Hvorostovsky and Friends Concert | Добро пожаловать!

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ありがとう、Dima
あなたの歌は永遠です

毎年12月に恒例になりつつある“Hvorostovsky and Friends Concert”ですが、今年はシウリナ&カストロノーヴォ夫妻との共演です。

既に12/10のモスクワ、12/13のサンクトペテルブルクのコンサートが終わっていますが、そのペテルブルクのコンサートから珍しい曲がYou Tubeにupされていました。
「エフゲニー・オネーギン」から決闘シーンの二重唱です!


カストロノーヴォはアメリカ人だったと思うのですが、よくこれを歌ってくれました。
彼のオフィシャルサイトをチェックしたところ、レンスキーはレパートリーには入ってませんでしたから、奥様にロシア語の猛特訓をしてもらったのかな?

見た目はレンスキーに合ってると思いますし、なかなかいい感じでした。

この二重唱、演技が制限されるコンサート形式で歌うのは難しいでしょうね。
ピストルを撃つこともできないし、倒れることもできないんですもの。
でも、2人ともいい演技してました!パチパチ

ホロストフスキーは登場してきた途端、客席から拍手が起きてました。
ビックリしましたが、ファンとしては嬉しかったりもします笑1

彼のオネーギンについて、今さら何が言えましょう!
マイクを使っているのが本当に惜しい!
マイクを通さなければ、もっともっと低音の響きを堪能できたことでしょう。

歌いまわし、演技、全てが自然に流れていて無駄がない。
余計なことをしなくても、彼の中にオネーギンがしみついているって感じです。

「オネーギン」が好きな方でしたら、皆さんこの二重唱は大好きだと思うのですが、私も例にもれず。
胸が締め付けられるような辛い場面なんですけどねううっ...

印象的だったのは、後ろで演奏しているオケの皆さん。
自分が演奏してない時、真剣な表情で歌手(ホロストフスキーのほうか?)を見つめている人がちらほら。

やっぱりホロストフスキーのオネーギンは他の追随を許さない!
そんな思いを強くしたビデオクリップでした。
惚れ直した~ハート ピンク