「伊予灘ものがたり」に、7か月ぶりに乗車しました。
来月2024年7月26日で、運行開始10周年を迎えるJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」。
この10年で38回松山に飛んで、101本乗車しました。ほぼ3か月に1回、乗りに行っているペースです。
この間、半年間全く乗らなかったのは、今回を含めて3回だけ。
久々の乗車となりました。
【1】10時打ちに挑む
半年以上乗らなかったのは、計画が立てにくかったからです。
現在の私は土曜の午前中と、日曜の夜が仕事です。
千葉県民の私が四国に飛ぶのは、困難です。
そんな時、6月15日(土)の仕事が休みになりましたので、1か月前の発売時刻に発券してもらう「10時打ち」に臨みました。
今回はというと・・・
2枚とも最高の席が確保できました。2号車1番A席です。
海側を向いた1席だけ離れた広々とした席なのです。
(2号車1番A席は一番手前の席↓)
10時打ちで満席・玉砕も何度か経験していますから、座席の位置を選ぶ余裕はありません。
何も指定しないで、座席の確保が最優先でした。
席が確保できてすぐ、安いLCCジェットスターの日帰り往復を手配しました。
成田空港~松山空港が往復で12000円。1か月前だとかなり安いです。
【2】翌日の日曜も休みに~「バースデー切符」が使える
6月15日だけの日帰りを予定していましたが、何と翌日の6月16日(日)も仕事が休みになりました。
だったら、2日とも四国の「ものがたり列車」に乗りまくろう!と決めました。
運よく、私は6月生まれ。
バースデー切符15000円で、2日間乗りまくることにしました。
2日目に私が乗る「志国土佐時代の夜明けのものがたり」と「四国まんなか千年ものがたり」は、この日は運良く席に余裕があったため、四国に着いてから購入するので間に合いました。(急な仕事が入る可能性もあったので、JR四国ツアー(公式ホームページ)からの指定券の郵送はお願いしませんでした)
JR四国の観光列車の座席の有無を調べられる「JR四国営業部」のツイート(ポスト)、けっこう使えます。
【3】ジェットスターで松山へ
成田空港から松山に飛びます。
松山空港到着予定時刻は10:05、機体から降りたのは10:12です。
以前、12分早く到着して、1本前の伊予灘ものがたりに乗れた「奇跡」も起きました。
もちろん、今回は起こりませんでした。
それにしても、松山空港からJR松山駅までのバス700円は高いなあ。
やや遠回りの路線バスだと460円なんですけど。
松山駅から乗車する「伊予灘ものがたり・八幡浜編」発車の13:31まで2時間半以上あります。
そこで、窓口で「バースデー切符」の購入、指定券の確保をしたあとに、2つのことをしました。
【4】カレーショップ「デリー」
松山駅の駅舎の中に、カレーショップ「デリー」が営業しています。
JR松山駅は、松山市の中心部から離れていて、飲食店は案外少ないのです。
男一人で入りやすい「デリー」は、今まで10回以上利用しました。
この秋に松山駅が高架になって生まれ変わったら、もう食べられなくなりそうです。
(店員さんに確認しようかなと思いましたが、11時開店まもなく満席になって、聞けませんでした)
頼んだのは「焼豚玉子カレー」880円です。
美味いですよ。病みつきになります。
もう一度食べられて良かったです。
【5】坂の上の雲ミュージアム
私が松山に行くと、観光ナシで「伊予灘ものがたり」に乗ります。
ただ、最初だけは松山城にのぼり、坂の上の雲ミュージアム↓に入ったのです。
久々に来て良かったです。係員さんたち、すごく親切でした。
ポケモンGOでギフトをゲットしようと、時間をかけてしまったため、松山城にはのぼれませんでした(T_T)。
【6】八幡浜編に乗車
久々に「伊予灘ものがたり」に乗ります。
発車する松山駅は、飽きに新駅舎になりますが、まだ従来のままです。
5月に大宮の鉄道博物館に来てくれたアテンダントさんにも挨拶して、乗り込みました。
13:31松山駅を発車。下灘、伊予大洲を経由して、八幡浜に向かいます。
久しぶりに帰ってきた懐かしい車内です。
ちなみに、バースデー切符で乗車しましたので、こちら↑も有難く頂戴しました。
【7】下灘商店
この日は、あいにくの曇り空。
青空と青い海は、眺めることはできません。
この下灘駅の駅舎の中に、新しく店が開店しました。
「下灘商店」です。
タオルなどのグッズと、一部飲食物が販売されています。
利用しに出かける際は、営業時間に注意です。
下灘駅には、20万人乗車をお祝いするボードがありました。
そして、何種類かの注意書きも。
4か国語で書かれています。
遠くからでもホームに座る人を目視した運転士は、緊急停車をします。
列車が来たらどけばよい、という感覚の人がいるようです。
【8】2号車1番A席
今回は2本とも、1号車2号車で最高の広い席が確保できました。
テーブルが広く使え、大きな荷物も置きやすい席です。
更に、すぐ隣がモニター画面ですので、普段は前面展望の画像も楽しめます。
もうそろそろお手振りスポットかな、という確かめもしやすいです。
喜多灘駅の境界の絵も、画面でよく見えます。
(日によっては、10時打ちでも満席で取れないことがありますから、席を指定して狙いすぎるのも考えものです)
食事、沿線からの歓迎など、続きは次回。
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