今年で8年。
11月22日はDimaが旅立った日。
2年前の命日から始めた、Dimaの活動を振り返る企画。
今年は第3回。
予定では2000年以降の活動を振り返るつもりだったのですが、昨年の第2回が長すぎて5年分までしか書けなかったので、今年は続きの1996年~1999年までを振り返ります!
第3回【1990年以降~活躍の場は世界へ…スターバリトンになるまで②】です。
第1回【幼少期からクラスノヤルスク時代、そしでカーディフ優勝まで】はこちら
第2回【1990年以降~活躍の場は世界へ…スターバリトンになるまで①】はこちら
※ブログ内でAmazonなどのリンクは貼っておりません。ご了承ください![]()
1996年
1~2月 シカゴ・リリックで「ファウスト」に出演!
ファウストはリチャード・リーチ、マルグリートはルネ・フレミング、そしてメフィストはサミュエル・レイミー!という、なかなか豪華なキャスティングでした。
ちなみに1997年3月にはMETでも「ファウスト」に出演していますが、プロダクションは違うものの、主要キャストはこのシカゴと全く同じだったようです。
そして、意外にも(?)この時の舞台はYouTubeにもアップされています!
こちら👇はヴァランタンのアリア。カデンツァは後年のように上げてはいません。
Dimaはまだこの時33歳ですが、既にスターの風格が漂っています。
(※タイトルに1994とありますが、1994年にはシカゴで「ファウスト」に出演していないので、この映像は1996年のものだと思います)
更に音声のみになりますが、全曲の録音もアップされています。
全部で5つのファイルに分かれており、こちらから再生リストがご覧いただけます。
11月、サンクトペテルブルク室内合唱団とのツアー
Dimaのレパートリーの一つにロシアの教会音楽があります。
CDもこれら
がリリースされています。
11月10日からクレイトン州立大学のスパイヴィーホール、ワシントン大聖堂、NYのアリスタリーホール、シカゴのオーケストラホールの4都市で公演を行いました。
こちら
は、おそらくその時期に撮影されたものではないかと思うのですが、こんな感じのコンサートだったようです。
Dimaの最後のHigh A、圧巻です!
1997年
この年はリサイタルやコンサートが多く、オペラの出演は少なめ。
中でもボロディナとは春にベルリン、アムステルダム、ロッテルダム、夏にはサンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ、ブエノス・アイレスで大規模なコンサートツアーを行なったようです。
7月 クラスノヤルスクでリサイタル!
7月10,13日に故郷クラスノヤルスクでリサイタルを行っており、これはYouTubeにも全編アップされています。
全部で20のファイルに分かれており、こちらから再生リストがご覧いただけます。
ただ、10日と13日の内容がごちゃ混ぜになっているようで、プログラム順ではないように思います![]()
ま、見られるだけでもありがたいですが![]()
12月 コロン劇場で「エフゲニー・オネーギン」に出演!
ブエノス・アイレスでオネーギン?なんか不思議な感じですが、なんとこれ!映像が存在します!
実は私が持っていたので😅、YouTubeにアップさせていただきました![]()
タチヤーナはピエチョンカ、レンスキーはガルージンです。
ピエチョンカさん、なかなか大きい方なので迫力ありますが…![]()
演出はスタンダードな美しい舞台です✨
1998年
7月 ラノディエール音楽祭に出演!
こちらはしっかりDVD化されているコンサートです!
YouTubeにもアップされています。こちらから再生リストがご覧いただけます。
DVDのジャケ写はこんな感じ![]()
ラノディエール音楽祭は、7月上旬から8月上旬までカナダ・ケベック州郊外で行われる、カナダ最大の音楽祭とのこと。
円形の野外劇場は屋根付きの座席が2,000席、その後ろの芝生に6,000人収容できるそうです。
(※月刊音楽祭より引用)
このコンサートのDimaは本当に楽しそうなので、見ているこちらもつい微笑んでしまいます![]()
夏の野外だから暑かったのか、後半からは上着を脱いでベスト姿で歌ってます(笑)
ノリノリのフィガロを載せておきますねー♫
舞台袖から登場し、手をこすり合わせてる姿が「さぁ!いっちょやりますか!」って感じに見えて笑える~![]()
1999年
2月 ジュネーヴ大劇場で「ドン・ジョヴァンニ」に出演!
