕の三重唱。
マイク使ってますし、隠し撮りのようですし、歌唱テクニックについて細かいことはわかりませんが、どちらかと言うとシリアスなレパートリーが多いホロストフスキーが、こんなに楽しくフィガロを演じることができるなんて嬉しい驚きでした。
ロジーナとの二重唱はスミ・ジョーとのコンサートでも歌っており、You Tubeにもupされていますが、彼女との共演よりも、今回のシウリナとのほうがホロストフスキーの演技が生き生きとしていて、彼自身とても楽しんでいるように見えました。
笑わせてもらったのは伯爵との二重唱。
ホロストフスキー、ちょっと張り切りすぎ
でも、お金を手にする度に喜ぶ顔がカワイイ~
あれ、1000ルーブル紙幣かな?と思ったのですがいかがでしょう?
三重唱でもお得意の小芝居炸裂してましたね~。
完全にシウリナ&カストロノーヴォ夫妻のお邪魔虫状態(笑)
実際のオペラでフィガロを歌うにはもう声が重すぎるかなとも思いますが(アジリタも苦手そうだし)、彼にこんなコメディセンスがあったのか~と、新たな発見をさせてもらうことができました。
共演者に関して言わせてもらうと、シウリナは元々好きな歌手の一人でしたがやっぱりいいですね~
この「セビリアの理髪師・シリーズ」では、彼女が一番安定していたのではないでしょうか。
歌唱テクニックはもちろんのこと、演技が本当にチャーミング!
赤いドレスがピッタリ似合っていてキュートでした
カストロノーヴォは今回初めて聴かせてもらいました。
まだ荒削りだな~とは思いますが、声そのものは私は好きなタイプです。
ルックスも悪くないですし、今後化けると面白い存在になるのではないでしょうか。
ちょっと期待したいですね♪