本来は、6月15日(土)に日帰りで「伊予灘ものがたり」に乗る予定でした。
ところが翌日も休みになりましたので、他の観光列車に乗って帰ることにしました。
「志国土佐時代の夜明けのものがたり」と「四国まんなか千年ものがたり」の2本に乗ります。
【1】「しおかぜ」で松山を離れる
翌日の「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗るために、松山から高知に向かいます。
直通バスが安いものの、今回はグリーン車乗り放題の「バースデーきっぷ」利用です。当然「しおかぜ」&「南風」のグリーン車利用です。
グリーン車は3列座席です。
ただ、やや古い車体で、充電もできないのは少し物足りないです。
(追加料金なしで激安で乗ってるからバチ当たるかな)
【2】高知泊から丸亀泊に
当初は、愛媛・松山で「伊予灘ものがたり」を降りて、その日のうちに高知入りする予定でした。
松山18:39→(しおかぜ30号)→多度津20:42
多度津20:59→(南風25号)→高知22:47
ところが、高知中心部のホテルが、軒並み満室なのです。
空いている!と思ったらビジネスホテルのシングルルームで12000円超え。
やむを得ず、空室がある丸亀に泊まることにしました。
乗り放題のフリー切符なら、安い場所で泊まるのは基本です。
松山18:39→(しおかぜ30号)→丸亀20:47
丸亀7:51→(南風1号)→高知9:39
【3】東横イン丸亀駅前
泊まったのは、東横イン丸亀駅前です。
ホントは6000円以内に抑えたかったのですが、高知で14000円とか17000円を見た直後でしたから、7900円は非常に安く感じました。
ベットは広く、清潔で、快適でした。
唯一シャワー(風呂)のお湯が、すぐ冷たい温度に戻るのが唯一の難でした。
乗り鉄をしていると不足するスープと野菜を中心に、朝食をいただきました。
ちなみに、隣の部屋は私と同じ「伊予灘ものがたり」の大ファンの方でした。
【4】南風1号
丸亀から高知まで「南風1号」のグリーン車です。
「しおかぜ」と違って、新型の気動車です。
大きくリクライニングしますし、充電用コンセントもあります。
非常にゆったりしています。
これはグリーン料金を払っても乗る価値があります。
【5】夜明けに乗車
いよいよ高知駅から、「志国土佐時代の夜明けのものがたり」に乗ります。
10:02発の「立志の抄」です。
駅の北側からは、お手振りをしてくれる方がいました。
3月のダイヤ改正から、北側からのお手振りとなりました。
【6】日下駅で歓迎
下り「立志の抄」は、日高村にある日下(くさか)駅に停車します。
3月から、ホームに降りることができます。
新しい駅舎で歓迎してもらえます。
地元産のお茶をいただきました。
嬉しいです。
なぜか待合室にNゲージの模型が。
南風5両編成です。
トマトジャム、お茶、グッズなどを販売しています。
私が買ったのは、「日下駅開業100周年記念」のすまいるえきちゃんクリアファイルです。
高くない300円の品なのに、しっかりした紙袋に入れてくれました。
旗やメッセージを掲げて、見送ってくれました。
4月の日下駅おもてなしはこちら↓
日下駅でお手振りする側に回った話はこちら↓
【7】安和駅で鮮やかな花
海が間近に迫る安和(あわ)駅では、ホームに降りることができます。
驚いたのは、美しい花が咲いていることです。
赤い花、黄色い花、鮮やかな彩りです。
これ、かなりの手間がかかるのは素人でも想像がつきます。
観光列車で降り立った乗客のために、育ててくれたのですね。
ポストカード、はちみつ、おかし等の販売がありました。
【8】いろんな場所で
この他にも、いろいろな場所からお手振りしていただきました。
仁淀川の土手や、日高村の踏切。
そして、途中の駅からも、いつもの方々から手を振っていただきました。
【9】車内販売
車内のカウンターで、飲み物を注文することができます。
まず頼んだのは、梅酒ソーダ割700円。
一番乗りして、お酒をゲット。
そういえばまだ10時半、午前中からアルコールです。
バニラアイス、そしてアイスコーヒーです。
【10】土佐久礼駅折り返し
3月のダイヤ改正から、土佐久礼(とさくれ)駅で折り返しをする鉄道ファンが増えたようです。
1日で2種類の「ものがたり列車」に乗るには、「夜明けのものがたり」を土佐久礼駅で降りて、すぐ折り返せば大歩危から「千年ものがたり」に乗る接続となりました。
窪川でもお手振りしたいし、「開花の抄」の土佐久礼でふわふわ天を買いたいのもありますが、2種類に乗れるなら、土佐久礼折り返しとなります。
●今までの「夜明けのものがたり」の記事はこちら↓
●この前の日の「伊予灘ものがたり」の記事はこちら↓