こちらは音源は出ていないと思うのですが、写真はなぜか大量にアップされています。
ただ、多くが遠くから撮影したのか、ピントがややボケた感じになっており残念![]()
これ
が一番大きくはっきり写ってるかな?
なんか憎めない可愛いドンジョですね![]()
ちなみに、2度目の奥様フローレンスさんとは、この時の「ドン・ジョヴァンニ」で知り合ったと言われています。
フローレンスさんはエルヴィラの侍女役(コーラスの一員との説もあり)だったそうです。
3~4月 METで「スペードの女王」に再び出演!
DimaのMETデビューとなった「スペードの女王」ですが、1995年に続き1999年にも出演!
そして、こちらはTV放送され、映像が残りました!🙌
ゲルマンをドミンゴ、リーザをゴルチャコーワ、ポリーナをボロディナが演じ、指揮はゲルギエフという豪華版✨
カツラが違和感ありありですが😅、歌は素晴らしい!👏
5月 ウィーンで「セビリアの理髪師」と「ドン・カルロ」に出演!
1996年にもウィーンで「セビリアの理髪師」に出演していますが、1999年の舞台はPVが出ているのでそちらをご紹介します。
アルマヴィーヴァ伯爵はミヒャエル・シャーデ、ロジーナはジェニファー・ラーモアです。
そして、同じく5月のウィーンで出演した「ドン・カルロ」には、なんと!あのギャウロフ様がフィリッポ役でご出演!
Dimaはギャウロフ様と共演していたんです‼
証拠写真!(笑)![]()
そのほかの共演者はエボリのウルマーナぐらいしか私は存じ上げないのですが、ギャウロフ様が出ているということは、ほかにも大御所がいそう?
ちなみにカルロはKeith Ikaria-Purdy、大審問官はEgils Silins、エリザベッタはMiriam Gauciです。
ご存知の方いらっしゃいましたら教えてください![]()
11月14日 タッカー・ガラに出演!
1991年(29歳!)にパヴァロッティとのデュエットで鮮烈なデビューを飾ったタッカー・ガラ。
3度目のこの年はなんと!アンジェリカ・キルヒシュラガーとのデュエットで「ドン・ジョヴァンニ」の"お手をどうぞ"、サミュエル・レイミーとのデュエットで「清教徒」の"Suoni la tromba"、そして、「椿姫」から2幕2場のフィナーレの3曲に出演しました!
では豪華な「椿姫」のフィナーレをどうぞ!(これ、ゲオさんのアカウントやん!
)
タッカー・ガラデビューから8年…すっかり貫禄が出てますね(笑)
11~12月 METで「愛の妙薬」に出演!
もしかしたら、これはDima本人は触れてほしくない話題かもしれませんが…。
先ほどのタッカー・ガラでのゲオルギュー、アラーニャとの共演そのまま、2週間後にはMETの「愛の妙薬」で再共演。
Dimaはインタビューでこの時のことを"Terrible!"と何度も言っていたので、思い出したくない舞台なのかも?
残念ながら、録音は今のところ見つかっていません…![]()
さて、今回はここまで。
2000年までまとめるつもりでしたが、2000年のデータベースを見てるとどれもこれも取り上げたいものばかりでしたので、来年にまわすことにいたします🙇
Dimaの約27年間の活動を4回でまとめるのは、土台無理な話でしたね![]()
ではまた来年の11月22日に!
お付き合いいただけたら幸いです。

























